- チャン・グンソクがYouTubeチャンネル『私はチャン・グンソク』を開設した。
- そんな彼はアジアのプリンスと呼ばれるようになって以降、長年に渡り人気をほしいままにしているが、実はトップスターへの道は平坦なものではなかった。
- Danmeeで先日から取り上げている“スターの成長痛”にフォーカスした第3弾として、チャン・グンソクが見栄っ張りと揶揄された過去を紹介する。

YouTubeチャンネルを開設したチャン・グンソク(画像出典:YouTube『私はチャン・グンソク』映像キャプチャー)
チャン・グンソクが最近YouTube(ユーチューブ)チャンネルを開設した。
チャンネル名は、『私はチャン・グンソク』。
4月19日に公開された映像では、人気をほしいままにした全盛期について言及したシーンが。
(関連記事)「アジアプリンスに酔っていた」日本で社会現象を起こした最後の韓流スター
当時は自分に陶酔しきっていたが、現在は「後輩に“名声がすべてではない”ことを教えてあげたい」と語った。
韓国芸能界の頂点に立ち、アジアでも爆発的な支持を得たチャン・グンソクだからこそ言える、重みのある一言だ。
しかも、トップスターへの道が平坦でなかっただけに彼の発言には深みがある。

自身のYouTubeチャンネルで全盛期について言及したチャン・グンソク(画像出典:YouTube『私はチャン・グンソク』映像キャプチャー)
意外にもチャン・グンソクには世間から批判を受けた過去があった。
多くのスターがそうであったように、彼も“成長痛”のような痛みを経験して大きく飛躍、現在の地位を獲得するに至っている。
それは彼がまだ、アジアのプリンスと呼ばれるようになる前の2008年、20代前半だった頃だ。
当時韓国では日本でいうmixi(ミクシイ)にあたるSNS、CYWORLD(サイワールド)の利用が盛んで、芸能人がインスタグラムのように活用、チャン・グンソクもその1人だった。
ところが近況や思いを伝えた文章が、「かっこつけている」や「常識人ぶっている」、「芸術に造詣が深いふりをしてる」などと叩かれるように。
ある時は勝手に内容を切り取り、テレビ番組で笑いのネタに使われたことも。CYWORLDに投稿しようものなら、何かにつけ過度な見栄っ張りだと揶揄される対象に。
そんな中、巻き起こったのが“ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン議論”。
彼がCYWORLDに、「もう一度パリに行く機会があれば、片手にワイングラスを、もう一方の手には新聞を持ってシャンゼリゼ通りでこう叫びたい。“ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン”」という文章をアップしたのがきっかけだ。
パリでアメリカの新聞の名前を叫びたいというちぐはぐな内容が、彼を好意的に思っていない人にとって恰好の餌食となってしまったのだ。
そしてなんと、韓国語で見栄っ張りを意味する“ホセ(허세)”を名前にくっつけて、“ホセ グンソク”というあだ名まで登場する事態に。
しかし実はチャン・グンソクが記したのは、ヌーヴェル・ヴァーグを世界に知らしめたフランス映画『勝手にしやがれ』のワンシーン。主人公がシャンゼリゼ通りで、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン新聞を売る場面だった。
彼は議論から約3年後の2011年、MBCのバラエティー番組『黄金漁場-膝打ち道士』(原題)に出演しこれを明かしている。
自身を小馬鹿にした人たちに対する痛快な仕返しとなった。

