ドラマ『冬のソナタ』『チャングムの誓い』『天国の階段』‥”第一次韓流ブーム”と呼ばれた2000年~2010年頃は、日本の地上波メディアで多くの韓国ドラマが放送されていた。”復讐、悲劇、すれ違う恋”など、ストーリー展開が予想できるのに、なぜだか心に突き刺さり、涙が止まらなくなる。”ヨン様ブーム”が日本を席巻してから、今年で16年が経ち、当時の主演や脇役、子役たちももちろん近況はそれぞれだろう。そんな当時活躍していたアイドルや俳優にスポットをあてる【韓ドラAgain】! 皆さんの気になっているあの人は、今どうしているのでしょう?
韓国ドラマといえば時代劇は欠かせない。
14年前に放送された時代劇『朱蒙(チュモン)』は、平均視聴率40.98%、最高視聴率52.67%、韓国人の半数が見たと言われる伝説のドラマだ。
2007年4月に、日本では衛星チャンネルのBSフジで放送されていた『朱蒙』。全81話という長編にも関わらず、視聴者からの強い要望で8月からは毎週月曜から金曜の午後2時より、地上波のフジテレビで放送されていた。『朱蒙』は、それほど日本でも人気を博した韓国時代劇の国民的大ヒット作だ。
韓国で『朱蒙』が放送されている時、裏番組では今『愛の不時着』で再び話題をさらっている人気俳優のヒョンビンが主演していたドラマ『雪の女王』が放送されていた。しかし、全く太刀打ちできないほど『朱蒙』の人気は圧倒的で、最高視聴率52.67%をたたき出し、韓国歴代トップとなる35週連続で視聴率1位を記録している。
高句麗(こうくり)時代を中心に構成された最初の時代劇で、このドラマがヒットしたことにより、その後三国時代(高句麗、百済(くだら)、新羅(しらぎ))を扱った時代劇が多く制作されるきっかけとなる。さらに2009年までは三国のうち、高句麗を扱った時代劇が多く”高句麗ブーム”が起こっていた。
また、今ではよく見かけるファンタジー要素を加えたフュージョン時代劇だが、このドラマが最初の”フュージョン時代劇ブーム”を巻き起こした作品でもある。
あらすじ
紀元前108年、古朝鮮国が内紛により崩壊し、古朝鮮国の若き英雄ヘモス(ホ・ジュノ)は、国を失った流民(ルミン)たちで編成されたタムル軍を率いて漢に対抗する。しかし、結局漢に侵略され滅亡。戦いで重傷を負ったヘモスは、河伯(ハベク)族の娘ユファ(オ・ヨンス)に出会い助けられ、恋に落ちる。そしてユファは、ヘモスの子供を授かる。
しかし、ヘモスをかくまった罪で河伯族は皆殺しにされてしまう。また、漢の圧力に屈した扶余(プヨ)の王ヘブルの裏切りを知った息子のクムワ(チョン・グァンリョル)はヘモスを助けようとするが、ヘモスは崖から川へ転落し行方不明に。ヘモスを失い悲しむユファを、クムワは側室に迎え入れ、親友の忘れ形見であるチュモン(ソン・イルグク)を養子にする。
20年後。チュモンは意気地なしの軟弱者へと成長していた。ある日、養父クムワの命令で、兄のテソ(キム・スンス)、ヨンポ(ウォン・ギジュン)と共に、扶余の神器と言われるタムル弓を見るために始祖山へと向かうことに。しかし父の寵愛を受けているチュモンが煩わしいと感じていた2人は、チュモンを殺すべく湿地帯に置き去りにしてしまう。
しかしチュモンは、偶然通りかかったソソノ(ハン・ヘジン)に命を助けられる。そのことがきっかけでソソノはチュモンが気になり、チュモンもソソノに好意を抱くように。その後、再び兄たちの策略で宮中から追放されてしまったチュモンは、偶然出会った盲目の男性、ヘモスを実父であると知らずに師匠と慕いながら武術を学び、その腕を上げていくのだった。
みどころ
総製作費400億ウォンが投資されたこのドラマ。美術・衣装などの費用は総額55億ウォンとも言われており、その圧倒的リアルさも1つのみどころだ。しかしなんと言ってもこのドラマは、男性もハマれるサクセスストーリー。1人の軟弱な若者が徐々に強く、芯のある人間に成長していく姿に目が離せなくなる。
思わず自分と重ね合わせてしまう、そんな主人公チュモンが祖国再建のために成長していく点が最大のみどころだ。また、チュモンの周りには3人の美女が登場するが、最終的にチュモンが誰と結ばれるのかも、このドラマを見ながら気になるところだろう。全81話という、かなり長いストーリーにも関わらず、次々に展開されていくエピソードのおかげで中だるみすることもなく、登場人物に感情移入しながら緊張感を保ったまま、最後まで楽しめる作品だ。
