韓国を代表するドラマ脚本家キム・ウンスク。大衆から常に高い支持を集めるヒットメーカーであるキム作家の作品の中で、コン・ユやヒョンビン、故パク・ヨンハさんなど、人気韓流スターが放った心に残る甘いプロポーズシーンを集めてみた。

*この記事にはネタバレが含まれています、ご注意ください。

ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016)、『シークレット・ガーデン』(2010)、『オンエアー』(2008)など多数のヒット作を誕生させ、韓国ドラマ界を代表する脚本家であるキム・ウンスク作家。

キム作家の作品は、韓国国内だけでなく日本など海外でも相当な人気を呼び、韓国ドラマの人気を牽引する役割を果たしている。”スター作家”、”信じて見る作家”などの修飾語の他にも、執筆する作品ごとに出演した俳優がトップスターに登板するという意味で”プリンスメーカー”という異名も。

彼女が書くセリフは流行語になるほどで、多くの名セリフと名シーンの中でも、特に視聴者たちの記憶に残る”甘いプロポーズ”を振り返ってみる。

『トッケビ』コン・ユ

コンユ主演『トッケビ』

コン・ユ主演『トッケビ』(画像出典:トッケビ NAVER DRAMA)

俳優コン・ユ×女優キム・ゴウン主演の『トッケビ』は、2016年にtvNで放送された作品。放送直後から大きな話題となった本作は、ケーブルテレビとして異例の高視聴率20.5%を記録。2017年度に百想芸術大賞のテレビ部門で各賞を多数受賞し、作品の素晴らしさが高く評価された。

最終話でキム・シン(コン・ユ)が、チ・ウンタク(キム・ゴウン)に語るプロポーズの言葉がこれだ。

キム・シン:
「君に話がある。今日はちょうどいい日だから言うんだけど。君が眩しいから言うんだけど。君が初恋の人だから言うんだけど。穏やかな晴れの日に、高麗男子*の花嫁になってくれないか」
*高麗男子:高麗王朝(918~1392 朝鮮半島を支配した国家) キム・シンは高麗の武将だったが、神妙な気運を受け入れ不滅の命を生き続けることになる。

チ・ウンタク:
「そうします。この侘しい男の花嫁になります。この燐爛たる男の最初で最後の花嫁になります。必ず‥」

『シークレット・ガーデン』ヒョンビン

ヒョンビン主演『シークレットガーデン』

ヒョンビン主演『シークレット・ガーデン』(画像出典:シークレット・ガーデン NAVER DRAMA)

俳優ヒョンビン×女優ハ・ジウォン主演の『シークレット・ガーデン』は、2010年に韓国SBSで放送され、視聴率37.9%を記録。OSTの楽曲がK-POPチャートを独占するなど社会現象にもなった話題作だ。

最終話でキム・ジュウォン(ヒョンビン)が、キル・ライム(ハ・ジウォン)に語るプロポーズの言葉がこれだ。

キム・ジュウォン:
「君を愛しているからじゃなくて、君だけを愛しているからじゃないか。俺は君じゃなきゃ選択の余地がないんだ。このアメージングな女め。花も、ロウソクも、ワインも指輪もないと思う。それでも、俺の妻になってくれる?」

キル・ライム:
「あたりまえでしょ」

『オンエアー』パク・ヨンハ

パクヨンハ主演『オンエアー』

パク・ヨンハ主演『オンエアー』(画像出典:オンエアー NAVER DRAMA)

『冬のソナタ』でブレイクした故パク・ヨンハさんと、『ホテリアー』で馴染み深い女優ソン・ユナ主演のドラマ『オンエアー』。芸能界を舞台にした斬新なストーリーで、韓国では20%越えの視聴率を達成したヒット作だ。

最終話でイ・ギョンミン(故パク・ヨンハさん)がソ・ヨンウン(ソン・ユナ)にプロポーズし、結婚を約束した言葉がこれだ。

「愛しています。僕の人生で最も美しい名セリフは、死ぬ時まで”ソ・ヨンウン”です」

『パリの恋人』パク・シニャン

パクシニャン主演『パリの恋人』

パク・シニャン主演『パリの恋人』(画像出典:パリの恋人 NAVER DRAMA)

2004年の夏、韓国で最高視聴率57.4%という驚異的な記録を残し、社会現象を巻き起こした超人気ドラマ。財閥御曹司のハン・ギジュ(パク・シニャン)と、一文無しになってしまったカン・テヨン(キム・ジョンウン)、ギジュを慕うユン・スヒョク(イ・ドンゴン)の3人が繰り広げるロマンチックラブストーリーだ。

第13話、バス停でハン・ギジュ(パク・シニャン)が、カン・テヨン(キム・ジョンウン)にプロポーズした言葉がこれだ。

ハン・ギジュ:
「僕と一緒に暮らそう。1番、YESならすぐ僕と結婚する。2番、NOの場合、YESと言わせてすぐ僕と結婚する。3番、考える時間が必要なら1日だけ考えてすぐ僕と結婚する。どれだ?」

カン・テヨン:
「4番。YESだけど結婚じゃなくて婚約が先よ」

ハン・ギジュ:
「つまりYESだな? 今婚約するって言ったな。約束だぞ」

『プラハの恋人』キム・ジュヒョク

キム・ジュヒョク主演『プラハの恋人』

キム・ジュヒョク主演『プラハの恋人』(画像出典:プラハの恋人 NAVER DRAMA)

『パリの恋人』に続き、2005年に放送された『恋人シリーズ』第2弾。お金も学歴もない末端刑事チェ・サンヒョン(キム・ジュヒョク)が、恐れも多く外交官で大統領の娘でもあるユン・ジェヒ(チョン・ドヨン)に恋をする。韓国で最高視聴率30%を越えたロマンチック・ラブストーリーだ。

最終話、世界各国の言葉で「I Love You」と書かれた紙を敷き詰めた壁の前で、人形劇を振る舞いながらチェ・サンヒョンがプロポーズした言葉がこれだ。

チェ・サンヒョン:
「僕は、鍾路(チョンノ)警察署 捜査3課のヒラ刑事です。僕は何も持っていません。僕は気の利いたことも言えません。こんな僕が、ある女性に惚れました。その人は、この世で一番美しい言葉を教えてくれました。ミルユッテ(チェコ語で愛してるという意味)。僕と結婚してくれませんか?」

ユン・ジェヒ:
「はい!」

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この他にも、キム・ウンスク作家の名作には、チャ・スンウォン主演『シティーホール』(2009)、チャン・ドンゴン主演『紳士の品格』(2012)、イ・ビョンホン主演『ミスター・サンシャイン』(2018)、イ・ミンホ主演『ザ・キング:永遠の君主』(2020)などの作品があり、劇中、俳優たちの甘いプロポーズのセリフと繊細な表情の演技で、多くの女性の心を溶かしている。




コン・ユ

マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。

“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。

2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。

2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。

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