• 今年のゴールデンウィークは、旅行を楽しんだ人が多かったが、昨年までは新型コロナウイルスの影響により、家で韓国ドラマを見た人も多かっただろう。
  • 絶大なる支持を得た作品の1つがパク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』だった。
  • 新しい生活様式に慣れず、不安とストレスを抱える人々を虜にし、勇気づけた名セリフを一部紹介する。
『梨泰院クラス』は、コロナ禍で絶大なる支持を得た

コロナ禍で絶大なる支持を得た『梨泰院クラス』(画像出典:JTBC)

ゴールデンウィークも今日で最終日。今年は、全国各地、海外まで旅行客で賑わったようだ。

しかし昨年までの数年間は、新型コロナウイルスの影響により自粛生活を余儀なくされ、必然的に家で過ごすことに。

お家時間が増えたことで韓国ドラマにハマる人が続出。中でも『梨泰院クラス』(JTBC/2020)は、主人公のパク・セロイ(パク・ソジュン扮)とその仲間が、不合理な世の中に正面から立ち向かうストーリーで熱い視線を浴び、絶大なる支持を得た。

新しい生活様式を強いられ人間関係が疎遠化、人との関わりに不安や悩みを持つ人が増える中、劇中の彼ら彼女らが支え合いながら困難を乗り越えていく姿に勇気づけられた視聴者は多かったのではないだろうか。

そしてそれをより一層印象深くしたのが、パク・セロイの放った名セリフの数々。もう一度見たくなる中毒性がある。

そこで本記事では12話で話題となった、

逃げてもいい。違うな、逃げるんじゃない、間違ったことはしてないから。あんな視線に耐えてまでやらないといけないことじゃない。お前がお前であることを、他人に納得させる必要はない

という言葉を振り返る。

パク・セロイの名セリフは、12話で話題となった

12話で話題となったパク・セロイの名セリフ(画像出典:JTBC)

これは、パク・セロイが経営する居酒屋“タンバム”のシェフ、マ・ヒョニ(イ・ジュヨン扮)に送った一言。

料理バトル番組での優勝を条件に投資を受けるチャンスを掴んだパク・セロイらが、最終決戦にまで進んだ日のことだ。

当日、スタジオ入りしたマ・ヒョニになぜか冷たい視線が向けられ、ひそひそ話が聞こえてくる。ライバルである長家(チャンガ)の社員グンス(キム・ドンヒ扮)が対決に勝つため、マ・ヒョニのセクシャリティーをマスコミに暴露したのだった。

トランスジェンダーであることが公となり、周囲から白い目で見られることに耐えられなくなった彼女は、その場から離れ廊下で1人涙する。

それを心配し追いかけてきたパク・セロイに対し、スタジオに戻ると気丈な態度を見せるも、無理をしているのは明らか。そんなマ・ヒョニを思いやり、彼がかけた言葉だった。

『梨泰院クラス』のメッセージ性の強さを、改めて認識させられるセリフだ。

パク・セロイは、マ・ヒョニを思いやる

マ・ヒョニを思いやるパク・セロイ(画像出典:JTBC)

その他、第3話で店での未成年の飲酒が問題となり営業停止処分を受けた時のこと。免れる方法もあったのだが、甘んじて罰を受けようとしたパク・セロイが放った、

今1回、最後に1回、また1回。その時は楽だろう、だけどその1回が人を変えるんだ!

また第4話で、前科者を理由に勉強しても意味がないという一言に対し、

俺の価値をお前が決めるな。俺の人生はこれからが始まりなんだ!

と、大声で叫んだシーンもあった。

いつまでも記憶に残したいセリフの数々が随所に散りばめられた『梨泰院クラス』。

久しぶりに見返し、名言を探してみるのも面白いかもしれない。


梨泰院クラス

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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