tvN『花様年華-人生が花になる瞬間-』が、Netflix(ネットフリックス)公開後、日本で好評を得ている。韓国では2020年に放送され注目されたが、年月を経ても良い作品は色褪せないようだ。そこで本記事では、そんなドラマの内容と見所を一部紹介する。
tvN『花様年華-人生が花になる瞬間-(以下、花様年華)』が、色褪せない輝きを放っている。
本作は、美しい初恋が過ぎ全てが変わった今、再会した男女が、最も輝く時代の自分と向き合う姿を描いたストーリー。
主演はユ・ジテとイ・ボヨンで、2人の青春期をそれぞれGOT7メンバー、ジニョンと女優のチョン・ソニが演じている。
9月1日にNetflix(ネットフリックス)で配信がスタートし、9月14日現在、“今日のTV番組TOP10(日本)”の2位にランクイン。好調な滑り出しを見せている。
本国では2020年に放送されたドラマで、視聴率が3%に届けばまずまずと言われる現在の韓国ドラマにおいて、当時、第1話から5.4%を突破するなど、楽しんで見ていた視聴者は多かった。
そんな作品が、約2年という時を経てNetflixに登場、多くの人に愛されたドラマは、国と時間を越えても変わらず支持されるようだ。
ユ・ジテとジニョン扮するハン・ジェヒョンは、大学時代に信念を持った学生運動家として活動、後に財閥の娘婿となり、名誉や利益のために働く冷酷な事業家となる。
一方、学生時代はピアノを専攻し、裕福な家庭に育ったユン・ジスをチョン・ソニとイ・ボヨンが演じる。現在はアルバイトをしながら、女手一つでなんとか息子を養う母親となり、苦労する日々だ。
大人になった2人は、あることをきかっけに再会、そこから繰り広げられる物語が見所だ。
何と言っても見逃せないのが、出演者の演技力の高さ。
ユ・ジテは「重厚な中年紳士の魅力が滲み出ていた」と韓国の視聴者から好評を得て、青年期を担ったジニョンとチョン・ソニは「非の打ち所がなかった」と絶賛された。
イ・ボヨンも安定した演技を披露し、第1話から名場面と言われるシーンが誕生したほど、視聴者に強い印象を残している。
それは、初恋相手のハン・ジェヒョンと再会した時のこと。
20年以上会うことのなかった2人は、過去に何があったのか、そしてどんな人生を送ってきたのか‥。
細かな描写がない中、これまでのユン・ジスの思いが集約されたかのように、目の動きや繰り返されるわずかな瞬きで、全ての感情を表現。
言葉を発さずとも見る者に感動を与え、初回から一気に作品へ引き込まれたという。
このシーンは、「もし、初恋の相手に再会したら、私はどうなるのか・・」と、思わず主人公に自分を置き換え、想像に浸かる経験をさせてくれるかもしれない。
今後の展開では、さらに感情移入するシーン多発が予想される。ぜひ一度、ご覧になってみてはいかがだろうか。
(構成:西谷瀬里)
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