国内外で高い人気を誇る韓国ドラマ界に中国資本が進出する。中国のあるストリーミングプラットフォームが、初の韓国オリジナル作品の製作を担当したことが報じられ話題となっている。

人気俳優らの出演が決定し続々と来期ドラマが発表されるなか、別の視点で話題を集めている作品がある。

それはウェブサイト”ネイバー”で連載中の人気ウェブトゥーンを原作に、俳優チャン・ギヨンと女優ヘリを主演に迎えたtvN新ドラマ『九尾の狐とキケンな同居』だ。
2021年に放送を予定している本作は、ひょんなことからひとつ屋根の下で暮らすことになった、人間になろうと数百年前から生きてきたオスの九尾狐と女子大生の話を描いたロマンチックコメディードラマ。

九尾狐のシン・ウヨ役を演じるチャン・ギヨン

俳優チャン・ギヨンは九尾狐のシン・ウヨ役を演じる(画像出典:チャン・ギヨン公式Instagram)

女子大生イ・ダム役を演じるヘリ

女優ヘリは女子大生イ・ダム役を演じる(画像出典:ヘリ オフィシャルInstagram)

原作や旬の俳優らが出演する話題に加え、特にドラマファンを驚かせたのは、中国グローバルストリーミングプラットフォーム”iQIYI(アイチーイー)”が手掛ける、初の韓国オリジナル製作作品であるという点だ。

これを受け、新しいドラマに期待感を高める一方で、海外にも多くのファンを持つ韓国ドラマ(業界)に中国資本が進出するとあって、一部のネットユーザーからは「絶対にふるいにかけなければならない」「もうダサい」「見ない」などの拒否反応を示すコメントも届けられている。

拒絶する理由として挙げられるのは、中国資本が韓国ドラマ界をすべて飲み込んでしまうのではないかという懸念と、昨今増加している、歌手のイ・ヒョリ、BLACKPINK、BTS(防弾少年団)など韓流スターに対する中国ネットユーザーの反発だ。

中国側から非難を浴びている事象、その主だったものはこうだ。
まず、BLACKPINKだが、彼女たちが自身のユーチューブチャンネルで公開した、韓国の人気テーマパークで赤ちゃんパンダと触れ合うシーン。メンバーらは飼育員の指導のもとパンダと触れ合っていたのだが、これが素手であったことが指摘されてしまった。

中国の一部ネットユーザーらは「パンダは中国の国宝。それなのに手袋もはめず触れているのか」との非難とともに、BLACKPINKと韓国政府機関、該当施設などをタグ付けし、パンダに対する不法行為の謝罪や直ちに返還することなどを要求している。

(関連記事)また中国が反発‥BLACKPINK、素手でパンダに触って「国宝毀損」

BTS

BTS(画像出典:BTS Twitter)

続いて、BTSに対しては、韓米関係発展に貢献した功労賞”バン・フリート賞”を受賞した際、リーダーのRMが発言した受賞の心境について中国の世論が激昂。ついには”BTS不買運動”にまで発展してしまった。

これ加え、BTSがグラミー賞候補になったことについて、ある中国メディアが「中国のARMY(アーミー:BTSのファン)がいたからだ。中国ARMYのお金で”ビルボード ホット100″の1位にもなれた」という驚きの内容を掲載し、議論を巻き起こしている。

(関連記事)BTS グラミー賞候補になれたのは中国ファンのおかげ!? 妄言に呆れた声

このように韓国を代表するスターたちが、中国のメディアやネットユーザーらによる批判や騒動に巻き込まれている背景も手伝って、中国資本が韓国のドラマ界に進出することにアレルギー反応を示す人が多いようだ。
果たして新ドラマは吉と出るか凶と出るか、どのような評価と結果を招くのか国内外から多くの関心が寄せられている。



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