• 今から20年前に高い人気を誇った“韓流四天王”、彼らの落ち着いた魅力が日本人女性の心を鷲掴みにした。
  • その後も日本の韓ドラ人気は変わらず、次なる韓流スターの誕生が期待された。
  • そこで、当時「ネクスト・ヨン様」として期待の候補に挙げられた、5人の韓国俳優の近況をご紹介する。

日本における韓流ブームの火付け役となった、“ヨン様”ことペ・ヨンジュン。彼は、俳優のイ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ウォンビンと共に“韓流四天王”と呼ばれ、絶大な人気を集めた。

彼らの紳士的な佇まいや落ち着いた雰囲気、品の良さが、日本人女性の心を射抜き、特に彼らよりも少し年上の大人世代のハートを鷲掴みにした。

2010年前後になると、第1次韓流ブームは徐々に落ち着きを見せ、続いて、東方神起(TVXQ)や少女時代(SNSD)といった華やかなK-POPアイドルを中心とした“第2次韓流ブーム”が到来。

しかし、K-POP人気と共に、韓ドラも変わらぬ人気を集め、突如起きた“ヨン様フィーバー”のように、予想外の新たなスターの誕生が注目されていた。

そこで、当時「ネクスト・ヨン様」として日本でも大ブレイクするのではないかと期待された、5人の俳優をご紹介。“第2次韓流ブーム”の頃は、落ち着いた大人の魅力溢れるアラサー俳優として韓国で大活躍していた、彼らの近況をお伝えする。

オム・テウン (49歳)

●生年月日:1974年4月5日
●代表作:『魔王(KBS/2007)』『善徳女王(MBC/2009)』『建築学概論(映画/2012)』など

女優オム・ジョンファの弟として知られるオム・テウンは、ずば抜けた演技力と存在感のある俳優。日本でも話題となったKBS『魔王(2007)』、MBC『善徳女王(2009)』で主演を務め、映画にもコンスタントに出演してきた。

また俳優業だけではなく、KBS2の人気バラエティー『1泊2日』や『スーパーマンが帰ってきた』でも活躍。ドラマではカリスマ溢れる演技派俳優だが、家庭的な一面をのぞかせた彼は、視聴者から人気を集めた。

オム・テウン

オム・テウン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

その後は、2016年に浮上した性スキャンダルのせいで、しばらく表立った活動は自粛していたが、この度、7年ぶりにお茶の間復帰するというニュースが報じられた。

ドラマの放送期間などは不明だが、すでにクランクインし、共演者にはKARA(カラ)のカン・ジヨン、HIGHLIGHT(ハイライト)のイ・ギグァンが名を連ね、久々の復帰作に関心が寄せられている。

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パク・シフ (45歳)

●生年月日:1978年4月3日(事務所公表のプロフィールを記載)
●代表作:『逆転の女王(MBC/2010)』『王女の男(KBS/2011)』『黄金の私の人生(KBS/2017)』など

優しい目元と笑顔が印象的なパク・シフは、SBS『一枝梅(2008)』で注目され、同年のSBS『家門の栄光(2008)』では魅力的悪役演技を披露し、人気を得た。

ヒット作を連発してきた彼は、韓国でシンドロームをも巻き起こすほどの人気を集め、日本でも熱いファン層を持っている。

パク・シフ

パク・シフ (写真提供:©スポーツ韓国)

彼も2013年に*性スキャンダルが報じられ、しばらく活動を中断したが、2016年に復帰後は、2020年までドラマ出演が続いた。

*準強姦容疑で起訴されたが、嫌疑なしで終結

最近は、米の人気ドラマのリメイク版『メンタリスト』の主演を務めることが伝えられた。撮影は2021年に終わっているため、ファンは公開を待ちわびている。

ユン・サンヒョン (49歳)

●生年月日:1973年9月21日
●代表作:『お嬢様をお願い!(KBS/2009)』『シークレットガーデン(2010/SBS)』『ショッピング王ルイ(MBC/2016)』など

日本では、“韓国の木村拓哉”と紹介されることが多かった、ユン・サンション。

木村拓哉似のビジュアルが話題となり、芸能事務所からスカウトされた彼は、ユン・ウネ主演のKBS『お嬢様をお願い!(2009)』や、ヒョンビン主演のSBS『シークレット・ガーデン(2010)』など多数の話題作に出演。日本の韓ドラファンの間で高い知名度を誇る人気俳優である。

ユン・サンヒョン

ユン・サンヒョン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2015年に結婚後、3人の子宝に恵まれた彼は、韓国のバラエティー番組で子煩悩なパパぶりを披露している。

俳優としては、2020年のJTBC『18アゲイン』以降、間が空いていたが、新ドラマ『完璧な家族』に出演が決定。

彼が3年ぶりの復帰を果たす本作は、日本の行定勲監督が演出を手掛けることでも話題となっており、より一層の期待が寄せられている。

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カン・ジファン (46歳)

●生年月日:1977年3月20日
●代表作:『快刀ホン・ギルドン(KBS/2008)』『ビッグマン(KBS/2014)』『モンスター~その愛と復讐~(MBC/2016)』など

2001年にミュージカルで俳優デビューを飾ったカン・ジファンは、2005年に初主演を務めたMBC『がんばれ!クムスン』が最高視聴率40%を超える人気を集め、一躍注目俳優の仲間入りを果たした。

その後は、KBS『快刀ホン・ギルドン(2008)』、SBS『私に嘘をついてみて(2011)』など日本でも大ヒットした数々のドラマで主演を務め、韓国を代表するスター俳優になった。

カン・ジファン

カン・ジファン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

しかし、そんなカン・ジファンにも大きなスキャンダルが‥。2019年7月に女性スタッフ2人への性的暴行と強制わいせつの疑いで、拘束令状が出されたのである。

容疑を認めて謝罪した彼は、事件発覚当時に放送中だったTV CHOSUN『朝鮮生存期(2019)』を降板。所属事務所は「思わしくない出来事で信頼が崩れてしまった」とし、専属契約を解除した。

現在は、全ての放送局で出演禁止処分を受けていると言われており、事実上の引退が囁かれている。

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イ・ソジン (52歳)

●生年月日:1971年1月30日
●代表作:『チェオクの剣(MBC/2003)』『恋人(SBS/2006)』 『イ・サン(MBC/2007)』『結婚契約(MBC/2016)』など

イ・ソジンは、今から20年前の2003年、MBC『チェオクの剣』で韓国の視聴者を“廃人”にさせるほどの人気を集め、一躍スター俳優の座に上がった。

2007年に主演を務めたMBC時代劇『イ・サン』は、当初60話での予定だったが、人気が高かったことから全77話に延長されたというから驚きだ。本作は、日本でも絶大な支持を受け、何度も再放送されている人気作品である。

イ・ソジン

イ・ソジン (写真提供:©TOPSTAR NEWS)

2022年には、tvN(Netflix)『エージェントなお仕事(邦題)』、TVING『内科パク院長』で主演を務めるなど大活躍。時期作では『暴力団の僕が高校生になりました』で、47歳の暴力団員という役柄に挑戦するという。

また、俳優として活躍する一方で、バラエティーのヒットメーカーと称されるナ・ヨンソクPDが演出を務める番組にも継続出演。

最近は、パク・ソジュンやBTS(防弾少年団)のVらが出演した、tvNリアルバラエティー『ソジンの家』で、経営者としての手腕を発揮した。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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