韓国ドラマは、いまや世界中から支持されるようになったコンテンツへと成長した。しかし、最近になって面白い作品が誕生したわけではない。日本で“韓流ブーム”と呼ばれる前から、本国では驚異的な視聴率を誇ったドラマが数多く存在する。そこで本記事では、韓ドラ視聴率歴代1位と、各テレビ局で最高視聴率を記録したヒット作をご紹介。

韓国ドラマが、世界中でブームを巻き起こしている。

日本では、2003年前後の“第1次韓流ブーム”に始まり、現在の“第4次韓流ブーム”と言われるまで約19年に渡って親しまれ、もはや“ブーム”ではなく、1つのカテゴリーとして定番化。

そこで、そんな韓ドラファンなら押さえておきたい、韓国ドラマ史における大ヒット作を紹介する。

1996年に放送されたKBS2『初恋(1996)』が、なんと視聴率65.8%を記録して、堂々の歴代1位に。

KBS2『初恋(1996)』は、韓国で歴代1位の視聴率65.8%を誇った。

韓国で歴代1位の視聴率65.8%を誇ったKBS2『初恋(1996)』。(画像出典:namu.wiki)

キャストが豪華で、ペ・ヨンジュンをはじめ、チェ・ジウ、キム・テウ、チャ・テヒョン、ソン・ヒョンジュ、ソン・ヘギョなどが名を連ねている。

1980年代~1990年代を背景に、貧富の差という壁を越える若者たちの、初恋と強い兄弟愛を描いた物語だ。

ペ・ヨンジュンが正義と家族愛のために立ち上がる主人公、ソン・チャヌに扮し『冬のソナタ(KBS2/2002)』とは異なるワイルドなキャラクターで登場。日本では、ヨン様ファンを中心に話題となった作品だ。

次に紹介するのは、各テレビ局において最高視聴率を獲得したドラマを紹介。

MBC『愛が何だって』

1991年から1992年に放送されたMBC『愛が何だって』は、韓国ドラマ界初の“スター作家”となったキム・スヒョンが脚本を手掛けており、厳格な父のいる一家で毎回巻き起こる騒動と、家族の変化が描かれ爆発的ヒットとなった。

『愛が何だって』は、MBCで最高視聴率を誇った。

MBCで最高視聴率を誇った『愛が何だって』。(画像出典:MBC)

平均視聴率は59%、最高視聴率は64%を記録、韓国ドラマ史においては歴代2位、MBCにおいては1位の座を手にしている。

また、初めて中国で放送された韓国ドラマでもあり、当時は非常に高い人気を誇った。

SBS『砂時計』

1995年に放送されたSBS『砂時計』は、1970年後半から1990年代初めを背景に、実際に起こった大事件を描いた韓国初の作品で、いまや大物俳優と言われるようになったチェ・ミンスと、本作をきかっけにトップ女優となったコ・ヒョンジョンが主演を務めた。

『砂時計』は、SBSで最高視聴率を記録した。

SBSで最高視聴率を記録した『砂時計』。(画像出典:SBS)

最高視聴率は64.5%。放送時間帯になると町から人がいなくなり、視聴者層ではないと言われる20~30代の男性さえも、ドラマを見るために帰宅を急いだことから、“帰宅時計”という別名まで誕生。

劇中に登場する江原道(カンウォンド)には、莫大な観光収益をもたらすなど、社会に大きな影響を及ぼした。

JTBC『夫婦の世界』

2020年に放送されたJTBC『夫婦の世界』は、最高視聴率28.4%を記録。

『夫婦の世界』は、JTBCで最高視聴率を記録した。

JTBCで最高視聴率を記録した『夫婦の世界』。(画像出典:JTBCDRAMA Instagramキャプチャー)

動画配信サービスの登場など、2010年前後から視聴環境の変化が起こり、視聴率が2桁に到達するのが難しいと言われるようになった時代の中で、驚異的人気を集めた。

また、興行旋風を巻き起こし注目された同局ドラマ『梨泰院クラス(2020)』の最高視聴率は16.5%で、これをはるかに超える成績を残したドラマでもある。

夫の裏切りにより、夫婦の絆が崩れ爆発する愛憎の渦に飲み込まれながらも、死に物狂いで互いの首を締め合う夫婦のし烈な世界をドロドロと描かれている。

人が羨むような家庭を築いていたチ・ソヌ(キム・ヒエ扮)が、夫イ・テオ(パク・ヘウン扮)の不倫を知り、緻密な計画を立て復讐を果たすストーリーだ。

tvN『愛の不時着』

2019年から2020年に放送されたtvN『愛の不時着』は、言わずと知れた話題作。

『愛の不時着』は、tvNで最高視聴率を記録した。

tvNで最高視聴率を記録した『愛の不時着』。(画像出典:tvN)

パラグライダー遊覧中の事故により、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン扮)と、彼女をかくまい守るうちに愛し合うようになる北朝鮮の将校、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン扮)の極秘ラブストーリー。

最高視聴率は21.7%で、同局のヒット作『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(2016)』の20.5%を超えたことでも注目を集めた。これは『愛の不時着』が、本国でどれほど多くの人に愛されていたかが伝わってくる結果だ。

また、Netflix(ネットフリックス)を通して世界に配信されると、アジア全域で視聴ランキングトップ10に入り、日本では約2年が経過した現在も時折上位に顔を覗かせている。

TV CHOSUN『結婚作詞 離婚作曲2』

2021年放送のTV CHOSUN『結婚作詞 離婚作曲2』は、全3シリーズからなる『結婚作詞 離婚作曲』シリーズの2作目で、最高視聴率15.2%を記録したドラマ。

『結婚作詞 離婚作曲2』は、TV CHOSUNで最高視聴率を記録した。

TV CHOSUNで最高視聴率を記録した『結婚作詞 離婚作曲2』。(画像出典:TV CHOSUN)

日本ではNetflixを通じて多くの人に楽しまれ、配信当時はオリジナルランキングトップ10の常連だったため、ご覧になった人も多いだろう。

人生の成功を収めた30代、40代、50代の魅力的な女性3人に降りかかった、想像もしなかった不幸や真実の愛を求める夫婦たちの不協和音‥不倫、離婚と、夫婦が直面する出来事を生々しく描写している。

***
ついつい新作ドラマに関心を向けてしまうが、過去の大ヒット作品を振り返ってみるのも、韓ドラの楽しみ方の一つと言えよう。

(構成:西谷瀬里)







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