女優チャン・ミイネが、新型コロナウイルスの緊急支援金政策を発表した韓国政府を批判。その後ネットユーザーとの舌戦が繰り広げられ、遂には ‘韓国で女優活動はしません’ と芸能界引退を示唆して話題になっている。

新型コロナウイルスの緊急支援金政策である ‘現金給付’や’商品券’などが、韓国内の大衆の間でも甲論乙駁の対象になっているようだ。

2003年にMBCドラマ’ノンストップ4’でデビューし、2005年MBCドラマ‘新入社員’、2006年MBCドラマ‘ソウルメイト’などに出演したことで日本でも名前が知られている女優チャン・ミイネ(ハングル 장미인애)。

最近、政治的な発言をしてネットユーザーと舌戦を行ったチャン・ミイネが、芸能界引退を示唆していると各種メディアが一斉に報じている。

女優 チャンミイネ

女優 チャン・ミイネ(画像出典:チャン・ミイネ Instagram)

チャン・ミイネは3月30日、自身のインスタグラムを通じて「やめようと思う。あなたが嫌だからではなく、私が気の毒で」というメッセージが書かれたイメージと長文を掲載した。

チャン・ミイネは「もちろん私の言動も失敗ですが、私に向けた悪質な攻撃をやめてくださるようにお願いします」と書き始めた。

続けて「国民が支払った税金で、今になって支援金を与えるという政府の発表が理解が出来なかった。国民の税金は上がり、行き詰って生活していくことができないという思いで投稿した文がこのようになってしまうとは理解ができない」と説明。

また「政治的な発言が敏感だからと、こんなにも攻撃されなければならないのですか。本当にあきれますね」とし「私はマスクがありません。困難な状況でマスクを4週間買っていません。寄付も心ばかりですが行いました」と付け加えた。

最後に「韓国国民として苦しい思いをしている方々を心配した私がバカのように感じられます。これ以上、韓国で女優活動はしません」と綴った。

チャンミイネの主張

チャン・ミイネの主張(画像出典:チャン・ミイネ Instagram)

これに先立ち、チャン・ミイネは新型コロナウイルスの事態にともなう政府の緊急災難支援金政策関連に対して「4人家族で100万ウォン(約10万円)の生計支援金決定見通し..誰が受け取るのですか。本当にイライラする。これが国民を助けるという政府のやり方ですか?」と書いてインターネットユーザーと舌戦を行った。

しかし、韓国政府に向けたチャン・ミイネ個人の考えとは別に、品格の無いぞんざいな言葉遣いもネットユーザーからの非難の対象となった。

一方、チャン・ミイネが批判した ‘緊急災難支援金’ とは、コロナの被害による経済危機克服策の一環だ。

高所得層を除く世帯へ人数に応じて一律支給し、単身40万ウォン(約4万円)、4人以上に100万ウォンを給付する政策で、有効期限のある地域限定の商品券や電子マネーの形などで支給されるとのことで、韓国政府はこのために、9兆1000億ウォン(約8000億円)程の財源が必要だと推算している。