キム・ジウォンが、新作ドラマ『涙の女王(仮題)』で財閥3世役を演じることが分かりました。

新作ドラマ『涙の女王(仮題)』への出演が決定したキム・ジウォン(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼女が財閥家の令嬢を演じるのは、世界的大ヒット作『相続者たち(SBS/2013)』で主人公キム・タン(イ・ミンホ扮)の婚約者ユ・ラヘルを演じて以来、約10年ぶりのこと。

キム・タンがヒロインのチャ・ウンサン(パク・シネ扮)に告白するのを見て以降、悪女に変身、あの手この手でチャ・ウンサンに嫌がらせをするシーンを覚えている人は多いのではないでしょうか。

クールで傲慢な表情や口調が印象的で、彼女の悪役ぶりはストーリーをより一層盛り上げ、視聴者の作品への没入度を高めていました。

『相続者たち(SBS/2013)』でユ・ラヘル役を演じたキム・ジウォン(画像出典：『相続者たち』映像キャプチャー)

しかし『相続者たち』以後は、『サム、マイウェイ～恋の一発逆転!～(KBS/2017)』をはじめ『私の解放日誌(JTBC/Netflix)』など、平凡な女性を演じることが多かったキム・ジウォン、久しぶりの令嬢役が期待されます。

しかも『涙の女王』で彼女が担当するのは、ただの財閥3世ではありません。財閥家が経営するクイーンズグループ百貨店の“堂々とした女王”ホン・ヘイン役。

自身に満ちあふれたユ・ラヘルを熱演したキム・ジウォンだけに、本作でどのような演技を披露してくれるのか気になるところです。

また彼女と共に主演を務めるのは、演技力に定評のあるキム・スヒョン。クイーンズグループの法務理事ペク・ヒョヌとして登場します。

俳優キム・スヒョン(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

キム・ジウォンとは夫婦役で、2人はたくさんの笑いと切ないラブストーリーを視聴者に届ける予定だそうです。

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過去に令嬢役で好評を得たキム・ジウォンに、数々の作品の人気を牽引してきたキム・スヒョン。両者が出演するとあれば、お茶の間を大いに盛り上げてくれそうです。

その上『涙の女王』はなんと、大ヒット作『愛の不時着(tvN/2019)』の制作陣が再びタッグを組んだ作品なのです。制作会社をはじめ、脚本家や監督に至るまで同じであるというから驚きです。

大ヒット作『愛の不時着(tvN/2019)』(画像出典：tvN)

しかも各々が、素晴らしい実績を持っているという点も注目ポイントの1つ。

まず、脚本家のパク・ジウン作家は、『愛の不時着』以外にも、『星から来たあなた(SBS/2013)』や『青い海の伝説(SBS/2016)』など、これまでに話題作を輩出してきた人物です。

そして、制作会社のスタジオドラゴンは、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜(tvN/2016)』や『キム秘書はいったい、なぜ？(tvN/2018)』、『ヴィンチェンツォ(2021/tvN/Netflix)』など多くのヒット作を世に送り出してきました。

また、チャン・ヨンウ監督は、『ミスターサンシャイン(tvN/2018)』や『スイートホーム-俺と世界の絶望-(邦題/Netflix/2020)』などの演出を担当しています。

ちなみに、『愛の不時着』には携わっていませんが、少し前に『シスターズ(tvN/Netflix)』を手掛けたキム・ヒウォン監督も参加するとのこと。

韓ドラファンなら誰もが知っている作品ばかりではないでしょうか。

出演者から制作陣まで豪華な『涙の女王』は、来年上半期に撮影が開始され、下半期に放送予定です。

2023年の注目作になること間違いなしの本作。お茶の間を楽しませてくれる日が待ち遠しいですね。

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