- 数々の名作ドラマを誕生させてきた、韓国の公営放送局KBSの新作ドラマ情報をお届け!
- 日本のNHKと似ているところがあるKBSは、家族モノを描いたホームドラマや時代劇の名家。
- そんなKBSが下半期に放送を開始する、注目の5作品を紹介する。
日本のNHKに喩えられることが多い、韓国の公営放送局KBSは、時代劇やホームドラマが人気。
平日の夜ドラマや週末ドラマでは、様々な家庭を描いた作品が多く、NHKドラマに通じる雰囲気がある。
数々の名作を生んできたKBSは、特に土日放送の「週末ドラマ」の歴史が古く、韓国ドラマ史上最高視聴率65.8%という、とんでもない数字を叩き出した作品も。
しかし、他の放送局と違って残念な点は、新作ドラマが日本で同時配信されることが少ないこと。KBSドラマは、韓国で放送を終えて、約半年ほど経ってから、BSやCS、ローカル局(地方局)などで放送される傾向があるのだ。
そこで本記事では、日本ではすぐに見られないかもしれないが、今後の視聴リストに是非入れておいて欲しい、下半期放送のKBS新作ドラマ5つをご紹介する。
8/7~『優雅な帝国』
●韓国放送開始日:8月7日 (月~金ドラマ)
●話数:全100話
●出演:キム・ジヌ、ハン・ジワン、カン・ユル、ソン・ソンユン 他

『優雅な帝国』(画像出典:KBS)
巨大な力によって踏みにじられた正義と隠された真実、失った人生を取り戻すための、男女2人の凄絶で優雅な復讐の旅路を描いた作品。
華やかな芸能界を背景に繰り広げられる新しい復讐劇は、全100話。“イルイル(日々)ドラマ”として、月曜~金曜の平日夜に放送される。
8/21~『純情ボクサー』
●韓国放送開始日:8月21日 (月火ドラマ)
●話数:全12話
●出演:イ・サンヨプ、キム・ソへ、パク・ジファン 他

『純情ボクサー』(画像出典:KBS)
本ドラマは、消えた天才ボクサーのイ・グォンスクと、冷血なエージェントのキム・テヨンの人生を賭けた、“八百長”脱出劇。
幼稚園の先生という新しい人生を生きていたグォンスクが、自分勝手なエージェントと出会い、人生のターニングポイントを迎える。
9/16~『ヒョシム家の各自図生』
●韓国放送開始日:9月16日 (土日ドラマ)
●話数:全50話予定
●出演:ユイ、ハ・ジュン、コ・ジュウォン 他

『ヒョシム家の各自図生』で主人公ヒョシムを演じる、ユイ (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
自身を苦しめていた家族から離れ、独立した人生を送るようになる主人公ヒョシムと、彼女の献身と犠牲に頼ってきた家族が、それぞれの人生を探していく過程を描くドラマ。
『たった一人の私の味方(KBS2/2018)』で、最高視聴率49.4%を叩き出したユイが、生まれつき優しく、家族のために自身の人生を犠牲にしてきた娘ヒョシム役を演じる。
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9/18~『どたばたファミリー』
●韓国放送開始日:9月18日 (月~金ドラマ)
●話数:全120話
●出演:ナム・サンジ、イ・ドギョム、カン・ダビン、イ・ヒョナ 他

『どたばたファミリー』主演のナム・サンジ (画像出典:ナム・サンジ Instagram)
30年前に別れた夫婦が、子どもの結婚相手の両親として再会し、昔の傷や恨みを洗い流して真の家族に生まれ変わる、朗らかコメディーファミリー劇。
前出の『優雅な帝国』同様、イルイルドラマ(月~金ドラマ)の本作は、全120話で放送される。
10月~『婚礼大捷』
●韓国放送開始日:10月予定 (月火ドラマ)
●話数:全16話
●出演:ロウン(SF9)、チョ・イヒョン 他

新時代劇『婚礼大捷』で共演する、チョ・イヒョン(左)とSF9のロウン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
本作は、朝鮮時代の未亡人と寡夫が出会い「婚礼大作戦」を繰り広げる、コミックロマンス時代劇。
SF9のロウンは、明晰な頭脳を持っているが、漢陽(ハニャン)最高の鬱憤がたまっている寡夫のシム・ジョンウ役、チョ・イヒョンは未亡人だが、漢陽最高の仲人という二重生活を送るチョン・スンドク役を演じる。
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