“興行不敗”のキム・ウンスク作家の新作ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』が、韓国ですでに”失敗作”だと言われている。まだまだドラマは中盤に差し掛かったところだが、なぜそこまで論議となっているのだろうか..
“天才脚本家”と言われているキム・ウンスク作家の新作であり、過去の作品で栄光を共に味わってきた俳優イ・ミンホ、キム・ゴウンが主演として合流し、放送前からドラマ業界の期待を一身に受けてきた『ザ・キング:永遠の君主』。
SBSドラマ枠でも一番視聴率が期待できる金土ドラマとして編成され、大作の誕生を予告し、ドラマが始まる前までは『ザ・キング』が失敗する可能性は全く無いように見えていた。
第10話まで放送された『ザ・キング』は、初回放送当時11.4%(ニールセンコリア)でスタートし、現在は7.8%の視聴率で下落している。
キム・ウンスク作家の作品で視聴率が20%まで迫った『トッケビ』、2016年の作品『太陽の末裔』は38%の高視聴率で放映終了していることと比較すると何とも残念な成績だ。
視聴者の間では、『ザ・キング』の惜しい点は放送開始から絶えず溢れていた。
中でも、大韓民国と大韓帝国の皇室を行き来するパラレルワールドというファンタジー設定が凝り過ぎていて複雑だという反応が多い。
また、初回放送からク・ソリョン(チョン・ウンチェ扮)が女性総理として登場するが、自身の位置づけのために過度な女性性を利用したセリフ「ワイヤーのないブラは胸を支えられない」と語るシーンが時代錯誤という批判が続き、韓国の放送通信審議委員会は『ザ・キング』に行政指導である”勧告”処分を下しているほどだ。
このように、台本・演出・演技など視聴率下落の原因を挙げようとするなら数多くの理由があるが、中でもCGのクオリティーや過度なPPL(間接広告)は視聴者たちの反感を特に買っており、製作費320億ウォン(約32億円)の多くはどこに消えたのかと疑問視されている。
さらに、軍除隊後初めての作品であり3年ぶりの復帰作となったイ・ミンホの演技においても多数の韓国メディアから「これまで『花より男子』、『個人の趣向』、『シティーハンター』、『シンイ~信義~』、『相続者たち』、『青い海の伝説』に出演してフィルモグラフィーを積んでいるのに発展がない」との言われようだ。
しかし、イ・ミンホは『ザ・キング』の劇中、後半に向かってますます切ないメローとミステリーな緊張感を高めさせ、幅広い感情演技を披露して底力を発揮しているところだ。
韓国国内では、既に失敗作と分類されている『ザ・キング』だが、まだまだドラマは中盤戦。
前半の複雑だった大韓民国と大韓帝国の登場人物の関係性のパズルが徐々に組み合わさっている最中であり、最終的にキム・ウンスク作家ならではのスッキリとした結末が訪れることに期待したいと思う。
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