日韓で爆発的なヒットを放った、SBS(Netflix)『社内お見合い』。その人気の秘訣は、デリケートな内容を盛り込まずに、笑って楽しめる作品に仕上げたことのよう。韓国では、第1話から去る5日に放送された最終話まで、視聴者を幸せな気持ちにさせ続けたと称賛されている。
去る5日、惜しまれつつも最終回を迎えた、SBS(Netflix)『社内お見合い』。
最終回である第12話は、視聴率11.4%(全国基準)を記録し有終の美を飾った。

コミカルな演出が好評の、SBS(Netflix)『社内お見合い』(画像出典:SBS)
放送開始早々から、ロマンチックコメディー(ロコ)の法則をコミカルに昇華させ、日韓で爆発的な人気を博した。
視聴者を虜にしたのは、主人公を演じたアン・ヒョソプとキム・セジョン。彼らは初めてのロコ演技挑戦とは思えないほどの熱演を見せ、ハマり役と称賛されるとともに、ドラマの魅力を高めている。
『社内お見合い』の魅力は、何と言ってもコミカルな演出と続きが気になるストーリー展開だろう。
ストーリー上には、時事問題をはじめ、デリケートで深刻な内容やイシューは盛り込んでいないことから、視聴者が気楽に、そして笑って楽しめるドラマとなった。つまり、議論になる内容もなく、ただただ”楽しい”を提供してくれる作品だった。
これまで、議論を醸した韓国ドラマは数えきれないほどある。
特に、歴史的事実(史実)をベースにした作品は、ストーリーにリアリティーと深みを持たせるというメリットがある一方で、議論になってしまうというデメリットも。
歴史的な事実と異なる、時代背景に矛盾がある、なぜ美化されるのか‥と、フィクションドラマに対して、過去の事実と矛盾があることに大衆は過敏に反応。これにより、放送中止となった作品まで出たほどだ。
しかし、『社内お見合い』は最後まで、視聴者をリラックスさせ、笑顔にさせ、幸せな時間を提供した。議論となる要素が1つもなく、ひたすら笑いながら視聴できる微笑ましい作品として、多くの視聴者に愛されてきた。
韓国のインターネット上には、視聴者からの感謝の言葉で溢れている。
「”社内お見合い”ありがとう」「ハテカップル、君たちのおかげで本当にホットな6週間だった。とても楽しくて幸せだった、君たちもお幸せに」「結婚式も見せずに終えるということはシーズン2があるということだよね?」など、最終回を迎えた本作に拍手を送るようなコメントが並んでいた。

主演のアン・ヒョソプとキム・セジョンは劇中、”ハテカップル”との愛称で親しまれた(画像出典:SBS)
今月5日、オンラインコンテンツサービスランキング集計サイト”フリークスパトロール”によると、『社内お見合い』は同日基準で、Netflix(ネットフリックス)テレビ番組部門で世界第2位にランクイン。これは、放送局とOTTで同時放送された韓国ドラマの中では歴代最高記録を誇る。
これまでのトレンドであった、ダークさやアンダーグラウンドさをまとった重みのある韓国ドラマが揃う中、疲労感を感じさせないライトでコミカルなロコドラマとなった『社内お見合い』が、日韓をはじめ、世界で爆発的なヒットを遂げたのも大いに納得である。
トレンドサイクルの早い韓国ドラマ界で、ちょうどいいタイミングでコミカル色強めのロマンス劇を披露した本作。ストーリーやキャストはもちろん、タイミングや”運”にも恵まれ、世界的な大ヒットとなったようだ。
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