韓国ドラマを放送するテレビ局は複数あるが、テレビ東京の『韓流プレミア』が韓ドラファンのツボを押さえていることをご存じだろうか。本記事では、過去放送された作品をピックアップして紹介し、韓ドラファンにすてきな作品を届けてくれる『韓流プレミア』を紹介する。
現在、Netflix(ネットフリックス)やDisney+(ディズニープラス)など、様々な動画配信サービスを通して視聴可能となった韓国ドラマだが、地上波で楽しんでいる人も多いのではないだろうか。
そんな番組の1つにテレビ東京の『韓流プレミア』がある。
韓国ドラマを専門に取り扱い、2カ国語放送している関東地方のローカル放送枠で、2012年の放送開始当初は平日の朝8:25からであったが、現在は平日の朝8:15からに変更され、現在に至るまで多くの視聴者に楽しまれている。
多くのテレビ局が朝の情報番組を放送する時間帯に、果敢にもテレビ東京は『韓流プレミア』を通して韓国ドラマを視聴者に届けているわけだが、同テレビ局は他局にない独自路線で存在感を発揮している。
韓ドラファンにとってはうれしい編成ではないだろうか。
そんな『韓流プレミア』は現在放送中のものを含めると、合計77作品を放送してきた。
放送された作品のラインナップには、これまでに韓国で人気を得たドラマが一同に並んでおり、日本でも話題となったものがほとんどだ。
また、時代劇、現代劇問わず放送されているものの、どちらかというと時代劇が多いのが特徴で、骨太からロマンチックコメディーまでさまざまなジャンルの朝鮮王朝が楽しめる作品が名を連ねている。
記念すべき第1作目のドラマも、韓国で最高視聴率43.6%を記録したMBCの時代劇『善徳女王(2009)』だった。
そして、MBC『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』が第4作目に、MBC『イ・サン(2007)』が第10作目に、MBC『トンイ(2010)』は第20作目に放送された後、約5年後に再度放送され、日本に最初に韓ドラ時代劇ブームをもたらした作品を総なめにしている。
またロマンス時代劇を代表する作品もあり、韓国で最高視聴率42.2%を記録したMBC『太陽を抱く月(2012)』が第26作目に、パク・ミニョンが主演を務めたKBS2『7日の王妃(2017)』が第50作目に、EXO(エクソ)のD.O.(ディオ/ド・ギョンス)が出演して話題を呼んだtvN『100日の郎君様(2018)』も第71作目に入っている。
現代劇も人気作品をしっかりと押さえたラインナップで、NHK総合テレビジョンで放送され日本に一大ブームを巻き起こしたKBS2『冬のソナタ(2002)』の新編集版が第2作目に、韓流四天王として名を馳せたチャン・ドンゴン主演のSBS『紳士の品格(2012)』が第7作目に取り扱われた。
放送から数年経ってもいまだにファンの多いtvN『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(2016)』も第46作目に名を連ねている。
『韓流プレミア』は、ただ単に人気作品を放送するだけでなくしっかりと成績も残している。
第19作目で放送されたMBC『ホジュン 宮廷医官への道(1999)』は、当時における『韓流プレミア』歴代最高初回視聴率3%を記録するという好成績を残した。
そして、2022年に入ってからは、SBS『浪漫ドクターキム・サブ2(2020)』、SBS『ヘチ 王座への道(2019)』、TV CHOSUN『風と雲と雨(2020)』が放送され、現在は、韓国で最高視聴率33.7%を記録したKBS2『人生最高の贈り物~ようこそ、サムグァンハウスへ~(2020)』が放送中だ。
ちなみに、『人生最高の贈り物~ようこそ、サムグァンハウスへ~』は、なんと50話からなる長編ドラマで、過去に『韓流プレミア』で放送された作品の数々もやはり長編作品が多かった。
1作品10話前後で完結するドラマを見慣れている日本人からすると馴染みがないが、平日毎日放送されるのであればドラマに没入でき、長いストーリーに飽きることなく最後まで楽しむことができるのかもしれない。
放送開始から10年、様々なドラマを視聴者に紹介してきた『韓流プレミア』が、今後どのような作品をプレゼントしてくれるのか気になるところだ。
(構成:西谷瀬里)
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