今も多くの人気を得ているドラマ『愛の不時着』。劇中で北朝鮮へのパイプを持つブローカー、オ課長を演じた俳優ユン・サンフンに注目が集まっている。

俳優のヒョンビンと女優のソン・イェジンが主演を務めたドラマ『愛の不時着』は現在も尚、Netflixを通じて高い人気を博している。
ドラマの盛り上がリとともに、出演者の素顔にも関心が寄せられている状態だ。

中でも注目を集めたのが、劇中でキム・ジョンヒョン扮するク・スンジュンを北朝鮮に逃亡させる手助けをした韓国のブローカー、オ課長を演じた俳優のユン・サンフンだ。自身のSNSにヒョンビンとの2ショットを公開し話題になった人物である。

ヒョンビンとの2ショット写真をSNSに掲載したユン・サンフン

ヒョンビンと2ショット撮影をした俳優のユン・サンフン(画像出典:ユン・サンフンInstagram)

彼は、2004年に音楽グループ”Melo Breeze”のメンバーとしてデビュー。その後、ドラマ『大丈夫、パパの娘だから』、『クリミナル・マインド:KOREA』、映画『朝鮮名探偵 鬼<トッケビ>の秘密』などに出演した、シンガーソングライター兼俳優だ。2014年には俳優パク・グンヒョンのために楽曲をリリースしたこともある、豊かな才能の持ち主である。

多彩な経歴に加え、韓国の大御所俳優として知られるパク・グンヒョンが父親であるということにも注目が集まっている。

去る14日、MBCバラエティー番組『ラジオスター』に出演したパク・グンヒョンは、息子のユン・サンフン、孫のパク・スンジェと、3代に渡って俳優の道を歩んでいくことになった背景を告白している。

自身と同じ道を歩もうとした息子のユン・サンフンに対しては反対の意を示し、「戸籍を処分する、という喧嘩をして大騒ぎだった」そう。しかし、孫に対しては「身長が180センチをはるかに超えているので遵守する」と自慢するなど、極端な反応を見せていた。

バラエティー番組に出演したパク・グンヒョン

バラエティー番組に出演したパク・グンヒョン(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:ラジオスター)

バラエティー番組では、大御所らしい威厳を保ちながらも和やかな雰囲気だったパク・グンヒョン。

彼は、ドラマや映画、演劇界において50年以上ものキャリアを誇る、大ベテラン俳優だ。1963年にKBSタレントの第3期として活動を開始したパク・グンヒョンは、ハンサムなビジュアルと高い演技力から1970年代に入るとMBCメロドラマの看板男優として多くの人気を得た。

1980年代のテレビドラマを視聴していた世代には”悪役専門”として広く知られ、リアルに演技したあまり視聴者からは多くの反感を買うほどだったという。整った顔立ちでありながら重厚感のある渋めのビジュアルを持つ彼は、財閥の会長役や腐りきった高い地位の政治家をはじめ、大企業オーナー、病院の医院長、最高裁長官、検事長、首相、国会議員など、あらゆる業界のトップに君臨する悪辣な”ラスボス”を多く演じていることでも知られている。

パク・グンヒョン

パク・グンヒョン(写真提供:©スポーツ韓国)

主な代表作はドラマ『青春の罠』、『砂の城』、『秋のカノン』、『大王の道』、『外科医ポン・ダルヒ』、『追跡者(チェイサー)』 、映画『散歩』、『グランドファーザー 哀しき復讐』などがあり、ここでは紹介しきれないほど数多くの作品に出演しており、どの作品も見事な演技力が溢れ、圧倒的なカリスマ性を見せている。

このような大ベテラン俳優を父に持つユン・サンフンが『愛の不時着』で演じた親近感のあるキャラクター、オ課長をとても自然に演じていたのは、持ち前の演技力に加え、父親の活躍を見ていたからだろう。



ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

ヒョンビン 最新記事はこちら(233)






ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs