- 話題作『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』の出演女優2人の新作ドラマがスタートした。
- ところが、悪役演技が好評だった2人に対し、韓国メディアは「前作に比べると‥」と気になる評価。
- どうやら前作で与えたインパクトが強烈だったため、それが後遺症として、多くの視聴者に残っているよう。

俳優陣の悪役演技が話題となったNetflix『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』 (画像出典:Netflix)
Netflixオリジナルシリーズ『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(以下、ザ・グローリー)』で、悪役を演じた俳優陣の演技が注目を集めた。
視聴者を震え上がらせる、見事な悪役ぶりを披露した彼らは、今も顔を見ただけで、すぐに劇中での姿が思い浮かぶ。
出演者の中には、すでに別のドラマに出演し、全く異なるキャラクターを演じている人もいる。
ところが、一部の韓国メディアは、前作での印象が強烈すぎたがあまり、新作に対して「なんだか残念」といった評価をしているようだ。

注目の若手女優シン・イェウン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そこで『ザ・グローリー』を経て、すでにお茶の間に帰ってきた、2人の女優の新作ドラマを紹介する。
1人目は、いじめの加害者グループの中心メンバー、パク・ヨンジンの学生時代を演じたシン・イェウン。
ドラマを見た人は、ヘアアイロンを手にする彼女の姿を、今でもはっきり思い出せるのではないだろうか。
全体を通して出番はさほど多くはないが、彼女が画面に登場すると、緊張感が走る。悪役としての存在感は抜群。視聴者の背筋を凍らせる演技も見事だった。
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シン・イェウンの新作ドラマ『コッソンビ熱愛史(SBS)』(画像出典:SBSNOW 公式Twitter)
そんな彼女は、3月20日から放送がスタートしたSBSドラマ『コッソンビ熱愛史』に出演中。
本作は、同名のウェブ小説が原作で、下宿屋主人のユン・ダノ(シン・イェウン扮)と、秘密を抱えた下宿生コッソンビ3人組が作り出す、爽やかな青春ミステリーロマンスだという。
ドラマは「あの“グローリー”に出ていたシン・イェウンが主演」というだけあり、期待が高かった。
ところが、韓国メディアは「期待に比べると、初回の視聴率はいまいち奮わなかった」と評価している。
彼女が演じるユン・ダノは、いじめっ子「ヨンジン」とは真逆の明るいキャラクター。そんな彼女の変身ぶりは好評ではあるものの、視聴者の感想としては「前作に比べるとちょっとね‥」と歯切れが悪いようだ。

知名度が急上昇した、女優チャ・ジュヨン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2人目は、客室乗務員のチェ・へジョンを演じたチャ・ジュヨン。
学生時代の仲間に対し劣等感を持っており、特に裕福な暮らしをするヨンジンに強い嫉妬心を燃やす役柄だったが、加害者グループの一員ではあるものの、どこか憎めないキャラクターが好評を得た。
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そんな彼女の新作は、3月25日に放送開始となった、KBSドラマ『本物が現れた!』。俳優アン・ジェヒョンとペク・ジニと共に、ドラマの主要メンバーとして出演中だ。
前作で認知度が急上昇したチャ・ジュヨンは、制作発表会でも、取材陣の関心を集めていたそう。やはりそれだけ『ザ・グローリー』の反響が大きかったことがうかがえる。
しかし、チャ・ジュヨンも前出のシン・イェウン同様、韓国メディアは「前作を超えるものを見せることはできなかった」と伝える。
彼女も、いじめっ子役とは全く異なる魅力的なキャラクターに変身したのだが、その演技力を素直に評価してもらえなかったようだ。

チャ・ジュヨンはKBS『本物が現れた!』に出演中 (画像出典:KBS drama 公式Twitter)
ではなぜ、演技は好評を得ているのに、そのような評価をされてしまうのか? その理由は、ずばり「大ヒット作の後遺症」が影響していると言えるだろう。
2人の共通点は『ザ・グローリー』での演技が良過ぎたということ。悪役演技のインパクトが強烈だっただけに、そのイメージを視聴者が引きずってしまっているのだ。
そのため、新作の演技も良いにもかかわらず、見た人の印象としては刺激が足りず「なんか物足りないね」といった評価につながってしまう。
視聴者にとっては、すでに評価の基準が『ザ・グローリー』となっている。それだけこの作品が成功し、波及効果が高かったと言える。
俳優に対する世間のイメージは、演じたキャラクターの影響を受ける。それが悪役なら尚更、劇中で得た印象が色濃く残る。2人にも、すでに「悪役が恋しい」といった声が聞こえている。
“悪女”として、光った演技を魅せた彼女たちが世間に与えた衝撃は、後遺症として多くの人々に残っている。
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