『黄金漁場-膝打ち道士』で、ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン議論に言及したチャン・グンソク(画像出典:MBC『黄金漁場-膝打ち道士』映像キャプチャー)
ただ本人はさほど、当該議論はもちろん見栄っ張りだと言われることを気にしていなかったよう。
事実2012年には自身のツイッターに、凱旋門をバックに『勝手にしやがれ』のシーンを再現した写真を公開し「世界と戦おうとしてるわけじゃない。ただ僕が自分を超えたいだけ。ニューヨーク・ヘラルド・トリビューン」とコメント。
どうやら彼が向き合っているのは、批判的な態度を見せた世間ではなく自分自身。屈辱を晴らす目的で、投稿したわけではないことを示唆した。
また2019年に出演したtvNバラエティー『私の耳にキャンディー』では、CYWORLDへの投稿に関し「本当にあったことだけを記した」、「無理しているわけではなく、ただ僕の考えを自由に語っただけ」と話した上で、「自分の発言に責任をとる必要があるから、さらに一生懸命生きるようになった」と明かしている。
この時も、批判や誤解を受けたことに対する悲しみや弁面、怒りなどではなく、フォーカスしたのはあくまで自分自身だった。
チャン・グンソクはバッシングを受け単に踏ん張ってきたわけではなく、自身を見つめ直し自分と戦うというつらい作業を経て、スターの地位を手に入れたようだ。
揶揄されながらもこれまでスタイルを変えず、成功を収めてきた彼という存在がそれを立証している。
ちなみに冒頭で触れた『私はチャン・グンソク』でも、そんな姿を垣間見せている。
今後も引き続き彼らしい魅力で、多くの人を魅了するだろう。
編集部おすすめ記事
-
“ソンジェ背負って走れ” キム・ヘユン、授賞式「ASEA 2025」MCに抜擢!
-
パク・ボゴム、Netflixオリジナルドラマ「おつかれさま」の舞台裏を公開・・“愛しいあなた、おつかれさま”
-
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
-
「ユミの細胞たち」シーズン3、“シン・スンロク役”のキャスティングに注目!韓国ネットが選ぶ理想の俳優とは?
-
【世にも奇妙な韓ドラ】誘拐した少女が突然記憶喪失に‥偽親子の逃亡劇「誘拐の日」
-
「アジア人は皆同じ顔に見える」という質問に対する韓国俳優チュ・ジフンの賢答
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
1時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ドヒョン、除隊後にコ・ミンシと再共演なるか? ― ホン姉妹新作への出演を検討中 (公式)
-
パク・ボゴム、Netflixオリジナルドラマ「おつかれさま」の舞台裏を公開・・“愛しいあなた、おつかれさま”
-
Kep1er ダヨン、BoA「VALENTI」カバーで魅せた完璧パフォーマンスに世界が喝采!
-
JUST B、K-POP初の“ハイパーポップ”に挑戦!新たなグローバル旋風の予感
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
SAY MY NAME、ハツラツ・パワー全開の「1,2,3,4」ステージを披露!
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
マ・ドンソク×少女時代 ソヒョンら、韓国映画「聖なる夜:デーモン・ハンターズ」の制作報告会に出席!(PHOTO18枚)
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
「おつかれさま」主演コンビが4週連続ワンツーの快挙!25年3月第4週 韓ドラ出演者話題性ランキングトップ5
-
【Netflix】今週末が最後のチャンスかも‥4月9日に配信終了「観ておかなきゃ」韓国映画5選
-
Netflixオリジナル「おつかれさま」が快進撃中!25年3月第4週 最新韓国ドラマ トップ5
-
8時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
KiiiKiii、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO5枚)
-
リュ・スンリョン、下半期公開の新作韓国ドラマは「誰もが共感するサラリーマンの哀歓劇」
-
“ソンジェ背負って走れ” キム・ヘユン、授賞式「ASEA 2025」MCに抜擢!
-
「ユミの細胞たち」シーズン3、“シン・スンロク役”のキャスティングに注目!韓国ネットが選ぶ理想の俳優とは?
-
【世にも奇妙な韓ドラ】誘拐した少女が突然記憶喪失に‥偽親子の逃亡劇「誘拐の日」
-
“第5世代のスーパールーキー” HITGSが誕生へ!H MUSIC初のガールズグループがまもなくデビュー
-
日本のファンが選んだ、3月のカレンダー一面を飾ってほしいK-POPナムドルは・・TXT ボムギュ!
-
AMPERS&ONE、圧巻ビジュアルで魅せる!新曲「Kick Start」MVティーザー公開
-
コンミョンら、TVINGオリジナルドラマ「私が死ぬ一週間前」の制作発表会に出席!(PHOTO23枚)
-
ASTRO チャウヌ、ブランド「Saint Laurent」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
SUPER JUNIOR-D&E、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO3枚)
-
東方神起、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO5枚)
-
イ・ジェフン & ロウン、韓国映画「ロビー」のVIP試写会に出席!(PHOTO7枚)
-
“デビュー1週間” KiiiKiiiが2カ月連続1位!「25年4月 新人K-POPグループブランド評判」ベスト5
-
ユ・アイン、大先輩のイ・ビョンホンの前で寡黙を貫いた理由‥韓国映画「勝負」
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。