Netflix(ネットフリックス)に、宇宙を背景とするKコンテンツが上陸。俳優のコン・ユ、ペ・ドゥナなど、華麗な出演俳優はもちろん、チョン・ウソンが制作者として参加し、一層大衆の関心を集めた『静かなる海』が、いよいよ公開となる。
Netflix(ネットフリックス)に、宇宙を背景とするKコンテンツが上陸する。俳優のコン・ユ、ペ・ドゥナなど、華麗な出演俳優はもちろん、チョン・ウソンが制作者として参加し、一層大衆の関心を集めた『静かなる海』が、いよいよ公開となる。
12月22日午前、Netflixシリーズ『静かなる海』の制作発表会が、オンライン生中継で行われた。制作発表会には、チェ・ハンヨンプロデューサー(PD)をはじめ、ペ・ドゥナ、コン・ユ、イ・ジュン、制作者として参加したチョン・ウソンが出席した。
『静かなる海』は、必須資源の枯渇で荒廃した近未来の地球を背景に、特殊任務を受けて月に捨てられた研究基地に向かった、精鋭隊員たちの物語を描いたNetflixシリーズ。演出を担当した、チェ・ハンヨンPDの卒業作品だった同名短編映画を原作としている。
チェ・ハンヨンPDは「当時も宇宙を題材とした映画はありましたが、月を題材にする映画はあまりありませんでした。月と地球は近いのに、知っている情報があまりないんです。そんなところに魅力を感じ、作品を作りました」と明かした。
また「短編映画からNetflixシリーズになり、より壮大な話が作れると思いました。ただ隊員たちの生存だけではなく、地球が資源不足という環境を見せて、地球と人類の生存という題材に拡大できるのではないかと考えました」と回想する。
主演の一人であるコン・ユは「僕の中で、ちょうどジャンルものに対する渇求がありました。本作のシナリオを読んだ時、“見つけた!”と叫びながら頭に感嘆符が10個くらい付きました。枠にとらわれない想像力や、独創的なテーマが気に入ったので、(出演を)ためらう理由がありませんでした」と話した。
自身が演じた役については「これまで多くの作品の中の僕のイメージが、ダンディーなキャラクターだったとしたら、1度もやったことのない役に挑戦しました。軍人出身というキャラクターなので、外見にも変化を与えました。その当時、多くの方が髪を切ったので、意見がまちまちだったと聞いています。コン・ユではなく、ハン・ユンジェのためのヘアスタイルでした。作品を観れば、きっと理解できると思います」と笑った。
ペ・ドゥナも、作品に魅了されたことが大きかったと言う。「韓国でSF映画、特に月に行く宇宙映画について、私が演じられるのか悩みました。『静かなる海』は、チェ・ハンヨンPDの卒業作品である短編映画がスタート地点であると知り、本当に驚きました。そんな方の作品なら、SF映画にも挑戦してみたいと思いました」と伝えた。
本作に、俳優としてでなく制作者として参加したチョン・ウソンは「『静かなる海』のユニークな設定に惹かれました。設定というものが、1つの映画の世界観を左右します。多くのSF映画がありますが、韓国でSF映画を制作することは考えられませんでした。この作品は、はっきりと韓国的なメッセージが盛り込めると思いました」と自信を見せる。
さらに「キャスティングも素晴らしくて、本当にうれしかったです。しかし、その分しっかりしたストーリーを構築しなければと、うれしさと胸の高鳴り、怖さが共存し続けていました。作品の完成後、出演陣が気に入るかどうかを慎重に尋ねてみましたが、みんなとても満足したようで感謝しています」と付け加えた。
最近『イカゲーム』『マイネーム:偽りと復讐』『地獄が呼んでいる』など、NetflixのKコンテンツが大きな注目を集めていることについては、「必ずしも、前作より多くの関心を集めなければいけないとは思っていません。プレッシャーはありますが、作品それぞれに世界観があり、それぞれに情緒があるんです。だから、過去のどんなに素晴らしい作品とも、比較することはできないと思います。課題があるとすれば、『静かなる海』の情緒が漂い、それが世界中の視聴者の共感をどれだけ引き出すことができるか、という点ですね」と見据えた。
『静かなる海』は、12月24日よりNetflixで公開される。
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コン・ユ
マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。
“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。
2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。
2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。
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