度重なる議論の中、放送をスタートしたJTBCドラマ『スノードロップ』が、早期放映終了(打ち切り)の危機に立たされている。主演を務めるチョン・ヘインは、過去に早期終映を経験しており、その心境が憂慮される。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

俳優のチョン・ヘインが、2度目のドラマ打ち切りの危機を迎えている。

『スノードロップ』は無事最後まで放送されるだろうか

JTBC『スノードロップ』は、無事に最後まで放送されるだろうか‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

チョン・ヘインは現在、BLACKPINK(ブラックピンク)ジスと共に主演を務めるJTBCドラマ、『スノードロップ(原題:雪降花)』に出演中。1987年のソウルを背景に、女子寮に血まみれで飛び込んできた名門大学生と、彼を匿って治療する女子大生の、切ない恋物語を描いた作品だ。

劇中彼は、名門大学の経済学部大学院生を名乗っているが、実は南派工作員というイム・スホを演じている。

しかし本作は、放送前から”歴史歪曲議論”に包まれるなど、前途多難な様相を見せ、放送後もその批判は鳴りやむどころか勢いを増すことに。

大統領府国民請願には”放送の中断を要求する”と申請され、現時点で28万人以上の同意を得ているという。その上、スポンサーも協賛を降りるなど、背を向け始めたため早期打ち切りが現実味を帯びて来た。

実はチョン・ヘイン、ドラマの早期打ち切り経験者なのは、ご存じだろうか。

2020年3月23日から放送が始まり、1カ月後の4月28日に12話で終映したtvNドラマ『半分の半分』がそれだ。

"メロ職人"の異名を持つチョン・ヘインの本領が発揮されると思われたが

“メロ職人”の異名を持つチョン・ヘインの本領が発揮されると思われたのだが‥。(画像出典:tvN)

『半分の半分』は、人工知能プログラマーのハウォン(チョン・ヘイン扮)と、録音エンジニアのソウ(チェ・スビン扮)がひょんなことから出会い、“1%の可能性”を信じて始まった大人の片思いを描いた物語。

“ロマンス職人”のチョン・ヘインと、爽やかな20代女性チェ・スビンを前面に出し、話題性は抜群だったのだが、ストーリー展開の遅さに視聴者がしびれを切らし離脱が続出、視聴率も下降の一途をたどり、予定より4話早く終映した。

(関連記事)‘半分の半分’視聴率完敗‥チョンヘインは’チョンヘイン’から脱皮できるのか

早期終映の痛みを乗り越え、チョン・ヘインは2021年、Netflix(ネットフリックス)シリーズ『D.P.-脱走兵調査官-』の成功で、再び人気を回復。

そして『D.P.』次期作として『スノードロップ』に出演を決めたが、現状は既報の通りだ。

12月16日、オンラインで行われた制作発表会では「チョ・ヒョンタク監督とご一緒したら、きっと幸せな現場になるだろうと信頼が持てたので、出演を決めた」と話していたチョン・ヘイン。

“2度目の打ち切り”は、是が非でも避けたいところだろう。

制作側は、世論で出来上がりつつある”歴史歪曲”を否定し放送継続を明言しているが、果たして‥。

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チョン・ヘイン

FNCエンターテインメント所属の俳優チョン・ヘイン。1988年4月1日生まれ。

2014年TV朝鮮ドラマ『百年の花嫁』で俳優デビュー。
デビュー前にはガールズグループAOAの『MOYA』のMVに出演したことがある。

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