• Danmee(ダンミ)で実施したアンケート調査「なぜ韓国ドラマにハマるのか」の第1位に、“ユニークなストーリー”が選ばれた。
  • “俳優の高い演技力”や“豪華な演出”などを押し退けての圧倒的勝利だ。
  • そこで本記事では、韓国のゴールデングローブ賞と賞される『百想芸術大賞』で脚本賞を受賞した作品『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』を含め5つご紹介。

韓流ファンが、韓国ドラマに魅了されている理由が決定した。

Danmee(ダンミ)では、3月17日~3月24日までの間、「なぜ韓国ドラマにハマるのか」を調査するアンケートを実施。

第1位に選ばれたのは、得票率51.89%の“ユニークなストーリー”だった。回答者185名のうち96人が選択した結果だ。

(関連記事)日本の韓流ファン185名が回答!韓ドラにハマる理由 1位は「ユニークなストーリー」

もちろんストーリーが全てではないが、その他の選択肢であった“俳優の高い演技力”や“豪華な演出”の得票数と比較すると圧倒的勝利。

韓ドラならではの物語に心を奪われている人が多く、韓国ドラマが日本で大ヒットした原動力にもなっているようだ。

そこで本記事では、韓国のゴールデングローブ賞と言われる『百想芸術大賞』でシナリオが高く評価され、脚本賞を受賞した作品をご紹介。

韓流が日本で本格的に支持を得はじめた2004年を起点に、昨年までの受賞作の中から、映画やドラマのレビューサービスfilmarks(フィルマークス)で評価の高かった上位5作をピックアップした。

ストーリーが面白いとお墨付きをもらい、日本人からも絶賛されているラインナップは、最近ドラマを見るようになった人はもちろん、目の肥えた韓ドラファンも満足させるだろう。

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~ (2018)

人生の重みに耐えながら生きていく“おじさん三兄弟”(イ・ソンギュン、パク・ホサン、ソン・セビョク扮)と、不遇な人生を送ってきた女性イ・ジアン(IU扮)が関わる中で、互いに癒されていくヒューマンドラマ。

日常の風景を描いており派手な演出や展開はなく、淡々と進んでいくのが特徴。見終わると、温かな気持ちになり、確かな幸せを届けてくれる良質な作品だ。

『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』

『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』(画像出典:tvN )

●評価:★4.4/5

●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・U-NEXT
・DMM TV
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
・FOD
・Hulu


マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~

シグナル (2016)

韓国で物議を醸した実際の事件をモチーフにした作品。過去の時代を生きる刑事イ・ジェハン(チョ・ジヌン扮)と現在の天才プロファイラー、パク・へヨン(イ・ジェフン扮)が、故障したはずの無線機で交信し協力して未解決事件を追う、タイムループミステリー捜査劇だ。

無線を使用できる時間は非常に短いのだが、やり取りを続けるうちにイ・ジェハンが過去の人間であることに気付き、事件解決に有力な情報を少しずつ得ていく様子は手に汗握る。

果たして犯人は誰なのか、緊張感溢れるストーリー展開が見る者を釘付けにした作品だ。

『シグナル』

『シグナル』(画像出典:tvN)

●評価:★4.2/5

●現在視聴可能な動画配信サービス:
以前は配信されていたものの2023年5月現在、配信中のサービスはない


シグナル

秘密の森〜深い闇の向こうに〜 シーズン1 (2017)

2017年にシーズン1が、2020年にシーズン2が放送された犯罪スリラー。

過去に受けた脳手術により感情を失った孤独な検事ファン・シモク(チョ・スンウ扮)と、破天荒だが温かな心を持ち正義感の強い女刑事ハン・ヨジン(ペ・ドゥナ扮)が、事件の裏側に隠された真実を暴こうと奮闘する姿が描かれている。

主要人物の全員に事件を起こす動機があり、誰が容疑者であってもおかしくない構成で、回を追う毎にその対象者が増加。各人物の複雑に絡み合った関係性も手伝って、誰が犯人なのか気になり、目が離せなくなる作品だ。

『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』

『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』(画像出典:tvN)

●評価:★4.2/5

●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・U-NEXT
・DMM TV


秘密の森〜深い闇の向こうに〜

椿の花咲く頃 (2019)

幼い息子を連れて小さな田舎町に引っ越し、スナックを開いたドンベク(コン・ヒョジン扮)。持ち前の美貌が手伝って店は繁盛したが、それを快く思わない地元の女性たちからシングルマザーという偏見の目で見られいじめを受けていた。

そんな彼女を無条件に応援し、一途にアプローチする警察官ヨンシク(カン・ハヌル扮)のロマンスと、彼が町で発生した連続殺人事件の犯人捜しに扮装する様子が描かれている。

単なるラブストーリーかと思いきや推理ものの要素が強く、視聴者の意表を突くとともに本作の醍醐味の1つとなっている。

『椿の花咲く頃』

『椿の花咲く頃』(画像出典:KBS2)

●評価:★4.2/5

●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix


椿の花咲く頃

怪物 (2021)

田舎町マニャンを背景に、連続殺人事件の謎を追う怪物のような男性2人の心理スリラー劇。実力派俳優のシン・ハギュンが巡査役を、子役出身のヨ・ジングがエリート刑事を務め、絶妙な心理戦と緊張感のある展開が繰り広げられる。

劇中には伏線が散りばめられており、その謎を解いていく過程が見所の1つ。常にどんでん返しを繰り返す予想不可能かつ完成度の高いストーリーは、韓国ドラマにおける歴代級の作品だという評価を得た。

『怪物』

『怪物』(画像出典:JTBC)

●評価:★4.2/5

●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・U-NEXT
・Rakuten TV
・TELASA
・Amazon Prime Video


怪物

その他、惜しくもベスト5からは漏れてしまったものの星4つ以上獲得した作品には、『私の名前はキム・サムスン』、『朱蒙(チュモン)』、『ありがとうございます』、『チュノ~推奴~』、『ディア・マイ・フレンズ』、『未成年裁判』、『私の解放日誌』がある。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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