• 夏はトレンディドラマの舞台として定番の季節。
  • 日本のトレンディドラマは韓国ドラマにも影響を与え、韓国でも流行。
  • 本記事では、あの時の韓国トレンディドラマの人気作品7つを厳選してご紹介!

『トレンディドラマ』といえば”夏”と言うイメージを持っている方も多いのでは。夏はトレンディドラマの舞台として定番の季節。

動画配信サービスの充実やレトロブームを受けて『トレンディドラマ』を、もう一度懐かしく見ているという方も多いようです。

トレンディドラマは1980年代後半から1990年代前半に日本で流行したジャンルで、リッチで都会的な若者たちの恋愛を描いたドラマ。

華やかなロケーションや印象に残るBGM。若者ならではの葛藤はありながらもストーリーは重くなりすぎず、例外はあるものの基本的に劇的なハッピーエンドを迎えるというのが特徴。

日本のトレンディドラマは韓国ドラマにも影響を与え、韓国でも1990年代初頭から『トレンディドラマ』が流行しました。この頃のドラマには、現代のドラマにも影響を与えた魅力がたっぷり詰まっています。

本記事では、韓国トレンディドラマの人気作品をピックアップ。レトロな感性を放つ、過去の名作ドラマ7選をご紹介します!

ジェラシー(1992)

●出演:チェ・ジンシル、チェ・スジョン ほか

新聞特派員の父についてアメリカで生活していたハギョン(チェ・ジンシル扮)は韓国へ帰国することに。 ハギョンは大学時代親しくしていたヨンホ(チェ・スジョン扮)とチェリ(キム・ヘリ扮)を唯一の心の置所とし‥。若者たちの初々しい恋愛を描いた王道ラブロマンス。

『嫉妬』(画像出典:MBC)

韓国で初のトレンディドラマと言われている本作。当時の視聴率は40%に迫り大きな影響力を持っていたそう。ドラマの中にピザが登場すると全国的に流行。まだソウルの繁華街にしか無かったコンビニエンスストアも初登場。その存在を大衆化させたといいます。

日本配信は未定。

夏の香り(2003)

●出演:ソン・スンホン、ソン・イェジン、リュ・ジン、ハン・ ジヘ ほか

大学生のミヌ(ソン・スンホン扮)は、5年前に恋人を交通事故で結婚式当日に亡くした思いを抱えたまま海外留学から帰国。恋人との思い出の場所でフローリストのヘウォン(ソン・イェジン扮)と偶然知り合いますが、ヘウォンの言動や行動がなぜか恋人と重なって見えてしまい‥。

『夏の香り』(画像出典:KBS2)

『秋の童話』『冬のソナタ』に続く、春夏秋冬ドラマシリーズ第3弾。主人公2人のビジュアルが特に好評で、夏らしい爽やかな風景や音楽も相まって、美しい映像を作り出しました。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・U-NEXT

バリでの出来事(2004)

●出演:ハ・ジウォン、チョ・インソン、ソ・ジソプ、パク・イェジン ほか

借金と生活苦から逃げバリで現地ガイドとして働くスジョン(ハ・ジウォン扮)。財閥の御曹司ジェミン(チョ・インソン扮)と、その婚約者であるヨンジュ(パク・イェジン扮)、ヨンジュの元恋人であるイヌク(ソ・ジソプ)はバリで運命の出会いを果たし‥。

『バリでの出来事』(写真提供:©スポーツ韓国)

2004年のSBS演技大賞で二冠、百想芸術大賞で四冠を達成した本作。愛憎渦巻くドラマ的な展開が視聴者の心を掴み、多くの人の記憶に残るドラマとなりました。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
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・U-NEXT

フルハウス(2004)

●出演:チョン・ジフン(RAIN)、ソン・ヘギョ、キム・ソンス、ハン・ウンジョン ほか

両親が遺した豪邸『フルハウス』で一人暮らしをするハン・ジウン(ソン・ヘギョ扮)。幼馴染のドンウク(カン・ドハン扮)が勧める旅行に当選し上海へ。しかし旅行は予約されておらず、ジウンが韓国に戻るとフルハウスはドンウクによって売却。新しい家主は上海に向かう機内で最悪の出会いを果たした有名俳優ヨンジェ(RAIN)で‥。

『フルハウス』(画像出典:KBS)

最終話は最高視聴率40.2%、平均視聴率32.1%を記録した本作。同名の少女漫画が原作となっており、ロマンチックな展開も。海外でも絶大な人気を誇り、特にタイでは視聴率60%を超えたことも。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Amazon Prime Video(レンタル)

私の名前はキム・サムスン(2005)

●出演:キム・ソナ、ヒョンビン ほか

自分の名前や見た目にコンプレックスを持ちながらも、パティシエとして堂々と生きている30代の独身女性キム・サムスン(キム・ソナ扮)が、完璧で傲慢な年下の御曹司ヒョン・ジノン(扮)と恋に落ちる、笑いあり涙ありのラブストーリー。

『私の名前はキム・サムスン』(画像出典:MBC)

最高視聴率50%を超えた国民ドラマで、2005年のMBC演技大賞では8冠を達成しキム・ソナは大賞を受賞。ヒョンビンを一気にスターダムへ押し上げ、今も多くの人に愛され続ける名作ドラマ。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・U-NEXT
・FOD
・Hulu

ぶどう畑のあの男(2006)

●出演:ユン・ウネ、オ・マンソク ほか

ファッションデザイナーを夢見る都会の女の子イ・ジヒョン(ユン・ウネ扮)は、ある日祖父のぶどう園で1年間農作業をすることに。農村生活に慣れずトラブルを起こすジヒョンは、ぶどう園を手伝う男チャン・テギ(オ・マンソク扮)に怒られながらも、2人は心を近づけてゆき‥。

(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:KBS2)

都会の”ギャル”を演じるユン・ウネと、田舎の純朴な青年を演じるオ・マンソク正反対の2人のケミストリーや、ほのぼのした雰囲気やコメディタッチのストーリーが好評。王道のラブコメを求める方にも。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
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コーヒープリンス1号店(2007)

●出演:コン・ユ、ユン・ウネ ほか

コ・ウンチャン(ユン・ウネ扮)は亡くなった父の代わりに家計を支える女の子。ある日知り合った御曹司ハンギョル(コン・ユ扮)に男と思い込まれ、イケメンしか雇わないカフェ「コーヒープリンス」に採用され‥。

『コーヒープリンス1号店』(画像出典:MBC)

ユン・ウネの”美少年”ぶりも話題になった作品。第一話から右肩上がりに視聴率を上げ続け、最終話では最高視聴率27.8%を記録。このドラマの影響で韓国ではコーヒーショップの認知度が急上昇。ブームを起こし、カフェ文化にも大きな影響を与えた作品となりました。

●現在日本で視聴可能な動画配信サービス
・Amazon Prime Video
・U-NEXT
・Netflix

小原 エリ

Kカルチャーの新鮮な情報を、身近な言葉でシンプルにお伝えできるように頑張っています。主にまとめ記事を担当。新しいK-POPや韓国ドラマとの出会いのきっかけを作れると嬉しいです

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