MBCドラマ『ロマンス(2002)』に出演し、劇中で披露した笑顔が“キラースマイル”だと言われたキム・ジェウォン。今回の記事では、彼の近況とその後を紹介する。

MBCドラマ『ロマンス(2002)』に出演し、一躍有名となった俳優のキム・ジェウォン。

キム・ジェウォンは“キラースマイル”の元祖

元祖“キラースマイル”と呼ばれるキム・ジェウォン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

名前までは知らなくても、顔を見ればピンとくる人も多いのではないだろうか。日本でも話題になった作品にいくつか出演している。

そんな彼が最近、自身のインスタグラムに息子の写真を投稿して話題となった。

写真にはキム・ジェウォンの笑った顔と、瓜二つな息子の姿が写っている。

韓国の一部ネットユーザーは、「かわいい。パパに似てるね」などという反応を見せ、一部メディアは、「パパによく似た穏やかなビジュアルと“キラースマイル”が視線を集めた」と報じた。

韓国のバラエティー番組に出演した、キム・ジェウォンと息子

息子と韓国のバラエティー番組に出演したキム・ジェウォン(画像出典:KBS2 新商品発売~コンビニレストラン)

“キラースマイル”といえば、キム・ジェウォンが元祖と言われており、『ロマンス』への出演がきっかけとなった。

TBSドラマ『魔女の条件(1994)』のリメイク版で、女教師と生徒の禁断の愛を描いた本作は、ドラマ放送時、韓国で『ロマンス』シンドロームを巻き起こした。

中でも注目を浴びたのはキム・ジェウォンの、女教師キム・チェウォン(キム・ハヌル扮)に向けられた美少年を思わせる笑顔で、当時、多くの韓国人女性を魅了し、彼は“キラースマイル”の代名詞に。

本作では『MBC演技大賞』の新人演技賞と男性人気賞も受賞している。

キム・ジェウォン

『ロマンス』出演当時のキム・ジェウォン(画像出典:YouTube 옛드 : MBC 레전드 드라마 映像キャプチャー)

『ロマンス』への出演で、一気にスターダムにのし上がったキム・ジェウォンは、途中、軍隊への入隊期間や韓国外での活動に重きを置きながらも、継続して今日まで主に韓ドラ界に腰を据えて活動を繰り広げてきた。

『ロマンス』の放送からわずか数ヶ月後に出演した、SBSドラマ『ライバル』は、韓国で30%という高視聴率を叩き出し、彼は『SBS演技大賞』において、4冠を達成するという快挙を成し遂げている。

また、2006年に出演したKBSドラマ『ファン・ジニ』では、彼にとって初の時代劇であったにも関わらず、主演ファン・ジニ(ハ・ジウォン扮)の初恋役を演じ、世間から好評を得た。

その後、2009年の軍隊への入隊に際し、一時お茶の間からは離れたものの、日本でも人気を博したMBCドラマ『私の声が聞こえる?(2011)』で華々しい復帰を果たしている。

劇中、聴覚障害のある青年ドンジュ役を演じ、ピュアラブストーリーを見事に描き出したキム・ジェウォンは、またもや『MBC演技大賞』の男性人気賞をはじめ、ミニシリーズ部門男性優秀演技賞まで手にし、彼の快進撃はこの後も続いた。

MBCドラマ『メイクイーン(2012)』では、主人公の女性に片思いする米国帰りのエリート役を、2013年のMBCドラマ『スキャンダル:非常に衝撃的で不道徳な事件』では、幼い頃に誘拐事件に巻き込まれた刑事役を演じ、『MBC演技大賞』でそれぞれ賞を獲得している。

度々高い演技力が認められてきただけに、彼の今後の活躍にさらなる期待が寄せられるが、実際にはOCN『神のクイズ:リブート(2018)』を最後に、ドラマ出演は途切れてしまっているようだ。

次に、キム・ジェウォンが“キラースマイル”を披露してくれるのは、いつになるのだろうか。
彼のドラマ復帰を心待ちにしているファンも多いだろう。

(投稿:西谷瀬里)







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