俳優のナム・ジュヒョクが、新ドラマ『ヴィジランテ』の台本リーディング(読み合わせ)に参加したことが伝えられた。彼はいまだ、”いじめ騒動”から抜け出せておらず、一部の韓国ネットユーザーは非難の声を上げている。
次世代韓流スターNO.1俳優との呼び声高いナム・ジュヒョクが、新作ドラマ『ヴィジランテ』の台本リーディング(読み合わせ)に参加した。
![俳優のナム・ジュヒョクが新作ドラマ『ヴィジランテ』の台本リーディングに参加した](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2022/07/tp-namjoohyuk-bullying1-640x1024.jpg)
新作ドラマ『ヴィジランテ』の台本リーディングに参加した俳優のナム・ジュヒョク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
7月18日、ナム・ジュヒョクの所属事務所は「本日、ナム・ジュヒョクが台本リーディングに参加した」とコメント。一連の騒動により「新作ドラマへの出演は白紙になるのでは?」と囁かれていたが、世間の疑惑に惑わされないという意志をしっかりと表明して見せた。
その”一連の騒動”とは、学生時代の”いじめ疑惑”の暴露と、それにまつわる攻防戦である。
前途有望な若手俳優を襲ったいじめ疑惑騒動は、残念ながら今も現在進行形であり、そのため、ナム・ジュヒョクの新作出演のニュースに、首をかしげる韓国ネットユーザーは多い。
「自粛すべき!」「まだ決着がついてない」と、騒動の全貌をある程度把握しているユーザーによる”場外戦”も繰り広げられているが、多くのネットユーザーは「結局、どうなったの?」と、事の真意をつかみかねている。
今年6月、突如浮上したナム・ジュヒョクのいじめ疑惑騒動は、何度か進展を見せつつも、”潔白”を証明できるまでの決定的証言や手掛かりはないようだ。
被害者と名乗る同級生の第1次暴露の後、それに反論する証言と、これを裏付けるマスコミの取材もあったが、韓国ネットは「どちらも一理ある」と中立路線。
事態は次第に「白黒つけられる事案ではない」「ナム・ジュヒョクに、多少の落ち度はあるけれど、被害者の証言だけでいじめと判定するには無理がある」「単なるいたずらが、(被害者と名乗る人に)いじめとして記憶される恐れもある」と、当時の感情がもたらす記憶の相違が原因であるとの慎重論も。
![ナム・ジュヒョクはいまだに"いじめ騒動"から抜け出せていない](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2022/07/tp-namjoohyuk-bullying2-640x1024.jpg)
いまだ”いじめ騒動”から抜け出せないナム・ジュヒョク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
しかし問題は、このような複雑に絡み合った事案により、ナム・ジュヒョクが大打撃を受けているという点にある。
それは、一連のような出来事が世の中に知れ渡ると、大衆の脳裏に刻まれるのは”真相”ではなく、”暴力”と”いじめ”という刺激的なワードだけだからだ。
それを実証するかのように、一部の韓国ネットユーザーは「火のないところに煙は立たぬ」と言わんばかりに、ナム・ジュヒョクが”それらしき”非行を犯したと見て、猛攻を浴びせている。
今回の台本リーディングの参加を巡っても「良心を捨てたね」「不買運動を行いましょう!」「厚かましい」「その強いメンタルに感心した」と猛非難。
コメントの数だけ、ナム・ジュヒョクの”非行(疑惑)”を、既成事実と受け取る人もさらに増えていくだろう。
今回の騒動を鵜呑みにしたネットユーザーは、オンラインコミュニティーに流れるナム・ジュヒョクへの好意的ではない雰囲気にも呑まれ、”アンチ化”している。まさに”負のスパイラル”だ。
ナム・ジュヒョク
モデルとして活動後、2014年ドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。
以降、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(2016)『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)でバイプレーヤーとして活躍して頭角を現し、同年『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では女優のイ・ソンギョンとダブル主演を務め、人気を博す。
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