MBC『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』で圧倒的存在感を見せている、2PM(トゥーピーエム)のジュノ。5週連続でドラマTV話題性1位とともに、出演者の話題性も席巻している。これほどまでに多くの人気を得たのは、ジュノらしいカラーを正祖イ・サンに吹き込んだからではないだろうか。

MBC『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』で抜群の存在感を見せている、2PM(トゥーピーエム)のメンバー、ジュノ。

『赤い袖先』は、自身が選んだ人生を守ろうとした宮女と、愛よりも国が優先だった王の切ない宮中ロマンスを描いたドラマ。

本作でジュノは、これまでメディアを通して大衆に慣れ親しまれてきた正祖イ・サンのキャラクターに、自身のカラーを付け加えている。

MBC『袖先赤いクットン』は2PMジュノとイ・セヨンが主演

2PMジュノとイ・セヨンが主演する、MBC『赤い袖先』(画像出典:MBC)

幾度となくドラマや映画で描かれてきた、李氏朝鮮の第22代国王イ・サン。

その代表作と言えるのが2007年に放送されたMBCドラマ、『イ・サン』だろう。

本作は日本でも様々なチャンネルを通じて放送され、韓ドラファンから絶賛を得ている作品。もちろん韓国でも、勇気と感動、そして豊かな映像美を届けた『イ・サン』は、平均視聴率26.4%、最高視聴率35.5%を記録する絶大な人気となった。

この作品で俳優のイ・ソジンが扮したイ・サンは、瞬く間に大衆の視線を釘付けにした。

これまで描かれてきたイ・サンなるキャラクターは、賢い王でありながら寂しがり屋というイメージが強かった。『イ・サン』ではこれに加えロマンチストの面も描かれ、人間味溢れる、親近感を得るような人物に仕上がっている。

ドラマ『イ・サン』は日本でも幾度となく放送された

日本でも幾度となく放送された、ドラマ『イ・サン』(写真提供:©スポーツ韓国)

頭脳明晰、寂しがり屋、ロマンチスト。そんなイ・サンが今回、『赤い袖先』において、ジュノはさらなる魅力である、”セクシー”さを加えた。

劇中に登場したお風呂のシーン。そこでジュノは”野獣アイドル”らしく、割れた腹筋を披露している。

バラの花びらが散らばった浴槽の中で、濡れた韓服の間から見えたのは、完璧な腹筋。鍛え上げられたシックスパックを覗かせ、野性味あふれるセクシーさを誇示していた。

さらに、イ・サンとソン・ドギム(イ・セヨン)が、美しい東宮の別棟で2人だけの時間を過ごすという大人っぽい艶やかなシーンも登場し、視聴者をときめかせている。

ジュノの入浴シーンは女心を揺さぶった

女心を揺さぶった、ジュノの入浴シーン(画像出典:mbcdrama公式Instagram)

大人の雰囲気を醸し出すイ・サン(ジュノ)とソン・ドギム(イ・セヨン)のシーンも

さらに、イ・サン(ジュノ)とソン・ドギム(イ・セヨン)が大人の雰囲気を醸し出すシーンも‥!(画像出典:mbcdrama公式Instagram)

国民から愛されている歴史上の人物、イ・サン。その作品ごとに、キャラクターのカラーが加味されてきた。
謎めいた事件の数々を盛り込んだミステリー映画『永遠なる帝国(1995)』では、知性に溢れ、頭が切れる男として描かれた。前述した2007年の『イ・サン』では、知性に加えロマンチストさが、そして2021年『赤い袖先』では、この上ないセクシーさを盛り込んでいる。

新しいイ・サン像は大衆にも好評を博している。5週連続でドラマTV話題性1位に輝き、さらに出演者の話題性でもイ・セヨンとジュノは3週連続で1位と2位を占めているほど。

時代ごとに新しい一面が垣間見られる正祖イ・サンの作品。本作が今期ドラマの中でもダントツの人気を誇る理由はこれだけではない。

ジュノの人生作と言われるほど、ジュノ自身が役者としての才能を爆発させていることも人気の理由だろう。

アイドルでありながら俳優もこなす”演技ドル”の中でもトップクラスを誇り、それ以前に、豊かな表現力を披露する”俳優”としても格別な存在だ。

本作が史劇初挑戦とは思えぬ熱演を見せ、演技の幅を広げたジュノ。韓国音楽界だけでなく、ドラマ界でも”ジュノ旋風”が巻き起こる日も近いはずだ。




2PM

2008年9月4日にデビューした韓国の6人組ボーイズグループ2PM。JYPエンターテインメント所属。

Mnetの新人育成番組’熱血男児’で集められたJYPE練習生の新グループ結成までの過酷なトレーニングなどが放送され、デビュー前より注目された。2PMというグループ名の由来は、「1日の中で最も活動的な午後2時に聞きたい音楽」をコンセプトに名付けられた。2009年にメンバーのパク・ジェボム(ハングル 박재범)が脱退したため、現在は6人で活動している。

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