[su_spacer size=”30″]
[su_spacer size=”30″]
編集部おすすめ記事
-
見応え満載のロングセラー!11月BS・CS放送開始「懐かしの韓国ドラマ」6選
-
【韓ドラの天秤】エリートが最も似合う女優 パク・シネ「人間味あふれる医師」VS「悪魔な裁判官」
-
【D-3】R-18版「応答せよ」!? アダルトグッズを販売する女性4人を描いたNetflix韓ドラとは
-
【9月29日~10月5日】パク・シネ主演作10%台突破!最新韓ドラ視聴率ランキング1位~11位
-
「となりのMr・・」が1位フィナーレ!24年10月「韓国ドラマ 評判ランキング」ベスト5
-
ソ・イングク、パク・ソジュン‥11月CS放送 韓国俳優 過去の「来日イベント」5選
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
6時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS【D-3】R-18版「応答せよ」!? アダルトグッズを販売する女性4人を描いたNetflix韓ドラとは
-
8時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSRed Velvet ジョイ、SBSバラエティ「TV 動物農場」の収録に参加!(PHOTO10枚)
-
見応え満載のロングセラー!11月BS・CS放送開始「懐かしの韓国ドラマ」6選
-
8時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSソ・イングク、パク・ソジュン‥11月CS放送 韓国俳優 過去の「来日イベント」5選
-
日本のK-POPファン 83%「韓国事務所、もっと努力してほしい」と回答‥主な理由とは
-
「となりのMr・・」が1位フィナーレ!24年10月「韓国ドラマ 評判ランキング」ベスト5
-
13時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSBTS 兵役中のジミンとジョングクが選定!2024 MTV EMA「BEST K-POP」部門ノミネーション
-
G-DRAGON 今月25日カムバックについて事務所がコメント「日程はまだ確定ではない」
-
元NCT テイルの性犯罪事件を担当する「女性児童犯罪調査部」とは
-
一石三鳥!秋の夜長にびったり「時代劇×恋愛×ファンタジー」おすすめ韓ドラ 6選
-
感動ロマンスからラブコメまで!11月BS・CS おすすめ「恋愛」韓国映画 放送カレンダー
-
ソ・イングク、イ・ジェフン、チ・ヒョヌ‥11月人気韓国俳優「来日イベント」5選
-
50代なのに恋愛ドラマのヒロインに名乗り!大物韓国女優4人「自己管理」鉄則
-
【1620人回答】K-POPファンが選んだNo.1「秋のバラーダー」男性アイドルはBTSのV!
-
かつての韓ドラ王国 MBC「心機一転」2025年の新作ドラマ 4選
-
【韓ドラの天秤】エリートが最も似合う女優 パク・シネ「人間味あふれる医師」VS「悪魔な裁判官」
-
【9月29日~10月5日】パク・シネ主演作10%台突破!最新韓ドラ視聴率ランキング1位~11位
-
【単独インタビュー】5月7日デビュー、ASC2NT「諦めずに着実に前進していく姿をファンに見せたい」
-
【D-8】韓国版「宝塚歌劇団」ライバル2人の物語 期待の時代劇ドラマ「ジョンニョン」
-
第2のピョン・ウソク誕生へ!来年「シンデレラボーイ」になると期待される韓国俳優6人
-
Kep1er「9月K-POP女性アイドルグループ人気決定戦」で1位に!
-
先行放送から今年の新作まで!11月CS 日本テレビ初上陸 注目の韓国ドラマ5選
-
DKB、初のワールドツアー ヨーロッパ公演を盛況裏に終了・・6日より米州公演に突入!
-
安定した視聴率取り屋!韓国テレビ局SBS 2025年放送 新作ドラマラインナップ11選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。