8月4日に初回放送を迎えたナムグン・ミン主演のMBCドラマ『恋人』が、幸先の良いスタートを切った。

第1話の視聴率は5.4%、瞬間最高視聴率は7.1%を記録し、韓国のネット上では”さすがナムグン・ミン”という声が上がっている。

ケーブル局に人気作が多く、他の俳優がtvNやJTBCで活躍している中、彼は地上波(KBS、SBS、MBC)を縦横無尽に駆け回り、主にここ5年間、話題性と視聴率をコンスタントに獲得してきた。

“地上波の神”と称されるほどの実績を残しており、『恋人』の好調ぶりからも今年もその勢いは衰えを知らないようだ。

そこで本記事では、そんなナムグン・ミンが特に地上波を盛り上げた2017年から現在までに出演して好演を繰り広げた力作を6つ紹介する。

KBS 2作

キム課長とソ理事 ～Bravo! Your Life～ (2017)

ナイトクラブで資金や税務管理を担当しピンㇵネしていたキム・ソンニョン(ナムグン・ミン扮)が一般企業の課長となり、社会の不条理と戦っていくオフィスラブコメディー。

不正だらけの世の中と向き合い問題を解決していく爽快なストーリーはもちろん、ナムグン・ミンのコミック演技が見どころの1つ。ジュノ(2PM)と繰り広げたブロマンスシーンも見逃せない。

最高視聴率18.4%をなんと3度も叩き出した作品で、第3話からは継続して2桁台を維持、そして第5話からは15％以上をキープし韓ドラ界を大いに盛り上げた。

『キム課長とソ理事 ～Bravo! Your Life～』(画像出典：KBS)

●現在視聴可能な動画配信サービス：未定

ドクター・プリズナー (2019)

大病院から追い出されたエース外科医ナ・イジェ(ナムグン・ミン扮)が、刑務所の医療課長になって繰り広げられる新感覚の監獄×メディカルサスペンスドラマ。

ナムグン・ミンは、患者思いの温かな心を持ち復讐のために不正を暴く天才医師というキャラクターを熱演、演じていないのではないかと思うほどナチュラルな演技が好評を得た。

地上波の平日ドラマが2桁台を超えるのは難しいとされる昨今、放送がスタートした初週で14％台にまで達したのはかなり稀なケース。

最終的には自己最高記録となる15.8%を叩き出し、惜しまれつつ最終話を迎えた。

『ドクター・プリズナー』

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SBS 3作

操作～隠された真実 (2017)

元柔道選手のムヨン(ナムグン・ミン扮)が兄の死の真相を探るために記者となり、真実を突き止めるため手段を択ばず奔走する社会派サスペンスドラマ。大手新聞社の闇に切り込んだストーリーで、複数の事件と関係する伏線がやがて1つとなり全貌が明らかとなっていく。

視聴率は毎話ほぼ2桁台を記録し、自己最高記録は12.6%。ナムグン・ミンが描き出した自他ともに認める”ゴミ記者”キャラは、『2017 SBS演技大賞』で月火ドラマ部門の最優秀を受賞、物語をより一層盛り上げた。

『操作～隠された真実』(画像出典：SBS)

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ストーブリーグ (2019)

選手や監督の契約更新、移籍や加入など野球団を運営する“フロント”に焦点を当てた物語で、野球経験ゼロのゼネラルマネージャー(ナムグン・ミン扮)が、最下位球団を立て直す痛快ヒューマンストーリー。

最高視聴率は19.1%で、『第56回 百想芸術大賞』では大賞を含めなんと12冠王に輝いており、“スポーツドラマはコケる”という韓ドラ界のジンクスを壊した作品として知られている。
それに貢献した1人がナムグン・ミン、冷静沈着かつ大胆不敵なキャラクターを演じ切り、ドラマの人気を先頭に立って牽引した。

『ストーブリーグ』(画像出典：SBS)

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わずか1000ウォンの弁護士 (2022)

実力があるにもかかわらず報奨金はわずか1000ウォンしか受け取らない風変りな弁護士チョン・ジフン(ナムグン・ミン扮)が、社会的に弱い人たちを助けていく痛快法廷コメディー。

初回放送から視聴率8.1%でスタートし第2話にして2桁台に、最終話では自己最高記録である15.2%を叩き出して有終の美を飾った作品だ。

ナムグン・ミンのワンマンショーと言っても過言ではないという評価を得るほど、彼の活躍が目立っている。

『わずか1000ウォンの弁護士』(画像出典：SBS)

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MBC 1作

黒い太陽～コードネーム：アムネシア～ (2021)

1年前に失踪した国家情報院最高の現場要員が、自身を奈落に突き落とした裏切り者を探し出すため組織に復帰して繰り広げるサスペンススパイアクション。

最高視聴率は9.8%で惜しくも2桁台には届かなかったが、それまで低迷していたMBCにとっては救世主のような存在に。久しぶりに9％を超える視聴率を叩き出し、話題性までもほしいままにした。

本作でも「ナムグン・ミンのワンマンショーだ」という声が多数上がり、他のキャストを圧倒する存在感を示したとの評価を得ている。

『黒い太陽～コードネーム：アムネシア～』(画像出典：MBC)

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