• 『財閥家の末息子(JTBC)』が最高視聴率26.9%を記録、近年類を見ない数字を叩き出し有終の美を飾った。
  • そんな中、歴代ドラマの視聴率に焦点が当たり、キム・スヒョン主演の『太陽を抱く月(MBC/2012)』が注目されている。
  • 彼が韓国を代表するスターになった経緯をご紹介。

『財閥家の末息子(JTBC)』が、近年類を見ない視聴率を叩き出しました。

『財閥家の末息子(JTBC)』は、近年類を見ない視聴率を叩き出した

近年類を見ない視聴率を叩き出した『財閥家の末息子(JTBC)』(画像出典:JTBC)

12月25日、惜しまれつつ最終回を迎えた本作は、なんと最高視聴率26.9%を獲得。今年の話題作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(ENA/Netflix)』の17.5%を大きく上回るなど、驚くべき大記録を残しました。

そんな中、注目を浴びているのが歴代ドラマの視聴率。過去に42.2%という驚異の数字を叩き出した名作があるのをご存じでしょうか。

気になるその作品は、キム・スヒョンとハン・ガイン主演の『太陽を抱く月(MBC/2012)』。

平日の韓国ドラマで40%を超えたのは本作が最後、約10年もの間、超えられない高い壁として立ちはだかっています。

『太陽を抱く月(MBC/2012)』

『太陽を抱く月(MBC/2012)』(画像出典:MBC)

日本でも人気作であるため、ご覧になった人は多いのではないでしょうか。

李氏朝鮮の架空の時代を舞台にした物語で、キム・スヒョンが“太陽のように温かな王”を演じたファンタジーロマンスです。

20代の役者が王役を演じるのが一般的でなかった時代、彼がこれまでとは異なる“若き王”というキャラクター像を描き出したことで有名。

キム・スヒョンは、これまでとは異なる王を描き出した

これまでとは異なる王を描き出したキム・スヒョン(画像出典:MBC)

またハン・ガインとの切ない恋模様を見事に表現するなど、キム・スヒョンは『太陽を抱く月』への出演を機に、名実共にトップスターへと成長することに。彼が大きく飛躍したドラマとして広く知られています。

キム・スヒョンは、切ない恋模様を表現した

切ない恋模様を表現したキム・スヒョン(画像出典:MBC)

事実、前作の『ドリームハイ(KBS/2011)』で既に人気を手に入れていましたが、時代劇への出演により更に高い支持を得るように。

10代中心だったファンダムに加え幅広い年齢層のファンを獲得し、世代を問わず愛される俳優の1人になったのです。

『ドリームハイ(KBS/2011)』

『ドリームハイ(KBS/2011)』(画像出典:KBS)

以降2013年には、本国はもちろんアジアを熱狂の渦に巻き込んだ『星から来たあなた(SBS)』で韓流スターに。

韓国のみならず、海外からも応援される役者としての地位を獲得し、現在の活躍に至ります。

『星から来たあなた(SBS)』

『星から来たあなた(SBS)』(画像出典:SBS)

40%を超える驚異的な数字を打ち出した『太陽を抱く月』。

高い視聴率には驚かされますが、キム・スヒョンが本作を契機にスターになったという点において、ドラマファンの間では今後も長く愛されることでしょう。

時代劇初出演にもかかわらず、堂々の演技を繰り広げたキム・スヒョン。彼の熱演が気になった人は、ぜひ年末年始に一気見してはいかがでしょうか。

現在、Netflix(ネットフリックス)をはじめU-NEXTなど、各種動画配信サービスから視聴可能です。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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