- 韓ドラ時代劇の登場人物の設定はほぼパターン化しており、各作品似たようなキャラクターが登場する。
- 世子を命がけで守る護衛武者もその1人で、彼らの活躍ぶりは物語をよりドラマチックに。
- 時代劇における醍醐味の1つ護衛武者に注目し、女性視聴者から反響のあったキャラクターを紹介する。
韓国ドラマにおいて欠かせないジャンルといえば時代劇、多くの人に愛されてきた。
登場人物の設定はある程度パターン化しており、権力に目がくらむ家臣や無能な王、意地悪な大妃など、各作品さほど大差ないのだがなぜか面白い。
(関連記事) 韓国ドラマ 時代劇ファンの記憶に残る「大妃ママ」 韓国女優 5人
むしろ分かりやすい定番キャラが登場すると、この先の展開がさらに盛り上がるのではないかと期待さえしてしまう。
そんな役柄の1つが護衛武者だ。そこまで注目を浴びることはないケースがほとんどだが、たいていの場合、無口で哀愁が漂いいつもは一歩引いているもののここぞという場面に登場して視聴者の視線を奪う。
世子を命がけで守り抜く姿は、かっこいいの一言に尽きるキャラクターで、時代劇のもう1つの醍醐味になっている。
そこで本記事では、女性視聴者から好評を得たイケメン護衛武者5人を紹介する。
ホン・ジョンヒョン
『王は愛する』(MBC/2017)でホン・ジョンホンが演じたのは、高麗(コリョ)の王族の三男ワン・リン。
世子ワン・ウォン(イム・シワン扮)にとって唯一の親友で忠実な護衛。幼い頃から世子を守り支えてきたのだが、ヒロインであるウン・サン(キム・ユナ扮)との出会いにより、永遠に思われたワン・ウォンとの友情にほころびが。
愛する女性と大切な友の間で葛藤する姿がなんとも切ない役どころで、視聴者の間ではワン・ウォン派かワン・リン派か話題に。
ウン・サンが選択するのは果たしてどちらなのか、最後まで目が離せないキャラクターだ。
●現在視聴可能な動画配信サービス:
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・Hulu
・Disney+
・DMM TV
チェ・ビョンチャン
『恋慕』(KBS2/2021)で、優れたビジュアルが視聴者の目を引いたチェ・ビョンチャン。
彼が演じたのは、感情を表に出さず影のように静かに世子イ・フィ(パク・ウンビン扮)を守る護衛武者キム・ガウンだ。
武芸で鍛えた身体を持ち凛々しく寡黙な彼は、王宮で働く宮女たちの憧れの存在。
しかし本人はそんなことには無関心で世子を護衛することに専念する。そんな姿が魅力的なキャラクターで、登場とともに「あのイケメンは誰なのか」と一部女性視聴者の間で話題になった。
●現在視聴可能な動画配信サービス:
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クァク・ドンヨン
『雲が描いた月明かり』(KBS2/2016)で、護衛武者キム・ビョンヨンに扮したのはクァク・ドンヨン。
世子イ・ヨン(パク・ボゴム扮)の竹馬の友で、唯一世子が本音を語れる相手として登場、イ・ヨンを最も近くで守る誠実なキャラクターを熱演した。
自分のことは一切口にせず、友情と宿命の間で一人葛藤する姿が印象的。朝鮮最高の実力者で剣術に長けており、その動きは剣舞のように美しく宮内では憧れの存在だ。
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キム・ボム
『火の神ジョンイ』(MBC/2013)でキム・ボムが演じたのは、信城君(シンソングン)の護衛武者キム・テド。
自分に想いを寄せるファリョン(ソ・ヒョンジン扮)を最後まで拒み続け、愛するジョン(ムン・グニョン扮)を守るために生きる。
ついには、陶磁器製作所”分院(プノン)”に入る彼女をそばで見守ろうと武科の試験まで受け、護衛に。
自分の気持ちよりも常に彼女を優先し、切ない恋を続ける姿が印象的なキャラクターだ。
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Hulu
チョン・ソグォン
『屋根部屋のプリンス』(SBS/2012)でチョン・ソグォンは、世子イ・ガク(パク・ユチョン扮)の護衛武者ウ・ヨンスルに扮した。
斬首される運命だったがイ・ガクに剣の腕を見込まれ、彼の護衛をすることになった武術に秀でた人物だ。
普段はギャグキャラクターなのだがイ・ガクがピンチに陥ると一変、危機的状況から彼を何度も救い出すなど英雄のような活躍を見せる。ギャップが魅力的なキャラクターだ。
●現在視聴可能な動画配信サービス:
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・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
・Hulu
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