4月9日より韓国で放送がスタートするtvNドラマ『私たちのブルース』が、放送前からすでに話題を呼んでいる。豪華出演陣のほかに、あるドラマとの共通点が注目されているよう。その内容とは?

tvN『私たちのブルース』が、4月9日より韓国で放送がスタートする。

『私たちのブルース』

『私たちのブルース』出演陣(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:各所属事務所)

本作は、人生のゴールやクライマックス、そしてスタート地点に立っている全ての人々の、甘くて苦い人生を応援するオムニバス形式のドラマだ。

実はこのドラマ、放送開始前であるにもかかわらず、すでに大きな話題を呼んでいる。

なぜなら、キャスティングが”歴代級”と言われるほど超豪華なのだ。また、交際中のキム・ウビンとシン・ミナが出演するという点も理由の1つだろう。

気になるキャスティングだが、日本では”韓流スター”の代名詞イ・ビョンホン、映画『パラサイト 半地下の家族(2019)』で家政婦役を演じたイ・ジョンウン、SBS『屋根部屋のプリンス(2012)』をはじめ、数々のドラマに出演してきたハン・ジミン、SBS(Netflix)『相続者たち(2013)』で人気を博したキム・ウビン。

そして、tvN『魔女の恋愛(2014)』のオム・ジョンファ、母親役に定評のあるベテラン女優キム・ヘジャに、韓国では“国民の母”と言われるコ・ドゥシム。出演作品によって、180度異なる演技を見せてくれるチャ・スンウォン、最近日本でも人気を集めたことが記憶に新しい、tvN(Netflix)『海街チャチャチャ(2021)』のシン・ミナなど、贅沢過ぎるラインアップである。

そしてもう1つ、あるドラマとの共通点が多いことで注目を集めている。

それは昨夏に放送され、口コミで徐々に人気を集めた『海街チャチャチャ』だ。

『私たちのブルース』

『私たちのブルース』ティーザー(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2月25日に公開されたティーザー映像では、美しい済州(チェジュ)の風景と、海の町ならではの活気溢れる人々の様子が映し出されていた。

この映像と本作の内容が、海を舞台に温かな人間模様を描き、大ヒットとなった『海街チャチャチャ』を彷彿とさせる。

“港町が舞台”、”人情がテーマ”、”シン・ミナが出演”という共通点が、そう思わせているのかもしれない。

またこれ以外にも、いくつか共通点がある。

まず1つ目に、シン・ミナ以外にも、何らかの形で『海街チャチャチャ』に関わった女優が2名もいるという事。

1人目はイ・ジョンウンで、彼女は『海街チャチャチャ』第1話の冒頭に特別出演している。短い出演ではあったが、その後のドラマの流れや、主人公の役柄に大きな意味を持たせる存在であった。

そして、2人目はオム・ジョンファだ。彼女は『海街チャチャチャ』の映画版、『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン(2004)』に、ヒロインとして出演していたのだ。

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そして2つ目に、本作の企画会社が、『海街チャチャチャ』と同じSTUDIO DRAGONであるという点。

そのため『私たちのブルース』を制作するにあたり、大ヒットを収めた『海街チャチャチャ』を参考にした可能性は、大いにありそうだ。

しかしこれらはあくまで”共通点”なだけで、2作品の関連性については憶測の域を出ない、一般的予測に過ぎないもの。

それでも監督、脚本家、出演者、制作会社のどれを見ても、現在韓国ドラマ界では非の打ち所がない強力な布陣であり、『私たちのブルース』が大ヒットドラマになる予感は、すでにひしひしと感じられる。


『私たちのブルース』ティーザー予告(動画出典:tvNドラマ)




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