あるニュースの一報を受けて、忘れた頃「そういえばあの話題‥」と、何気なく思い出すことがある。続報がないということは、特段伝える内容はないとも言えるのだが‥。Danmeeは、あえて”ニュースのその後”にスポットを当ててみました!今回は8月21日報じられた、『愛の不時着』の俳優も?コロナで韓国ドラマ界に灯った赤信号――その後になります。

現在も尚、世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。
韓国も同様に首都圏を中心に感染者が急増しており、その魔の手は芸能界にも忍び寄っている。

今から1カ月前、韓国を代表するバイプレイヤー(脇役俳優)たちが相次いで陽性判定を受け、ドラマ撮影が中断されるという韓国芸能界を震撼させたニュースが報じられた。
感染してしまった俳優、そして韓国芸能界の”今”はどうなっているのだろうか。

事の始まりは、8月19日にKBSドラマ『あいつがそいつだ』に出演している俳優ソ・ソンジョンが陽性判定を受けた時からだった。

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その後、ソ・ソンジョンと共に演劇『チャンポン』に出演する俳優ホ・ドンウォン、キム・ウォネなどが相次いで陽性判定を受けて感染が連鎖した。
ホ・ドンウォンとキム・ウォネはすぐさま隔離施設に入院し、治療に専念。その甲斐あって9月初旬には隔離施設を退院し、さらに2週間後に受けた追加検査で陰性判定を受け、事実上完治となっている。

ホ・ドンウォン

俳優 ホ・ドンウォン(写真提供:©スポーツ韓国)

キム・ウォネ

俳優キム・ウォネ(写真提供:©スポーツ韓国)

去る22日、所属事務所であるダブルSGカンパニー側は「キム・ウォネは8月25日に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、隔離施設に入院して治療を受けていたが、本日22日陰性判定を受け日常に復帰することができることになりました」と発表した。
続いて「発病後の症状も幸いなことに軽く、非常に良好な状態だったが、今後の後遺症などに対する懸念があるだけに、キム・ウォネが健康な姿で今後の作品活動を持続できるよう健康管理に最善を尽くす」と付け加えた。

一方、キム・ウォネはtvN新ドラマ『スタートアップ』に予定通り出演する。

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幸い重症化することなく健康を取り戻した俳優たちであるが、俳優らの感染による”後遺症”は韓国芸能界に残っていた。

当時、キム・ウォネら俳優の陽性判定を受け、彼らが出演する作品『あいつがそいつだ』や『ドドソソララソ』などのドラマが全て撮影中止となり、共演俳優や全制作陣が新型コロナウイルスの検査を受けるという事態にまで発展した。

さらにキム・ウォネと接触した女優キム・ヒジョンも同じくコロナの検査を受けることになり、彼女が出演中のドラマ『場合の数』をはじめ、同局の新作ドラマまでもが俳優と制作陣の安全を考慮して撮影中止となっている。

また、今回の感染拡大を受け、Netflix側も制作陣の安全のため韓国のコンテンツ制作の中断を発表し、この判断により俳優コン・ユが特別出演することで話題となった『イカゲーム』の撮影を中断していた。

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このように陽性判定を受けると、その当事者の行動履歴はもちろん周囲の関係者も検査の対象となり、番組の撮影にも支障をきたすことになる。撮影や放送スケジュールはもちろん、さらには共演俳優らのスケジュールにも影響が及び、放送局は頭を悩ませていた。

だがその後、他にも感染者が報じられる中、韓国芸能界は徹底した防止策により感染拡大は起きてはいないようだ。
前例のない打撃を受けた”コロナ恐怖症”を完全に克服し、新作ドラマを届ける制作側の意識の高さには驚かされる。世界中で愛される”韓流コンテンツ”の人気が根強い理由はここにもありそうだ。








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