• パク・ボゴムの代表作が、Danmee(ダンミ)の実施したアンケートでKBS2時代劇『雲が描いた月明かり』に決定した。
  • 王世子役が好評を得て、彼が韓国芸能界の頂点に登り詰めるきかっけとなった作品だ。
  • そこで本記事ではパク・ボゴム同様、次期王となる皇太子もしくは王を演じ大スターの仲間入りを果たした俳優5人をご紹介。
『雲が描いた月明かり』は、日本人ファンが選ぶパク・ボゴムのドラマ1位

日本人ファンが選ぶパク・ボゴムのドラマ1位『雲が描いた月明かり』(画像出典:KBS2)

日本人ファンが選ぶパク・ボゴムのドラマ1位が決定しました。

Danmee(ダンミ)では3月8日から3月15日までネットユーザーを対象に、彼の代表作を決定するアンケートを実施。

その結果、数ある人気作の中からKBS2時代劇『雲が描いた月明かり』(2016)が、ナンバー1に輝きました。

韓国での放送当時、王世子を演じた彼の熱演に称賛の声が寄せられた本作、その好演ぶりは、日本の視聴者まで魅了したようです。

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歴史ものは現代劇に比べて発声や表情などの演技が難しいと言われていますが、それだけに結果を残した役者はその後大ブレイクする傾向が。

特に主人公の王や皇太子役を担当し好評を得ればなおのこと。まさにパク・ボゴムがその1人です。

徐々に演技力の高さが認められつつあった彼の俳優としてのステータスを格上げし、韓国芸能界の王と言っても過言ではない存在になりました。

そこで本記事では彼を含め、実力を試される時代劇で人気が爆発、大スターに踊り出た5人をご紹介。

数々の作品に出演、上り調子で支持を得る中、王や次期王の世子役を担当した役者をピックアップしました。

そうそうたるラインナップに驚くと同時に、彼らがトップに君臨し現在まで活躍し続けているのに頷けるはずです。

パク・ボゴム

2011年に映画『ブラインド』で、端役として子役デビューしたパク・ボゴムは、ドラマ、映画問わず順調に経験を積みながら役者としての実力を磨き、2015年に放送されたtvN『恋のスケッチ ~応答せよ1988~』で青春スターへと成長。

そうかと思えば、翌年『雲が描いた月明かり』で皇太子イ・ヨンを熱演し繊細な感情の演技が好評を得て、一気に国民的スターにのし上がりました。

パク・ボゴムは、『雲が描いた月明かり』で皇太子イ・ヨンを熱演した

『雲が描いた月明かり』で皇太子イ・ヨンを熱演したパク・ボゴム(画像出典:KBS2)

そしてこれをきかっけに主演級俳優というタイトルをほしいままにし、以降数々の出演作で作品の人気を先頭に立って牽引、多くの人から愛される役者になります。

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『雲が描いた月明かり』パク・ボゴム演技

キム・スヒョン

前出のパク・ボゴム同様、青春スターから一躍国民的スターに成長したのがキム・スヒョンです。

常にトップを走り続けてきた印象のある彼ですが、新人時代は主に脇役や出演量がさほど多くない子ども役などを務めてきました。

そんな中、2011年にKBS2の学園ドラマ『ドリームハイ』に出演して若い世代から支持を得る俳優に。そしてその熱が冷めやらない2012年、韓ドラ史に残る名作と言われるMBC時代劇『太陽が抱く月』でさらに人気を博します。

キム・スヒョンは、MBC時代劇『太陽が抱く月』で人気を博した

MBC時代劇『太陽が抱く月』で人気を博したキム・スヒョン(画像出典:MBC)

その結果、老若男女問わず幅広い層から絶大な支持を得るようになりました。

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『太陽が抱く月』キム・スヒョン演技

パク・ユチョン

パク・ユチョンは東方神起(TVXQ)として活躍、アイドル界のトップに君臨していた2010年に、KBS2時代劇『トキメキ☆成均館スキャンダル』で、韓国ドラマでは初めて演技に挑戦しました。

役者が本業でない彼が主役に抜擢されたことに、一部から懸念を示す声が上がったものの、いざ蓋を開けてみると現在も多くのファンが存在するほどの人気作に。

こうして演技者としての素質はもちろん実力の高さまで立証したパク・ユチョンは、2年後に『屋根部屋のプリンス』(SBS/2012)で再び歴史ものに出演。

パク・ユチョンは、『屋根部屋のプリンス』(SBS/2012)で歴史ものに戻ってきた

『屋根部屋のプリンス』(SBS/2012)で歴史ものに戻ってきたパク・ユチョン(画像出典:SBS)

王世子イ・ガクを熱演し、甘いロマンスにはじまりコミカルな演技、キャラクターの複雑な感情まで見事に表現して、アイドル界だけでなくドラマ界でもスターに。両タイトルを手にしました。

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『屋根部屋のプリンス』

2PM ジュノ

2PMのメンバーという現役アイドルでありながら、高い演技力で好評を受けているジュノ。

2021年に放送された『赤い袖先』は、そんな彼に大きな転機となった作品だと評されます。

2013年の俳優デビュー後、映画『二十歳』『メモリーズ 追憶の剣』、ドラマ『キム課長とソ理事』『自白』などで、安定感ある演技を披露するも世間の評価は、前途有望な1人の“演技ドル”に過ぎない。

多くの俳優が演じて来たイ・サンを自身のカラーで演じている2PMジュノ

多くの俳優が演じて来たイ・サンを自身のカラーで演じている2PMジュノ。(写真提供:©スポーツ韓国)

しかし、『赤い袖先』で正祖(国王)に扮し、渾身の演技を見せたジュノは「正祖が転生したのか?」「こんなに演技天才だったとは知らなかった」と絶賛されます。

以降、韓国PD大賞や第58回百想芸術大賞など、数々の演技賞を総なめしたジュノは、すっかりトップ俳優の仲間入りを果たしています。

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『赤い袖先』ジュノ演技

ソン・イルグク

“ソン・イルグクといえば歴史もの”、このようなイメージを持っている韓ドラファンは多いのではないでしょうか。

そんな彼がトップスターとなった作品は、日本でもヒットしたMBC時代劇『朱蒙』(2006)でした。

MBC時代劇『朱蒙』は、ソル・イングクがトップスターになった時代劇

ソル・イングクがトップスターになったMBC時代劇『朱蒙』(画像出典:MBC広報部)

1998年にドラマデビューし毎年複数の作品に出演、有望株として期待されながらもそこまで脚光を浴びることのなかった彼の役者人生が一変したのです。

威厳ある王を熱演しアクションシーンまでこなした彼に称賛の声が降り注ぎ、同年の『MBC演技大賞』では大賞を受賞、爆発的人気を博してスターの仲間入りを果たしました。

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『朱蒙』ソン・イルグク演技

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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