ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、7月13日付のNetflixワールドデイリーで10位に名を連ね、もはや世界レベルで人気を集めている。そんな本作は、韓国のオリジナル作品なのだが、ある韓国メディアによると、アメリカからリメイク制作の提案を受けているという。

ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、破竹の勢いを見せている。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が世界で破竹の勢いを見せている。(画像出典:ENA)

7月13日付のNetflixワールドデイリーでは10位に名を連ね、もはや世界レベルで人気と言っても過言ではない。

また韓国国内では、初回こそ0.9%でスタートを切ったものの、第5話はなんと9.1%を記録(出典:視聴率調査会社ニールセンコリア)。

(関連記事)「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」Netflix 非英語圏TV部門で1位に!

Netflixジャパンでは、水曜日と木曜日の深夜に配信されており、今日(14日)の日中にはツイッタートレンドに『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の文字が浮上した。

自閉症スペクトラムを持つドラマ主人公のウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)の繊細な心の動きや、美しい言葉で語られるセリフの数々に、視聴者は心を動かされているようだ。

そんな中、ある韓国メディアが『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が、「アメリカからリメイク制作の提案を受けている」と報道。

同メディアが、ドラマ制作関係者に単独取材をしたところ「いくつかの国から、リメイク制作の提案を受けているようだが、アメリカが最も積極的だ」とコメントしたという。

その理由として、アメリカの放送局であるABCが、2013年に放送されたKBSドラマ『グッド・ドクター』を、2017年にドラマシリーズ『グッド・ドクター 名医の条件(邦題)』としてリメイクしたことが背景にあるのではと言われている。

チュウォンが自閉症を持つ医師を演じた『グッド・ドクター』

チュウォンが自閉症を持つ医師を演じ、当時その熱演が話題となった『グッド・ドクター』。(画像出典:KBS)

『グッド・ドクター』は、自閉症でサヴァン症候群の青年パク・シオン(チュウォン扮)が、障害に対する偏見や困難にぶつかりながら、医師として成長していくヒューマン・ピュアストーリー。

これがアメリカ版でも人気を集め、現在第5シーズンまで制作されているほど。

そして今回の『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』をして、アメリカでは“女性版グッド・ドクター”、“グッド・ドクター法廷バージョン”などと表現されており、『グッド・ドクター』同様、アメリカの視聴者に受け入れられるのではと考えているようだ。

ちなみに、本作の脚本を手掛けているのは、チョン・ウソンが主演を務め、観客層動員数253万人を突破した映画『無垢なる証人(邦題/2019)』の脚本を担当した、ムン・ジウォン氏。心の機微を描くことに長けた、手腕家だ。

両作品で自閉症を主人公に置いた、彼女の世界観も、現在大きな関心を集めている。





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