女優ソン・ヘギョが俳優のイ・ビョンホンと呼吸を合わせたドラマ『オールイン 運命の愛』。本作でソン・ヘギョが扮するヒロインの少女時代役を熱演した女優に対し、驚きの声が寄せられている。その理由とは‥。

カジノの世界を舞台に、実在するギャンブラーを題材に描いたSBSドラマ『オールイン 運命の愛』(2003)。
主演に俳優イ・ビョンホンとチソン、ヒロイン役を女優ソン・ヘギョが務め、お互いに違う環境で生まれた2人の男が、出発点からそれぞれ異なる波乱万丈な人生を経て、ついに自身のすべてを賭けた最後の勝負を繰り広げる物語を描いた作品だ。

ドラマ『オールイン 運命の愛』

SBSドラマ『オールイン 運命の愛』ソン・ヘギョとイ・ビョンホン(画像出典:SBS)

いかさま賭博師の叔父に育てられ、ギャンブルで天才的な才能を持つキム・イナ(イ・ビョンホン)は、自分と対照的な環境で育った映画館オーナーの1人息子であるチェ・ジョンウォン(チソン)と親友になる。そんな中、映画館の映写技師の娘であるミン・スヨン(ソン・ヘギョ)と出会ったイナ。しかし、ある事件をきっかけに親友であったイナとジョンウォンに大きな隔たりが出来てしまい、人生をかけた大勝負をすることになる。

成功と愛、この2つに全生涯をかけて勝負する主人公たちの波乱万丈な人生を描き、それまでの地上波ドラマではなかなか接することのできなかった重く暗い世界とノワールらしい展開、さらにイ・ビョンホンの爆発的な演技力が相まって、シンドローム級の高い人気を博した作品だ。2003年の放送時、19禁編成(19歳以上視聴可)にも関わらず、平均視聴率40%に迫る記録を残したことでも知られている。

このように国内のみならずアジア圏でも多くの人気を博した本作だが、別の角度からも注目が寄せられている。
それは、ヒロインのミン・スヨン役に扮したソン・ヘギョの少女時代を演じた”女優”についてだ。

ミン・スヨンの少女時代を熱演したのは、なんと女優のハン・ジミン。

ハン・ジミン

ヒロインの女子学生時代を演じた女優のハン・ジミン(画像出典:SBS)

透明感と純粋さを併せ持つハン・ジミンにとってまさに適役なのだが、驚くべきはソン・ヘギョとハン・ジミンの年の差だ。

ソン・ヘギョは1981年11月22日生まれ(住民登録上は1982年2月26日)、ハン・ジミンは1982年11月5日生まれ。
つまり、住民登録上では1982年生まれの同い年、実際の誕生日では348日しか違わないという”1才差”である2人。

ほぼ同い年とも言える2人が、一方は清純な女子学生役を、もう一方は可憐な大人の女性役に扮するというきわめて珍しいキャスティングでも注目を浴びていた。

ハン・ジミンとソン・ヘギョ

ハン・ジミンとソン・ヘギョ。それそれの美しさを生かしたキャスティングとなった(画像出典:SBS)

元々、童顔であるハン・ジミンが素顔のような化粧気のないメイクで出演していることも手伝って、違和感なく女子学生役を演じている。
このような本作での好演をキッカケに脚光を浴びたハン・ジミンは、ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』、『イ・サン』、『知ってるワイフ』など多くのドラマで活躍を見せ、アジア圏で高い人気を誇る韓国を代表する演技派女優へと成長した。

tvNドラマ『知っているワイフ』

tvNドラマ『知っているワイフ』に出演したハン・ジミン(画像出典:tvN)

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撮影当時、既に20才を超えていた2人。ハン・ジミンのフレッシュな清純さも驚きだが、ソン・ヘギョのしっとりとした色香を含んだ雰囲気にも驚きを隠せない。
年齢の違わない美しき女優たちが魅せた、それぞれの魅力。
驚くべき対極の魅力を存分に披露した2人の女優が、2020年の今も韓国ドラマ界を彩っているのも大いに納得である。








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