2022年も世界中のファンを満足させてきた、韓国ドラマ。今年最後の期待作と噂されているのが、ソン・ジュンギ主演のドラマ『財閥家の末息子』だ。構想当初から数年もの月日を経て、ようやくこの秋に放送となる。ファンの期待値は早くも最高潮に達しているようだ。
2022年も数多くの話題作を誕生させ、世界中の視聴者を虜にしてきた韓国ドラマ。
今年も残すところあと3カ月。最後の期待作として囁かれているのが、ソン・ジュンギ主演のJTBCドラマ『財閥家の末息子』だ。

新ドラマ『財閥家の末息子』で主演を務める、俳優のソン・ジュンギ(画像出典:HiSTORY D&C)
韓国にて、11月下旬より放送を予定している『財閥家の末息子』は、財閥トップであるスンヤン家のオーナーリスクを管理する秘書が、財閥家の末息子として生まれ変わり、2回目の人生を生きるファンタジードラマ。
ソン・ジュンギは劇中、ユン・ヒョヌとチン・ドジュンの1人2役を披露。ユン・ヒョヌは、スンヤン家に忠誠を尽くしたものの、濡れ衣を着せられ捨てられるのだが、ヒョヌの記憶を持ったままスンヤン家の末息子、チン・ドジュンとして生まれ変わり、自身の知っている未来を利用して、スンヤングループを手に入れようとする。
同名のウェブ小説を原作としており、ソン・ジュンギ以外に、イ・ソンミン、シン・ヒョンビン、チョ・ハンチョル、パク・ジヒョン、キム・ジョンナンなどが出演する。
実は、『財閥家の末息子』は当初、2019年の放送を目標に着手されていた。しかし、幾度となく延期されることに‥。
その理由はさまざまだ。
ファンタジーウェブ小説を原作にしていることから、ドラマ化するにあたり多少の脚色が必要だったこと、”財閥”をモチーフにした作品だけに、制作側と広告主(財閥グループ)とのトラブルが懸念されたことなどが挙げられる。
さらに、2020年には世界を混乱に陥れた新型コロナウイルス感染症の発生なども重なってしまい、あらゆる原因がドラマの制作を遅らせてしまった。
その後、韓国放送局JTBCが製作することや、ソン・ジュンギが主演を務めることなどが報じられ、ようやく一筋の光が見え始めたものの、これ以後の続報はなかなか届かなかった。これに対し、ドラマファンからは「本当に制作されるのか」と懸念の声も寄せられていたという。

ソン・ジュンギは、自身のSNSで台本の画像を公開(画像出典:ソン・ジュンギ公式Instagram)
そのような中、ソン・ジュンギが昨年、自身のインスタグラムを通じて、『財閥家の末息子』の台本画像を投稿。いよいよドラマの撮影に入ったものと予想され、ファンの期待感を高めていた。
さらに最近では、ソン・ジュンギが同SNSに「『財閥家の末息子』の撮影を応援してくださったすべての方々に感謝します。おかげで頑張って撮影しました。いつもありがとうございます」という感謝のコメントと共に、ドラマの撮影風景を掲載している。
すでに主演俳優らの撮影はすべて終了したと伝えられており、ソン・ジュンギも安堵感に包まれての投稿となったことだろう。『財閥家の末息子』は残りの撮影を終えた後、ようやく放送を迎える。

先ごろ公開された、撮影現場での様子(画像出典:ソン・ジュンギ公式Instagram)
ドラマ化の決定から3年もの月日を要し、ようやく放送までたどり着いた『財閥家の末息子』。
残念ながら、現時点(9月15日)では日本での放送は未定となっている。
しかし2021年12月、制作会社のレモレインは、IPO企業説明会で「JTBC放送と同時にグローバルOTTの配信も進めている」と発表しており、日本の韓ドラファンの期待が高まっている。
(構成:星野沙)
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