- 「なんか最終回にがっかり‥」これは韓ドラファンであれば、誰もが一度は通る道。
- 序盤の勢いは良かったのに徐々に尻すぼみ、という流れは、クオリティーの高さに定評がある韓国ドラマでも度々起こる。
- そこで今回は「エンディングも完ぺき」と評価された、韓国ドラマ5作品をご紹介する。
「序盤はおもしろかったのに‥」「なんだか途中から残念」こういった視聴者の反応は、“韓ドラあるある”の一つ。
韓国ドラマはクオリティーの高さに定評があり、ストーリーへの没入度も満足度も高い作品が多い。
しかし、スタートダッシュが良くても、その勢いをキープできずに尻すぼみ‥。広げ過ぎた伏線が、視聴者の興味をそいでしまった、なんてこともある。
また、大きなスケールで始まったストーリー展開が、最終的にガッカリな結末を迎え、“竜頭蛇尾”という厳しい評価さえ下されてしまう作品も。
(関連記事) 竜頭蛇尾・・「うやむやエンディング」で不満の声が上がった韓国ドラマ 4選
一方で最近の韓国ドラマは、“オープンエンディング”といった、視聴者に解釈を委ねる手法も増え始めた。
これは、ハッピーエンドなのかバッドエンドかどうかは、見た人が自由に解釈できる終り方をすることで、様々な考察がSNSに上がる。それで話題性をつくる、というもの。
しかし、“オープンエンディング”の良し悪しには、意見が分かれる。きれいに「完結!」と言い切れない“うやむやさ”を良しとするかは、視聴者の好みによって異なるからだ。
そこで今回は、「エンディングも申し分なし!」と韓国で高評価を受けたドラマ、5作品をご紹介する。
君の声が聞こえる (2013)
最高視聴率24%を超える大ヒット作となった、SBS『君の声が聞こえる(2013)』。
物語の主軸は、超能力、三角関係、そして法廷ドラマ。その中に、ファンタジーやラブロマンス、サスペンスといった様々なジャンルが絶妙に盛り込まれている。
主演のイ・ジョンソクが演じたのは、相手の心を読み取ることのできる超能力を持つ高校生パク・スハ。彼とイ・ボヨンの年齢差のあるラブストーリーも人気を集めた。
韓国の放送局が選ぶ”今年のドラマ”にも選ばれ、『第50回百想芸術大賞』をはじめ、数多くの授賞式で映えある賞に輝いた作品。

『君の声が聞こえる』(画像出典:SBS)
マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜 (2018)
IU(アイユー)とイ・ソンギュンがタッグを組み、本国のみならず海外からも好評を得た、tvN『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~(2018)』。
人生の重みに耐えながら生きていく“おじさん三兄弟”と不遇な人生を歩んできた女性が、互いに人生を癒す姿を描いたヒューマンドラマである。
ストーリーは日常の風景が描かれているため、派手でオーバーな演出や展開はなく、静かに淡々と進んでいくが、見終わると心に大きな温もりと確かな幸せを届けてくれる、良質なドラマ。
日本でも根強いファンが多く、隠れた名作として長く愛されている作品でもある。

『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』 (画像出典:tvN )
シグナル (2016)
2016年に韓国tvNで放送された『シグナル』。
このドラマは、主演にイ・ジェフン、キム・ヘス、チョ・ジヌンを迎え、タイムループスタイルを加味したミステリー捜査劇。
過去の時代を生きる刑事と現在の天才プロファイラーが、故障したはずの無線機で交信、協力して未解決事件を追うという、緊張感あるストーリー展開が魅力。
韓国で社会的に大きな反響を呼んだ実際の事件がモチーフにもなっており、日本でもリメイクされた人気作。

『シグナル』(画像出典:tvN)
怪物 (2021)
2021年に韓国で開催された『第57回百想芸術大賞』で3冠を達成した、JTBC『怪物(2021)』。
実力派俳優のシン・ハギュンと、子役出身のヨ・ジングの共演も話題となった本作は、ある田舎町を舞台に連続殺人事件の謎を追う心理スリラー劇。
絶妙な心理戦と手に汗握る展開だけではなく、劇中に敷かれた多くの伏線と、その謎を解いていくのが本ドラマの魅力でもある。
韓国では「韓国ドラマにおける歴代級の作品」として高い評価を受け、演出・台本・演技の全てに文句のつけようがないとの声が上がった。

『怪物』(画像出典:JTBC)
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 (2022)
最後は、2022年に世界的な大ヒットとなった、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(邦題)』。
自閉スペクトラム症の新人弁護士ウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)が、大型ローファームで奮闘する法廷ヒューマンドラマである。
驚異の記憶力と天才的な頭脳の持ち主のヨンウが、弁護士の仕事に悩み戸惑いながらも、斬新な視点で事件を解決に導くのが見どころ。
同僚弁護士や友人やお父さんなど、ヨンウを支える登場人物に魅力的なキャラクターが多かったことも人気を集めた理由の一つ。
物語後半は恋愛要素も増えたが、回を追うごとに好評を受け、最終回は自己最高視聴率17.5%を達成し、幕を閉じた。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ENA)
他に、tvN『サイコだけど大丈夫(2020)』、SBS『ストーブリーグ(2019)』、MBC『キルミー・ヒールミー(2015)』、tvN『秘密の森〜深い闇の向こうに〜(2017年)』なども、韓国で「エンディングが完ぺき!」と好評だった作品。
連休中に韓国ドラマをゆっくり堪能したい方、ぜひ作品選びのご参考に!
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