• 最近は、アイドル出身の役者が主演を務める作品が増え、“演技ドル”という言葉もすっかり定着した。
  • しかし、アイドルゆえに演技力不足を指摘されたり、容赦ないバッシングを受けることもしばしば‥。
  • そこで、新作ドラマに出演し、“演技ドル”としての真価が問われる、人気男性アイドル3人をご紹介する。

俳優とアイドルを両立する“演技ドル”。この言葉は、高い演技力を披露するアイドルが増えたことで、すっかり定着した。

最近は、多くのアイドル出身の役者が主演を務めるようにもなり、韓国ドラマ界を盛り上げてくれている。

しかし、時には「アイドルだから‥」と、滑舌や演技力不足を指摘されたり、厳しいバッシングを受けることも‥。

ドラマの視聴率が低迷すれば、その原因として矢面に立つこともあるため、アイドルが演技に挑戦することは、相当な覚悟も必要なのだ。

そこで、新作ドラマに出演する、3人の人気男性アイドルに注目! “演技ドル”としての真価が問われる、彼らの作品も一緒にご紹介する。果たして彼らは、真骨頂を発揮することができるだろうか。

スホ (EXO)

まずは、EXO(エクソ)のリーダー、スホ。

KBS2ドラマ『総理と私(2013)』のカメオ出演を通じて、演技に初挑戦した彼は、その後ドラマだけではなく、映画やミュージカルにも出演し、活躍の場を広げている。

EXO(エクソ)のスホ

EXOのスホ (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そんなスホの新作ドラマは、8月12日から韓国で放送開始となる、JTBC(Netflix)『ヒップタッチの女王』。

ドラマの舞台は、犯罪のない平穏な農村“ムジン”。偶然手に入れたサイコメトリー能力により、動物や人間の“ヒップ”を触ると彼らの過去が見られるようになった獣医ポン・イェブン(ハン・ジミン扮)と、そんな彼女の能力を必要とするエリート刑事ムン・ジャンヨル(イ・ミンギ扮)が、連続殺人事件に巻き込まれるコミカル捜査劇。

スホが演じるのは、天使のようなビジュアルのコンビニ店員キム・ソヌ。親切でイェブンの恋心をくすぐるが、本心が読めない謎のキャラクターでもある。

公式サイトには「連続殺人が発生する度に、ソヌの痕跡が発見される」と気になる記載も。果たして、彼は敵なのか、味方なのか? スホ演じるソヌが、物語を盛り上げるキーパーソンとなりそうだ。

JTBC『ヒップタッチの女王』

JTBC(Netflix)『ヒップタッチの女王』 (画像出典:JTBC)

●韓国放送開始日:8月12日 (翌13日より、Netflixで独占配信開始)
●出演:ハン・ジミン、イ・ミンギ、スホ(EXO) 他

JTBC(Netflix)『ヒップタッチの女王』ティーザー映像

ファン・ミニョン (NU’EST)

続いては、NU’EST(ニューイースト)のメンバーで、Mnetのオーディション番組で結成されたWanna One(ワナワン)としても活躍した、ファン・ミニョン(ミンヒョン)。

JTBC『恋はオン♡エアー中!〜Live on〜(邦題/2020)』で初めて主演を務めた彼は、2022年のtvN(Netflix)『還魂』で注目を浴びる。

特にシリーズ2作目の『還魂:光と影(2022)』では、切ない感情演技を見事に表現し、視聴者に大きな印象を残した。

NU’ESTのファン・ミニョン

NU’ESTのファン・ミニョン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

現在は、7月31日より放送開始となったtvNドラマ『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』で、女優キム・ソヒョンと共にW主演を務めている。

ストーリーは、人の嘘を見抜く力を持っており、人間不信に陥っているヒロインと、正体不明の天才作曲家の2人が出会い、真実を暴いていくミステリーロマンス。

ファン・ミニョンは、秘密を抱えているスター作曲家のキム・ドハ役で、対人恐怖症と不眠症に苦しむキャラクターを演じている。

次世代のラブコメ・プリンスの最有力候補とも言われている、ファン・ミニョン。果たして、前作『還魂』を超える注目を集めることができるだろうか。

tvN『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』

tvN『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』(画像出典:tvN)

●韓国放送開始日:7月31日 (U-NEXTにて配信中)
●出演:キム・ソヒョン、ファン・ミニョン、ユン・ジオン、ソ・ジフン、イ・シウ 他

tvN『無駄なウソ-誰にも言えない秘密-』ティーザー映像

ロウン (SF9)

最後は、SF9(エスエフナイン)のロウン。2017年に、KBS2『恋するレモネード(邦題)』で演技活動をスタートした。

2019年には、MBC『偶然見つけたハル』でラブコメディー初主演。そして、JTBC『先輩、その口紅塗らないで(2021)』に続いて出演した、KBS『恋慕(2021)』で爆発的人気を得る。

役者として着実に経験を積み重ねている彼は、今年(2023)、2本の主演ドラマが放送を控えている。

SF9のロウン

SF9のロウン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

8月23日に放送を開始する、JTBC(Netflix)『この恋愛は不可抗力』は、約300年前に封印された禁書を手に入れた公務員イ・ホンジョ(チョ・ボア扮)と、その禁書の犠牲となった弁護士チャン・シンユ(ロウン扮)の不可抗力的ロマンスを描いたラブコメファンタジー。

童話を彷彿とさせるような題材をベースに現実的な恋愛要素をプラスした作品で、笑いやトキメキ、ミステリーまで幅広いジャンルを一度に楽しめる作品だという。

また10月には、KBS『婚礼大捷』の放送が予定されている。本作は、朝鮮時代の未亡人と寡夫が出会い「婚礼大作戦」を繰り広げる、コミックロマンス時代劇。

ロウンは、明晰な頭脳を持っているが、漢陽(ハニャン)一の鬱憤がたまっている寡夫シム・ジョンウ役を演じ、今までにない新しいラブコメ時代劇を展開する。

同世代の“演技ドル”との争いの中で、一歩リードとなるか、ロウンの活躍に注目だ。

JTBC『この恋愛は不可抗力』

JTBC(Netflix)『この恋愛は不可抗力』(画像出典:JTBC)

●韓国放送開始日:8月23日(翌24日より、Netflixで独占配信開始)
●出演:チョ・ボア、ロウン、ハジュン、ユラ 他

JTBC(Netflix)『この恋愛は不可抗力』ティーザー映像

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

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