Netflixで配信されているtvN『スタートアップ:夢の扉』。11月26日現在、日本総合2位というランキング上位をキープしている人気の韓国ドラマだ。その人気の理由の1つに、シーンの随所に散りばめられた数々の名ゼリフがあった。

人気若手俳優のナム・ジュヒョクと、元miss Aのスジが主演を務め話題を呼んでいるtvNドラマ『スタートアップ:夢の扉』(以下、『スタートアップ』)。

若者たちが社会で成功する為の奮闘記を描いた『スタートアップ』

青春を生きている若者たちが、社会で成功する為の奮闘記を描いた『スタートアップ』。(画像出典:tvN drama 公式Facebook)

韓国のシリコンバレーと呼ばれ、若者のあこがれの地”サンドボックス”で、成功を夢見てスタートアップに飛び込んだ青春の始まり(START)と成長(UP)を描いた物語だ。

このドラマで、主演2人と同じくらい注目を集めているのが、俳優のキム・ソンホである。

『スタートアップ』でダークホース的存在感を見せているキム・ソンホ

『スタートアップ』でダークホース的存在感を光らせているキム・ソンホ。(画像出典:tvN)

キム・ソンホは、20代から舞台俳優として活動し、2017年に放送されたKBS2ドラマ『キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~(2017)』で、31歳にしてドラマデビューを果たした、遅咲きの俳優と言っていいだろう。翌18年に放送されたtvN時代劇『100日の朗君様』で注目され始めてから、順調にスター俳優への階段を上っている。

そんなキム・ソンホ演じるハン・ジピョンをはじめ、スジ演じるソ・ダルミ、そしてキム・ヘスク演じるダルミの祖母チェ・ウォンドクのセリフには、視聴者がハッとする言葉が随所にちりばめられている。今回はそんな名ゼリフを紹介する。

ダルミの祖母、チェ・ウォンドクと過ごした時間はかけがえのないものだった。

ダルミの祖母、ウォンドクと過ごした時間は、ジピョンにとってかけがえのないものだった。(画像出典:tvN)

1.「一緒にいる瞬間が当たり前で、貴重だとは思わなかった。すべての瞬間は贈り物だったのに。だから僕は決心した。これ以上、後悔で自分の今を消さないように」ハン・ジピョン(キム・ソンホ)

第1話 から登場したハン・ジピョンの名ゼリフ。後悔しないために、大切にしなければならないのは何なのかを考えさせられた人は多かったのではないだろうか。

生き別れた姉、インジェとの再会は成功者と挑戦者という関係だった。

生き別れた姉、インジェとの再会はダルミにとって悔しい関係だった。(画像出典:YouTube tvN DRAMA 動画キャプチャー)

2.「私はあんな悪質な書き込みは気にしません。誰かが言っていました。無関心は、世の中のつまらないことに対する復讐だって。だから気にしません。復讐しようと思って」ウォン・インジェ(カン・ハンナ)

こちらも第1話で登場したセリフ。ウォン・インジェは、両親が離婚したため離ればなれになったダルミの実姉だ。近年、韓国芸能界でも芸能人に対する悪質コメントが問題になっているが、悪質コメントなんかに屈しなくていいと思えるとても励みになるセリフだ。

有益な名言をデスク前に貼り出しているヨンサン。

有益な名言を、デスク前に付箋でたくさん貼り出しているヨンサン。(画像出典:tvN)

3.「他の人の意見が君の現実になる必要はない」キム・ヨンサン(キム・ドワン)

第2話でハン・ジピョンから「将来性のない会社に投資しない」と言われ落ち込むドサンに、親友であり同僚のヨンサンが、この言葉の書かれた付箋をそっと手渡す。他人の意見に流されそうになることもあるが、それより自分の意見を大切にすべきという大事なことを伝えている。

ウォンドクは愛孫の幸せを常に願っている。

ウォンドクは愛孫ダルミの幸せを常に願っている。(画像出典:tvN)

4.「ダルミ、あなたはコスモスよ。まだ春じゃないの。ゆっくり待ったら秋に一番きれいに咲くのよ。だからあまり焦らないで」ダルミの祖母チェ・ウォンドク(キム・ヘスク)

第2話でダルミの祖母、ウォンドクが愛孫に言ったセリフ。焦る必要はないということを、優しく伝えてくれた祖母の言葉はとても温かかった。

孤独なダルミにとってドサンとの文通が何よりの支えだった。

孤独だった学生時代のダルミにとって、ドサン(実際はジピョン)との文通が何よりの支えだった。(画像出典:ナム・ダルム 公式Instagram)

5.「たまに迷ってみるのもいいかもしれない。たまに地図のない航海に出るのも素敵だと思う」ソ・ダルミ(スジ)

第3話で子供時代にダルミがドサン(実際にはジピョン)へ送った手紙に書かれていた一節。社会人になると行く先や判断に迷うことが必ず出てくるが、目的を決めずに進んでみることも悪くはないよと、背中を押してくれる力強い言葉だ。

後悔しない生き方をしようと決めたジピョンだったが‥。

後悔しない生き方をしようと心に決めたジピョンだったが‥。(画像出典:tvN DRAMA 公式Instagram)

6.「たいしたことないかも。僕にとって当たり前のことが、他人には大切かもしれないし」ハン・ジピョン

第4話でハン・ジピョンが言ったセリフ。何が大切かということは、人によって違うんだということを伝えてくれた。

7.「後悔は選んだ瞬間に来ないじゃないですか、過程から来るんだ。僕はね、僕の選択を一度も後悔したことはありません。必死でそんな風に作ったんだから」ハン・ジピョン

第5話でハン・ジピョンが言ったセリフ。自分が選んだ道を後悔する人は多いかもしれないが、後悔はその選択ではなく、その途中の過程で起こる。過程で努力すれば、選択を後悔することはないという、とても考えさせられるセリフだった。

どんな時もジピョンはダルミを陰で支えていた。

どんな時もジピョンはダルミを陰で支え続けていた。(画像出典:YouTube tvN DRAMA 動画キャプチャー)

8.「だから答えを探さずに選択してください。どんな選択をしても悪口は言われます。悪口を言われることを怖がると何も決定できない。決定できない代表は資格がないです。ソ・ダルミさんは何になりたいんですか? いい人? それともCEO? 欲張らないでください。2つはできない」

第6話でジピョンがダルミに言ったセリフ。責任ある立場は相当の覚悟が必要ということがわかる重みのある言葉だった。

一度は栄光を手にしたサムサンテックの5人だったが‥。

サンドボックスで栄光を手にしたサムサンテックの5人だったが‥。(画像出典:tvN)

9.「人生は決して公平じゃない。この事実に慣れる必要がある」

第7話で登場したビルゲイツの言葉。この言葉に、主人公たちは不公平な人生を受け入れるための努力をしていく。

10. 「毎日ブレーキばかりかけていたのに、今度はアクセルをしっかり強く踏んでるんですね」(ソ・ダルミ)
「ブレーキのない車はスピードを出せません。壁にぶつけないと止まれないのに、スピードを出せるわけがない」(ハン・ジピョン)

第8話のダルミとジピョンのセリフ。思わずうなずいてしまうジピョンの言葉。

『スタートアップ』に登場する、生きていくうえで心に刺さる名ゼリフの数々。ぜひ参考にしながら過ごしてみては?



ナム・ジュヒョク

モデルとして活動後、2014年ドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。

以降、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(2016)『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)でバイプレーヤーとして活躍して頭角を現し、同年『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では女優のイ・ソンギョンとダブル主演を務め、人気を博す。

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