演技派として知られる女優のパク・ボヨンだが、ここ数年のフィルモグラフィーは”ファンタジー”に特化しているよう。ここでは出演作とその理由に迫る。

映画『過速スキャンダル(2008)』で注目を浴び、映画やドラマ界で活躍をみせる女優のパク・ボヨン。
特有の可愛らしい演技から”新ロコクイーン”として位置づけられ、”ポブリ(パク・ボヨン+ラブリーの合成語)”というニックネームが付けられた彼女。子役時代から鍛えてきた演技力は非常に安定しており、特に小さな体格に比べて発声が良く、発音も正確で、演技の基本がしっかり備わっていると評価されている。

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女優パク・ボヨン、年齢を見せない愛くるしさが魅力(画像出典:fidesspatium 公式Instagram)

高い演技力からあらゆるジャンルの作品に出演しているパク・ボヨンだが、特に”ファンタジーロマンス”ジャンルにキャスティングされることが多く、これまで4作品連続で出演している。しかも来年放送予定の次回作も”ファンタジーロマンス”だそう。

もはや”ファンタジーロマンスの女王”と呼んでも過言ではないパク・ボヨン。ここでは彼女が出演した”ファンタジーロマンス”作品を見ていこう。

映画『私のオオカミ少年(2012)』

ミステリアスな存在のオオカミ少年が、初めて自分に手を差し伸べてくれた少女に恋心を抱くファンタジー・ラブロマンス。

オオカミ少年役をソン・ジュンギ、恋心を抱かれる病弱な少女役をパク・ボヨンが演じている。

映画『フィッシュマンの涙(2015)』

薬の副作用により”魚男”になってしまった若者の奇妙で悲しい様を描いた青春モンスター劇。独特な設定の下、実際に起きた数々の事件を風刺しながら、映画の随所に表現したという異色の作品だ。

劇中、パク・ボヨンは、「ボーイフレンドが魚に変わっている」という書き込みをインターネットに掲載し、インターネットイシューを狙った恋人役を演じた。

ドラマ『ああ、私の幽霊さま(2015)』

tvN『ああ、私の幽霊さま』(写真提供:©スポーツ韓国)


セクシーな幽霊が憑依した小心者の調理補助ナ・ボンソンと、カリスマシェフ、カン・ソヌが繰り広げる甘い憑依ロマンス。

カン・ソヌに恋心を抱くサンレストランの調理補助ナ・ボンソンに扮したパク・ボヨンは、小心者の素顔と幽霊が取り憑いた時のセクシーなキャラクターと、全く正反対の2役を完璧に演じた。初めてのドラマ主演作とは思えぬ熱演を見せ、高い評価を得ている。

ドラマ『アビス(2019)』

ドラマtvN『アビス』(画像出典:tvN)


“魂蘇生玉”アビスを通じて生前と180度異なるビジュアルで生き返った男女が、自分を殺した殺人者を追うファンタジー・ヒューマンドラマ。

パク・ボヨンは上位1%の女神検事から普通の女性として復活したコ・セヨン役に扮し、好奇心を刺激するかのようにストーリーをリードしていく。

***

このように様々な題材をベースにしたファンタジーロマンス作品を演じ切ったパク・ボヨン。
左右対称である整った愛らしい顔立ちが2次元的であり、年齢を見せないことや、作品の没入感を高める群を抜いた演技力など、彼女の持つ天性の才能が現実離れしたテーマを違和感なく見せているようだ。







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