『ザ・キング:永遠の君主』も最終回の放送を残すのみとなった。前評判が抜群に高かった本作だが、ふたを開けてみれば不振にあえぐ結果に。そんな中、1人2役で物語の差し色的存在となったウ・ドファン。彼の活躍がドラマに活気を与えたことは間違いない。

*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。

素晴らしきバイプレーヤーの活躍と言っていいだろう。『ザ・キング:永遠の君主』(以下、ザ・キング)でメインテーマだった“並行世界”にはそれぞれドッペルゲンガーが存在していた。

大韓帝国の皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ)のドッペルゲンガーだった大韓民国のイ・ジフンは逆賊のイ・リム(イ・ジョンジン)によって幼少期に殺されてしまったが、ほとんどのメインキャストは本作で1人2役を演じることとなった。

そして最も登場したのが、ウ・ドファン演じるチョ・ヨン(大韓帝国)とチョ・ウンソプ(大韓民国)だ。当初、それぞれのキャラが違い過ぎて同一人物と認識するまで少々時間を要するほど、彼の変身ぶりは目を見張るものがあった。

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ヘアスタイルだけでなく、キャラも完璧に別人となった

ヘアスタイルだけでなく、キャラも完璧に作り上げたウ・ドファン。お見事!(画像出典:SBS 『ザ・キング:永遠の君主』公式サイト)

お互いの住む世界を入れ替えるため、チョ・ウンソプにバリカンを持ってせまるチョ・ヨンとのやりとり、チョ・ウンソプに完璧になりきっていると自負するチョ・ヨンが双子の妹には別人だとバレているシーンなど、彼が画面に登場するといつも“何か面白いことが起きそうだ”と期待させてくれた。

ストーリーのややこしさやPPL議論(間接広告)で視聴者が続々と脱落する中、それでも最後までドラマを見守っている視聴者にとっては、彼は救世主だったといっても過言ではない。彼には特別敢闘賞を送りたいくらいである。

そして最終回前の第15話では、とうとう互いに情が芽生え、涙の別れまで演じて見せるのだった。

ドッペルゲンガーのルナに刺されたチョン・テウル(キム・ゴウン)が1人で歩けるようになるまで看病することにしたイ・ゴン。そしていよいよイ・リムとの直接対決に臨むため、大韓民国を去る時が来る。

ウンソプは「出会いがあれば別れもあるさ」と涙をこらえ強がって見せる。するとヨンは「お前の65個目の夢はなんだ」と聞くと涙ながらに「お前と再会することだ」と熱く抱きしめ、ヨンも「必ずまた会おう」と切ない表情を見せながらしっかり抱擁した。

別れではなく再会を約束

別れのハグではなく再会を約束するハグ‥。(画像出典:SBS 放送キャプチャー)

こらえきれず涙が

ウンソプの目にはこらえきれない涙が‥。(画像出典:SBS 放送キャプチャー)



去る5月29日分の放送が緊急休止されたことで、最終回も1週お預けとなった『ザ・キング』。果たしてどんなエンディングを迎えるのか、週末を期待して待つことにする。