- 今から20年前、『冬のソナタ(KBS2/2002)』をきっかけに火が点いた、日本の“韓流ブーム”。
- 一過性と思われた現象は、すでに“第4次ブーム”まで続き、日本の芸能界にも韓流好きが多い。
- そこで、テレビ番組などで自ら韓流ファンを公言し、ブームを後押しした「韓流伝道師」5人のスターをご紹介する。

日本の韓流ブームのきっかけとなったドラマ『冬のソナタ』(画像出典:naver drama)
2003年4月、NHKのBS2で『冬のソナタ(KBS2/2002)』が放送されると、韓国ドラマという新しいジャンルに魅了された視聴者が続出。大反響を呼び、日本中に“冬ソナ旋風”が巻き起こった。
そんな冬ソナをきっかけに、日本に火が点いた“韓流ブーム”は、すでに20年。ここまで長きに渡って愛されるとは誰も予想しておらず、当時は、単なる一時的な「ブーム」だと言われていた。
しかし、2010年前後から、東方神起(TVXQ)や少女時代(SNSD)、KARA(カラ)といったK-POPアイドルが日本に進出し、“第2次韓流ブーム”がスタート。続いて韓国エンタメだけでなく、韓国コスメやファッションなど、日本の10代女性を中心に人気が広がった“第3次韓流ブーム”、2020年頃のコロナ禍と共に始まった“第4次韓流ブーム”と、今や日本ではK-カルチャーそのものが幅広い層に愛され、支持を受けている。
そこで、韓国エンタメに魅了され、韓流ブームの発展を手助けした日本の芸能人に注目! 今回は、テレビ番組などを通じて、自ら韓流好きであることを公言している「韓流伝道師」の5人をピックアップしてご紹介する。
草彅 剛(チョナン・カン)
元SMAPの草彅剛は、2000年代始め、流ちょうな韓国語を話し、“チョナン・カン”という芸名で活躍。日本に韓国の魅力を伝えた第一人者である。
単身で韓国へ渡った彼は、自身の冠番組を通じて韓国の情報を発信。番組は、全編韓国語で進行されるスタイルだったため、猛勉強して韓国語をマスターしたのだそう。
もともと韓国に興味を持ったきっかけは韓国映画だったというが、番組のゲストには、彼自身が感動したと語った映画『シュリ』の主演を務めたハン・ソッキュも出演。他にも、ペ・ヨンジュン、ウォンビン、クォン・サンウ、コン・ユ、キム・ソナなど、誰もが知る韓流スターたちが数多く出演している。
2004年には、チョナン・カンとして初主演した映画『ホテル ビーナス』が公開された。日本映画ではあるが、セリフは全編韓国語で、俳優のイ・ジュンギとも共演。話題となった本作品は、今や日本で大人気俳優のイ・ジュンギの映画デビュー作でもあった。
劇団ひとり
お笑いタレントの劇団ひとりは、『ミスター』のヒップダンスで一躍人気を集めたKARAの大ファン。彼がテレビ番組で、KARAについて度々言及したことで、日本国内のグループ認知度をアップさせたと言われている。
以前、メンバーのスンヨンが韓国の番組で「日本のあるお笑い芸人の方(劇団ひとり)がKARAの大ファンになってくれて、テレビでよく紹介してくださった。それがきっかけとなり、日本デビューすることになった」と明かしている。

日本で大ヒットした、KARAの1stシングル『ミスター』(画像出典:YouTube DSP Kara 『ミスター』MV映像キャプチャー)
劇団ひとりがKARAの大ファンになったのは、妻である大沢あかねの影響。奥さんは、日本デビュー前のグループもチェックするほどのK-POP好きで、当時彼女がKARAのMVを夫に見せたことで、彼も一気にハマってしまったのだという。
劇団ひとりの広報活動のおかげで、日本のファンが急増したKARAは、テレビ朝日系バラエティー番組『アメトーーク!』でも「KARA大好き芸人」の特集が組まれるなど、日本の芸人さんたちからの熱い後押しを受けて大活躍した。
黒柳徹子
長年韓国ドラマが大好きで、あのヨン様ことペ・ヨンジュンとも大親友だという、黒柳徹子。
“アジアのプリンス”として大人気のチャン・グンソクとも親しい仲で、出演したテレビ番組では、彼が「お姉ちゃん」と呼ぶ場面も登場した。

日本で第4次韓流ブームをもたらした大ヒット作『愛の不時着』と『梨泰院クラス』(画像出典:tvN、JTBC)
普段は、Netflix(ネットフリックス)でドラマを視聴しているという彼女は「良いところに行くと音楽が入るでしょ、あの音楽の入り方が上手」と韓国ドラマの魅力を語る。
コロナ禍のステイホーム期間中に日本で大ヒットした『愛の不時着(tvN/2019)』『梨泰院クラス(JTBC/2020)』も当然視聴済で、おもしろくて全話一気見したのだという。
“冬ソナ”以来とも言われた『愛の不時着』フィーバーは、黒柳徹子含め、日本の芸能人の口コミによる影響が人気を後押しした。
今田耕司
少女時代のファンだと公言していた、お笑いタレントの今田耕司は、“成功したオタク”。
2009年に発表した『Gee』が爆発的な人気を得て、一躍K-POPアイドル界のトップスターとなった少女時代は、彼女たちの美脚を強調したスキニーパンツや可愛い振り付けのダンスも大ヒット。日本で社会現象を巻き起こすほどの人気を獲得した。
2012年に新曲『Time Machine』のミュージックビデオの予告映像に出演した今田耕司は、「ここ何年かで一番うれしい仕事だった」という。その後彼は、少女時代のファンミーティングでも司会を務めた。

色とりどりのスキニーパンツも話題となった、少女時代 (画像出典:YouTube SMTOWN 動画キャプチャー)
かねてより韓国好きである彼は、『梨泰院クラス』が大きな話題になった2020年当時、お笑い芸人のサバンナ高橋茂雄のYoutube(ユーチューブ)チャンネルを通じて、ダイアンの津田、千鳥のノブとともにオススメ韓国ドラマについて言及。
後輩芸人たちがお酒を飲む際には「ちゃんと横向けよ。『梨泰院クラス』見たやろ。梨泰院飲みやぞ」と、先輩など目上の人とお酒を飲む時は、正面ではなく横向きになる韓国式のスタイルをとるよう伝え、韓国通の姿を披露した。
中居正広
最後は、様々な番組を通して“韓国映画好き”を公言してきた、元SMAPの中居正広。
2021年に放送された日本テレビのバラエティー番組『新・日本男児と中居』では、かなりの“韓国映画マニア”ぶりを発揮している。
韓国映画愛にあふれ、知識も豊富な彼は、基本的に映画のDVDを購入して自宅で楽しむスタイルのよう。番組では、私物のDVDコレクションや、これから観たい作品をリストにした手書きのメモなども公開し、視聴者を驚かせた。
「2年で120本くらい観た」と韓国映画の魅力を熱く語る姿からは、その熱量の高さが半端ではないことが伝わってくる。
翌年には「韓国映画は400本見た」と発言し、さらに記録を更新したことが判明。彼が好きだという俳優や映画作品は、ファンの間でも大きな注目を集めた。
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