【韓流20周年企画-ソ・ドヨン編】2022年は、日韓同時開催が話題となったFIFAサッカーワールドカップから20年を迎える年となる。振り返ると日本の韓流ブームの歩みも、同じようなタイミングだったのではないだろうか‥KBS2『春のワルツ(2006)』で主演を務めたソ・ドヨンその後と俳優人生を紹介する。
日本でペ・ヨンジュンを一躍有名にしたドラマ、KBS2『冬のソナタ(2002)』。
指揮をとったのはユン・ソクホ監督で、『冬のソナタ』を含めた彼の“四季シリーズ”、KBS2『秋の童話(2000)』、KBS2『夏の香り(2003)』、KBS2『春のワルツ(2006)』はいまだに語り継がれる名作。
それだけに出演俳優たちも脚光を浴び、その後現在まで華やかな活動を続けている。
しかし、『春のワルツ』のソ・ドヨンだけが、なぜか韓流スターの道からは遠ざかってしまった。
今回の記事では、ソ・ドヨンのその後と、役者人生について紹介する。
デビューのきっかけは、軍隊入隊時に出会ったモデルの友人との会話だったという。
友人との話の中で自信を得た彼は、除隊後にモデル事務所のオーディションを受け、見事合格。
俳優の道へは、モデルとしてデビュー後、知人の誕生日パーティーで偶然会ったKBS2『このろくでなしの愛(2005)』のキム・ギュテ監督に演技の道を進められたことが始まり。
同監督作品KBS2『オー!サラ(2005)』で俳優デビューし、KBS2『海神(2004)』では、ハンサムなルックスが視聴者の目に留まった。
そして、日本でも話題となった『春のワルツ』の主演に。
感情を面に出さない若きピアニスト役を演じ、相手役の女優のハン・ヒョジュと共に、純愛ラブストーリーを描き出した。
当時、ユン・ソクホ監督は彼を主演に抜擢した理由を、「春の新しいイメージに対する期待を満たすことのできる新鮮かつ、神秘的な雰囲気を持つニューフェイス」
「ソ・ドヨンは、演技者としての基本的な資質と可能性を持っており、人生に対する真剣な姿勢と情熱が強く感じられた」と語った。
数々の名作を創出し、多くの俳優を見てきたであろう監督の言葉然り、同作ではスポットライトを浴び、同ドラマ終了後も続けて様々なドラマに出演し、お茶の間を楽しませている。
しかし、“四季シリーズ”に出演した他の俳優陣が、韓国ではもちろん日本でも韓流スターとして華やかな活動を続ける中、ソ・ドヨンにはそこまで目立った活動が見られないのも事実。
過去に、あるインタビューで自身の認知度の低さについて質問され、「俳優として有名になることよりも、自由な生活の方が良かった」
「だけど、結婚して家族をもってからは、家長としての責任感を感じ、“もっと名前を知ってもらわないと”と思う気持ちが大きくなった」と語った。
そして、ロールモデルには、世界的大スターソン・ガンホとイ・ビョンホンを挙げ、「似ているようで全く異なる役を作り出す」と絶賛した。
彼が結婚をしたのは2012年。
『春のワルツ』というきっかけはあったものの、当時の彼の人生観により、大きく飛躍できる機会を逃してしまったということだろうか。
現在は、主に日本の昼ドラを連想させる作品に出演し、韓国のお茶の間を賑わせている。
ロールモデルが大スター2人であるだけに、彼の今後のさらなる活躍が期待される。
(投稿:西谷瀬里)
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