1980年代、その美貌で国民を魅了した女優ソヌ・ウンスク。彼女が最近、元夫の俳優イ・ヨンハと久々に長い時間を過ごしたという。そこで元夫婦が感じた想いとは。
1980年代、韓国のドラマ界に旋風を巻き起こした女優のソヌ・ウンスク。

“80年代のキム・テヒ”女優ソヌ・ウンスク(画像出典:namu.wiki)
1978年にKBS特別採用タレントとしてデビュー後、眩しいほどの美貌と気さくで上品なイメージから国民に多く愛されていた。彼女はドラマを中心に活躍し、日本でも人気を博したドラマ『秋の童話』や『オールイン 運命の愛』などに出演し、母親役などを演じている。
この時代を代表する美人女優であるソヌ・ウンスクは”80年代のキム・テヒ”と呼ばれ、現在も国民に愛されている女優の1人だ。
ソヌ・ウンスクが人気絶頂だった1981年、9歳年上の俳優イ・ヨンハと結婚を発表した。
しかし、当時、韓国男性たちの憧れの女性像であり、23歳という若い年齢だったソヌ・ウンスクを射止めたイ・ヨンハは、大衆から”国民の泥棒”と呼ばれる羽目に‥。これに加え、30歳を過ぎた男性を”老いた独身”と見る冷ややかな風潮も手伝って、世間からは冷たい視線を浴びてしまった。

1980年代のイ・ヨンハとソヌ・ウンスク(画像出典:jnorae.tistory.com)
だがイ・ヨンハも当時、メロからアクションまでこなせる人気俳優としてドラマ界で活躍を見せていた。2004年には、日本のドラマファンにもお馴染みのドラマ『ごめん、愛してる』で、お抱え運転手のソン・デチョン役に扮し、作品をヒット作へと導いていている。

イ・ヨンハはドラマ『ごめん、愛してる』でお抱え運転手のソン・デチョン役を演じた(画像出典:KBS Drama Classic YouTube動画キャプチャー)
ソヌ・ウンスクとイ・ヨンハは結婚後、ともにドラマ界を担う俳優として活躍しながら、芸能界きってのおしどり夫婦としても人気を集めていた。
しかし2007年、「お互いに自由を与えるため」と言う理由から2人は離婚してしまうことに。
2人の周囲では離婚前から不和説や別居説が出回ったが、彼らはこれを否認。実際、仲そのものはまだいいようで、離婚後もソヌ・ウンスクは名節にイ・ヨンハを呼んでお雑煮を作ったりもしたという。

おしどり夫婦として知られた、ソヌ・ウンスク、イ・ヨンハ(画像出典:jnorae.tistory.com)

ソヌ・ウンスクとイ・ヨンハは26年を共にした(画像出典:강호동의 밥심 YouTube動画キャプチャー)
離婚から13年が経った2020年、あるバラエティー番組を通じて2人は久々に同じ時間を過ごすことになる。
ソヌ・ウンスク、イ・ヨンハ元夫妻が出演したのは、TV CHOSUNの芸能番組『私たち離婚しました』という観察型のバラエティーだ。
韓国では観察型のバラティー番組が多く制作され、その人気は上々だ。
スターの素の顔が垣間見れたり、彼らの日常生活に共感を覚えるとの理由から視聴者に人気で、これまで芸能人カップルが結婚するまでを密着したものや、アイドル同士が仮想結婚生活を送るなどの番組が制作されてきた。
このような番組をさらに進化させたのが、実際に離婚した夫婦が出演して”離婚”について語る『私たち離婚しました』だ。
斬新な切り口から14%を超える視聴率を誇る人気ぶりで、大衆がいかに芸能人夫婦の離婚後に興味を持っているのかが分かる。あやふやだった離婚理由が本人の口から明らかになるのか、まだお互いに未練はあるのか‥など、視聴者のあふれる好奇心を満たしている番組だ。
このような進化系観察型バラエティーに出演したソヌ・ウンスクとイ・ヨンハ。番組では、2人が2泊3日の済州島旅行へ出かけた様子が放送された。

番組『私たち離婚しました』を通じて久々の再会を果たした2人(写真提供:©スポーツ韓国)
久々に再会した2人は、これまで言えなかったことや心境の変化など、離れていた時間を埋めるかのように多くの会話を楽しんでいたようだ。
特に、イ・ヨンハがソヌ・ウンスクをじっと見つめて「今日は目もきらきらしているね」と話しかけると、この言葉にときめいたソヌ・ウンスクが満面に笑みを浮かべるなど、ロマンチックな雰囲気に。
彼女は「これが夢なのかと思う。私にどうしてこんなによくしてくれるの? 放送のため? それとも自分が変わったの?」と聞くなど、まるで恋人同士のような会話が繰り広げられていた。

イ・ヨンハはソヌ・ウンスクをじっと見つめて‥「今日は目もきらきらしているね」(画像出典:TVCHOSUN YouTube動画キャプチャー)
そんな甘い時間を過ごすなか、ソヌ・ウンスクは最後に「心配だわ、色々と。あまり優しくしないで‥」との言葉をイ・ヨンハに投げかけている。
この言葉の真意は分からないが、長年連れ添った夫婦としての好意的な気持ちや、当時の思い出や抱いていた情、想いなどが呼び起こされたからのように映る。
夫婦として幸せな時間を過ごしたという事実が消えないように、その時に感じた気持ちは心に残り続け、一生消えないものなのかもしれない。それが未練となるのか、はたまた古き良き思い出となるのか‥。
2人が披露した再会は、”夫婦”という確かなようで不確かな関係が築く、人々の想いの深さを教えてくれた時間のようにも感じた。
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