韓国ドラマや映画でトレンドとなっている”北朝鮮”というキーワード。人気俳優たちが、兵士や工作員、北朝鮮出身者などのキャラクターに扮する作品が多く見られている。その中でも、とびきりのセクシーさを醸し出している俳優たちをご紹介しよう。

ここ最近、映画やドラマのトレンドとして浮上しているのが、”北朝鮮兵士”というキャラクター。
韓国有数のベテラン俳優たちがこぞって扮し、完璧なまでの”北朝鮮なまり”や”振る舞い”を披露している。

“北朝鮮”という素材は、朝鮮半島の分裂による緊張と葛藤という現実を表現しながら感動やアクションを盛り込めるという理由で、作品の題材やキャラクターとして登場することが増えてきた。

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』ポスター(画像出典:ロッテシネマ公式Instagram)

韓国で7月29日に公開される『鋼鉄の雨2:首脳会談』も”北朝鮮”を扱った作品のひとつだ。

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』は、米朝韓の首脳会談中、北朝鮮のクーデターにより3人の首脳が北朝鮮の潜水艦に拉致されることから繰り広げられる、”戦争直前”の危機的な状況を描いた緊張感あふれる作品だ。

前作である『鋼鉄の雨』で北朝鮮の最精鋭要員を演じたチョン・ウソンは、今回の映画で韓国の大統領に扮し、韓国の外交安保首席を演じたクァク・ドウォンは、北朝鮮の護衛総局長を演じた。また、今回の映画では、ユ・ヨンソクが北朝鮮の委員長に扮して合流している。

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』

映画『鋼鉄の雨2:首脳会談』(写真提供:©スポーツ韓国)

本作のエピソードとして、チョン・ウソンは、20日に放送されたSBSパワーFM『チャン・イェウォンのシネタウン』に出演した際、”北朝鮮兵士像”についてこう語っていた。

名優クァク・ドウォンの迫真の演技を称賛しながらも「これまで北朝鮮軍の要員の役と言えば、コン・ユ、ヒョンビン、カン・ドンウォン、そして今回、共演したユ・ヨンソクのようなイケメン俳優が多かった」とし、「そこにクァク・ドウォンが名前を連ね‥‥、これまでの法則を破ったね」と、クァク・ドウォンを”非トレンド”とし、笑いを誘っていたチョン・ウソン。

俳優クァク・ドウォン

北朝鮮の護衛総局長を演じたクァク・ドウォン(写真提供:©スポーツ韓国)

このように、チョン・ウソンも認める(?)韓国でホットなトレンド、”イケメン”北朝鮮兵士(要員)を演じた俳優を見てみよう。

コン・ユ

映画『サスペクト 哀しき容疑者』でのコン・ユ

コン・ユ(画像出典:容疑者 公式HP)

映画『サスペクト 哀しき容疑者』(2013)で北朝鮮の最精鋭特殊要員だったが、祖国に捨てられて亡命したチ・ドンチョルを演じたコン・ユ。

劇中では、スタントマンを使わずに撮影したロッククライミング・シーンや漢江への落下シーン、カーチェイス・シーンなど、数々の華やかなアクションを披露している。

これまでの作品で見せていた優しく柔らかいイメージから脱し、”人間兵器”と言っても過言ではない頑丈な体とアクション演技を遵守し、荒々しい男性像という新しい一面を見せた。

ヒョンビン

ドラマ『愛の不時着』でのヒョンビン

ヒョンビン(画像出典:愛の不時着 公式HP)

世界中の女性たちを魅了したと言っても過言ではない、ドラマ『愛の不時着』(2019)のヒョンビン。
北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクに扮した彼は、凛々しい制服姿で見せたキレのあるアクションに加え、寡黙な優しさ、時おり見せる子供のような純朴な表情など、幾つもの優美な姿を披露した。

ヒョンビンはこれ以前にも、映画『コンフィデンシャル/共助』(2017)で、北朝鮮の刑事イム・チョルリョンに扮し、北朝鮮の言葉を流暢にこなす姿を見せている。

カン・ドンウォン

映画『義兄弟 SECRET REUNION』

カン・ドンウォン『義兄弟 SECRET REUNION』(写真提供:©スポーツ韓国)

北朝鮮の工作員と彼を追う元国家情報員の対決を背景に、2人の間に芽生える友情を描いた映画『義兄弟 SECRET REUNION』(2010)。
劇中でソン・ガンホと息の合った芝居を披露したカン・ドンウォンは、シワのある服をまとい、裏切り者の烙印を押されて北朝鮮から見捨てられる工作員を演じた。

影がありながらも、クールでそこはかとなく色香が漂う北朝鮮要員とあって、女性だけでなく男性をも魅了している。

また、カン・ドンウォンは新作映画『半島』で、4年前に国を襲った災難から辛うじて脱出し、香港で暮らしている元軍人のハン・ジョンソク役を演じた。
彼の演じた、南北の軍人役を比較するのも面白いかもしれない。

このほかにもチョン・ウソンやチュ・ジフンなどのベテラン勢から、キム・スヒョン、D.O(EXO)など新鋭若手俳優らが演じてきた”北朝鮮兵士”というキャラクター。
いずれも北朝鮮出身かと思うほど、見事に演じ切った個性の光る演技は必見だ。



コン・ユ

マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。

“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。

2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。

2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。

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