tvNドラマ『流れ星』が、世界的な人気を得ている。しかし韓国では視聴率が低く、同じドラマでも韓国と海外の反応に違いが見られる。最近、最終話を迎えた『恋慕』も同様の反応だった。本記事では、『流れ星』と『恋慕』を通して、韓国と海外の視聴者の反応に触れる。
時代劇からロマンス、ミステリーなど、数多くの韓国ドラマが日本でも視聴できるようになり視聴者を楽しませている。
その中には、韓国でヒットした作品もあれば必ずしもそうでない作品も含まれるが、後者の作品を見てみると意外と熱中して視聴したという経験はないだろうか。
また、面白いと思っていた作品が、韓国で酷評を受けていたり、視聴率が低いのを後で知り驚くこともあるだろう。
韓国での視聴率が芳しくなくても、海外では良い反応を得るドラマも存在するようだ。
実際、韓国で6月11日に最終話を迎えたtvNドラマ『流れ星』は、韓国内での視聴率が1%台と低迷していたのに対し、動画配信サービスU-NEXTで放送されると、日本では6月3日の段階で1位を獲得した。

U-NEXTで放送され、日本で1位を獲得した『流れ星』(画像出典:tvN)
またグローバルストリーミングサービスVikiでも、米州、ヨーロッパ、オセアニア地域で1位を記録し、海外の視聴者の心を掴んだ。
ちなみに『流れ星』は、日本のU-NEXTを含め、グローバルストリーミングサービスVikiを通して、米州、ヨーロッパ、中東、オセアニアに、東南アジアにはtvN Asiaチャンネルを通してシンガポール、フィリピン、マレーシア、インドネシアなど、160カ国で同時放送されている作品だ。
あるドラマ製作会社の関係者は、本作がロマンティックラブコメディーであることを念頭にこの状況に触れ、海外視聴者の中には、「笑いを求めたり、共感できたりするストーリーを望む視聴層がいるようだ」と語り、海外の視聴者にロマンティックラブコメディーが需要があることを示唆。
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また『流れ星』以外にも、最近日本で大ヒットを記録したKBS2ドラマ『恋慕』も、世界的な人気に比較すると韓国では視聴率が高いとは言えず、酷評を受けたこともあった。

日本で大ヒットし、海外からの反応も好調だった『恋慕』(画像出典:KBS)
事実、最終的には最高視聴率12.1%を記録したものの、放送スタート後、第3話までは6%台で推移し、第4話からは下降線を描いた。
そして第6話では5%にまで落ち込み、最低視聴率を更新したこともある。
しかし、Netflix(ネットフリックス)で全世界に向け放送されると、海外では配信後、2週間でNetflix世界ランキングのトップ10入りを記録し、優雅な世界観に魅了されたと、世界のNetflixユーザーからは称賛が届けられた。
ストーリーや俳優の演技はもちろんだが、劇中、随所に登場する韓国ならではの美しい衣装やセットの数々が、アジア独特の雰囲気を醸し出し、海外の視聴者の心を掴んだポイントとなったようだ。
以上含めると、韓国と海外の視聴者の需要や心に刺さるポイントに少なからず違いがあり、韓国での視聴率という成績のみにとらわれずにドラマを取捨選択すれば、さらにすてきな作品に巡り合えるのかもしれない。
(構成:西谷瀬里)
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