日本でいう”不思議ちゃん”にあたる天然の魅力を発揮する韓国人のことを”四次元”キャラと言う。最近ではBTS(防弾少年団)のVなどが”四次元”キャラとして人気を集めているが、韓国芸能界の中で、”四次元”キャラの代表と言われているのが、女優チェ・ガンヒだ。

グループJYJのメンバーで、近年はソロアーティストとして日本での活動も盛んなジェジュン。そんなジェジュンの連ドラ初主演作として話題になったSBS『ボスを守れ(2011)』は、ジェジュンと俳優チソンのイケメン御曹司対決が繰り広げられる中で、1人の女性を取り合うというロマンティックラブコメティだ。

ドラマ『ボスを守れ』ジェジュンと俳優チソンのイケメン御曹司対決が見どころ(画像出典:SBS)

そして、このドラマでヒロイン役を演じたのが、女優チェ・ガンヒだ。

ウンソル(チェ・カンヒ)とムウォン(キム・ジェジュン)

ウンソルに少しずつ惹かれていくムウォン(ジェジュン)(画像出典:SBS)

チェ・ガンヒが演じたノ・ウンソルは、元ヤンキーで三流大学出身の就職難民だったが、ひょんなことからパニック障害があるボス、チャ・ジホン(チソン)の下で働くことになった秘書。前作SBS『マイスウィートソウル(2008)』から3年ぶりの連ドラ主演となったが、自身の独特なキャラクターと童顔を武器に、自然な演技を見せた。

また、ジェジュンが演じたチャ・ムウォンは、ジホンの従兄弟で、仕事もパーフェクトにこなし社内での信頼も厚い上司。ジホンの秘書としてウンソルを採用したのもムウォンだ。ジェジュンは、ムウォンがウンソルに少しずつ惹かれていく心情をうまく表現し、初主演作ながらも好評価を得た。

ジェジュンは、あるインタビューで「ガンヒ姉さんから『ジェジュンさんは”四次元”だ』という話をよく聞いていましたが、本当にそうなんですね」と言われたという話をしていたが、実は女優チェ・ガンヒこそが、”四次元”キャラとして有名な女優なのである。

ここから少し”四次元”キャラ、チェ・ガンヒの”変わり者エピソード”を紹介する。

大学を1ヶ月で退学

女優 チェ・カンヒ『ボスを守れ』でノ・ウンソル役を熱演した(画像出典:©スポーツ韓国)

学生時代は勉強ができる方ではなかったが、チェ・ガンヒが大学に合格した時、クラスメートたちはみんなよろこんでくれたそうだ。しかし、1ヵ月で退学してしまう。 理由は「みんな私より努力してきたのに、私は運良く受かってしまい申し訳ないから」だった。

ドバイでラクダとキス

2008年当時、チェ・ガンヒは自身のミニホームページに、ラクダとキスをしている写真を掲載。ファンから「ラクダとキスするなんて、世界観が独特」と不思議ちゃんとしての魅力が話題になり、掲載から1ヶ月経ってもネットユーザーたちが関心を集めていたという。

2009年までポケベル愛用者

2009年まで携帯ではなくポケベルを使用していたという強者。しかし、知人が緊急時に連絡が取れず困ったことがあり、それをきっかけに携帯電話に変更することにしたという。

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チャ・ガンヒの魅力にとりつかれたことを”チェ・ガンヒ病”と言うほど、さまざまな人を虜にした”四次元”キャラ女優チェ・ガンヒ。

チェ・カンヒをバッグハグするキム・ジェジュン

2011年、チェ・カンヒをバッグハグするキム・ジェジュンの写真が話題に!(画像出典:キム・ジェジュン ツイッター)

1995年にデビューし、2006年公開の映画『甘く、殺伐とした恋人』でそれまでの清純可憐なイメージを打破。個性派俳優として映画界で認められる女優となった。

その後、数々の映画やドラマに出演しながら、30代OLの日常の恋愛を描いた『マイスウィートソウル』で“チェ・ガンヒスタイル”が韓国で大流行。20代~30代の女性を中心に絶大な人気を得て、日本の有名ブランド「シュウウエムラ」のイメージキャラクターにも抜擢された。近年は、KBS2『推理の女王(2017)』、KBS2『推理の女王2(2018)』で演じた主人公ユ・ソロクが、本人の魅力が多いに発揮されるキャラクターで好評を得た。

ファンは、チェ・ガンヒが今後も”四次元”キャラとして不思議な魅力を見せてくれる機会を心待ちにしている。










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