最近”奇跡の40代”とハン・イェスルが注目を浴びたが、上には上がいる。50代になっても20代の頃と何も変わらない美貌、むしろ年を取れば取るほど、その美しさがオーラとして輝き溢れでている女優たちが存在する。今回は、そんな奇跡の美貌を持つ50代韓国女優を5人紹介したい。

イ・ヨンエ

イ・ヨンエ

イ・ヨンエ(画像出典:イ・ヨンエInstagram)

1971年1月31日生まれ、韓国の年で今年50歳。1993年SBS『お宅の夫はいかがですか』で女優デビューし、俳優歴は27年だ。

特に日本では、2000年に公開された映画『JSA』で名が知られ、2005年にNHKで放送されたMBC『宮廷女官チャングムの誓い』(2003)で一躍人気の韓流スターとなった。2005年の公開映画『親切なクムジャさん』に出演後、しばらく休業期間に。2009年に結婚、翌年双子を出産する。2017年に、14年ぶりとなったSBSドラマ『師任堂(サイムダン)、色の日記』で主演を務めた。

イ・ヨンエ

ドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(画像出典:MBC)

『親切なクムジャさん』

映画『親切なクムジャさん』ポスター(画像出典:movie.naver)

2019年公開の映画『ブリング・ミー・ホーム 尋ね人』に出演し、これを機にSNSを開始。最近ではプライベートで子供と過ごす写真もアップし、母としての顔を見ることができる。

コ・ヒョンジョン

コ・ヒョンジョン

コ・ヒョンジョン(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:ファンカフェ)

1971年3月2日生まれ、韓国の年で今年50歳のミスコリア出身女優。1989年KBS2ニュース番組『全国は今』のレポーターを務め、翌90年にKBS『なつめの木に愛が実るよ』で女優デビュー、俳優歴は30年だ。

1995年SBS『砂時計』への出演でトップ女優となるが、ドラマの放送終了後、財閥グループ副会長との結婚、と同時に引退を発表し、世間を驚かせた。2人の子宝に恵まれるが、2003年に離婚。2005年に日本のドラマ『星の金貨』リメイク版『春の日』で女優復帰を果たす。その後もMBC『善徳女王』、SBS『レディプレジデント〜大物』などに出演し、女優の中で、唯一5作品連続同時間帯視聴率1位の記録を保持している。

コ・ヒョンジョン

『春の日』(画像出典:SBS)

コ・ヒョンジョン

『善徳女王』(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:MBC)

しかし、2018年に出演したSBS『リターン-真相-』では制作陣と対立し、主役ながらも途中降板するという事態に発展した。

2019年放送、KBS『町の弁護士 チョ・ドゥルホ -罪と罰-』では、主人公ドゥルホ(パク・シニャン)のライバル役で出演するも、コ・ヒョンジョンの出演作にしては、珍しく低視聴率に終わってしまった。

キム・ヘス

キム・ヘス

キム・ヘス(画像出典:キム・ヘスInstagram)

1970年9月5日生まれの満50歳。1986年にデビューし、俳優歴は34年になった。1999年に放送されたMBC『愛の群像』では、ペ・ヨンジュンと共演。また、同年放送されたMBC『グッキ』は、2006年に日本のNHKでも放送され、話題となった。

KBS『チャン・ヒビン』(2002)で主役のチャン・ヒビンを演じ、KBS演技大賞の大賞を受賞。日本のテレビドラマ『ハケンの品格』リメイク版KBS『オフィスの女王』(2013)でも同大賞を受賞している。2016年に放送された『シグナル』では刑事役を熱演、日本でも坂口健太郎主演でリメイクされ、話題を呼んだ。

(関連記事)【韓ドラ】最高の女優だけが許された朝鮮時代の最高悪女のチャン・ヒビン役

キム・ヘス

『オフィスの女王』(画像出典:KBS)

キム・ヘス

『シグナル』(画像出典:tvN)

また映画にも多数出演しており、映画『タチャ イカサマ師』(2006)では、第27回青龍賞主演女優賞を受賞している。

現在、少女の自殺事件を追う映画『私が死んだ日』の公開調整中で、女優業以外では2017年にユニセフ親善大使に選任され、ボランティア活動にも注力している。

オム・ジョンファ

オム・ジョンファ

オム・ジョンファ(画像出典:オム・ジョンファInstagram)

1969年8月17日生まれの満51歳、俳優オム・テウンの姉としても有名だ。高校卒業後、MBC合唱団へ入団後、1992年に映画『結婚物語』で女優デビュー。俳優歴は28年になった。1993年にはアルバムをリリースし、歌手デビューも果たしている。

1997年にリリースした『裏切りのバラ』が大ヒットし、一躍スターに。”韓国のマドンナ”と呼ばれるようになるが、2002年以降は女優業をメインに活動。2004年に出演したMBC『12月の熱帯夜』は、韓国版『東京タワー』と言われ、多くのマニアを量産し日本でも話題に。2013年公開の映画『悪魔は誰だ』では、大鐘賞で主演女優賞を受賞した。

『12月の熱帯夜』

『12月の熱帯夜』(画像出典:MBC)

オム・ジョンファ

映画『悪魔は誰だ』(画像出典:movie.naver)

女優業以外には、2007年に自身のランジェリー・ブランドを立ち上げ、事業家としても活動。またファンとの距離が近いことでも有名で、ファンクラブ運営やファンミーティングなどは、あまりお金を取らずボランティア的な形で行っている。

キム・ヒエ

キム・ヒエ

キム・ヒエ(画像出典:キム・ヒエInstagram)

1967年4月23日生まれの満53歳。1983年に映画『20年初日』でデビューし、俳優歴は37年という大御所女優だ。1990年代に、女優チェ・ジンシル、チェ・シラと3人で”ブラウン管トロイカ”として活動し、国民的人気を得た。先輩俳優や制作関係者からは、演技力について高い評価を得ており、多くの後輩俳優からは尊敬されている先輩だ。

1996年に結婚。2人の子供を出産し、しばらく空白期間をもうけた後、2003年にKBS『妻』で本格的に女優復帰。2014年に公開された映画『優しい嘘』で、20年ぶりに銀幕復帰も果たした。女優業の他にもMC、DJ、歌手など多ジャンルで活動し、マルチ女優でもある。

キム・ヒエ

映画『優しい嘘』(画像出典:movie.naver)

今年は英BBC『ドクターポスター』のリメイク作、JTBC『夫婦の世界』で4年ぶりにテレビ復帰。百想芸術大賞で、テレビ部門女子最優秀演技賞を受賞した。

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