ドラマに出演中の俳優たちが視聴者を掴むために掲げる”視聴率公約”。これをいまだに履行できないままでいる俳優のパク・ソジュン。もはや悩みの種(?)となってしまった公約内容とは。

12月に入りストーリーも佳境を迎えた韓国の秋ドラマ。ラストをどう飾るのかというストーリーの展開とともに人気の指標でもある視聴率も気になるところだ。
放送局だけでなく出演俳優たちも視聴率は気になるようで、韓国では俳優による「視聴率〇%を超えたら、△△します」といった”視聴率公約”がよく掲げられている。

先日もドラマ『ペントハウス』に出演している女優のキム・ソヨンが公約を履行し話題となった。
彼女が掲げた公約は、ラジオ番組に番宣で出演した際、「新ドラマの視聴率が15%を超えたらラジオ番組にピザを5枚ご馳走する」といったもの。

キム・ソヨンが出演するドラマ『ペントハウス』ポスター

ドラマ『ペントハウス』ポスター。キム・ソヨンは視聴率公約を履行した!(画像出典:SBS)

その後、ドラマの視聴率は15%を越え、公約履行となった。

同ラジオ番組は去る7日の放送で「キム・ソヨンさんが『ペントハウス』の視聴率が15%を超えればピザをご馳走すると話していたが、その公約を守ってくれた」とし「15%達成おめでとう」との内容を放送している。

晴れて公約を履行した俳優がいる一方で、”視聴率公約”を履行できずに悩みの種となっている俳優もいる。

韓国だけでなく世界を魅了したドラマ『梨泰院クラス』。
劇中、主人公のパク・セロイを演じたパク・ソジュンは、放送開始直後に「視聴率が10%を突破したら、ファンと一緒に屋台を開き、お酒を一杯飲む」と公約をしていた。

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『梨泰院クラス』は世界的に注目を集めたドラマ

世界的に注目を集めたドラマ『梨泰院クラス』(画像出典:Jtbc)

共感と感動を与える興味深いストーリーと俳優たちの熱演のおかげで、本ドラマは第5話で全国10.7%の視聴率(ニルソンコリア基準)を記録。しかし、当時は新型コロナウイルス(以下、コロナ)が急速に広がっていた時期とあって、パク・ソジュンはファンの安全を優先し、公約履行を先送りにしていた。

ファンたちは夏頃にはコロナが収まり、パク・ソジュンと会食ができると予想したが、残念ながら現在もまだコロナが落ち着く気配を見せないため、パク・ソジュンの掲げた公約がいつ履行できるのか未定のままだ。

パク・ソジュンはファンとお酒を楽しむことを公約した

ドラマのワンシーンのように、ファンとお酒を楽しむことを公約したパク・ソジュン(画像出典:jtbc)

パク・ソジュンとの会食を切望しているファンたちは、「いったいコロナはいつ終わるの?」「コロナが早く落ち着いて、パク・ソジュンさんと一杯やりたい」「来年の初めには一緒に飲めますように」など切ない心情を露わにしている。

一方、韓国にてコロナの陽性判定を受けた人は、去る7日だけで594人となっている。

芸能界でも感染者が急速に増え、歌手イ・チャンウォンに続き、チョンハも陽性判定を受けた。彼らと接触したイム・ヨンウン、TWICE、MOMOLANDなど多くのスターたちが検査を受けたとのことだ。このほか、マネージャーをはじめ芸能関係者らも続々と陽性判定を受けており、芸能界全体に懸念が高まっている。

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日本でも同じように感染者が増加傾向にあるいま、スターとファンの出会いの場でもあるイベントなどの開催は厳しい。ファンにとっても、パク・ソジュンにとってもやきもきとしてしまう現状だが、コロナが去った際には盛大なパーティーを開き、存分に楽しんでもらいたいものだ。



パク・ソジュン

韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。

2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。

以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。

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