- SBSドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』に出演中の女優、キム・ジウンに注目が集まった。
- 劇中で披露するビジュアルが、ガールズグループITZY(イッチ)のメンバー、リュジンに似ていると話題だ。
- これと同時に、彼女が披露する繊細な演技にも視線が集まっている。
韓国ではもちろん、日本での活躍も期待されるガールズグループITZY(イッチ)。同グループのメンバーであるリュジンに似ている女優がいると、韓国のオンラインコミュニティーで話題になっている。
その女優とは、現在、韓国にて放送されている、SBS(Disney+)『わずか1000ウォンの弁護士』に出演中のキム・ジウン。
『わずか1000ウォンの弁護士』は、主演にナムグン・ミンを迎え、受任料はたった1000ウォン(約100円)、しかし実力は最高の弁護士が、金持ちの”*ポプクラジ”&代金の高い弁護士たちと対抗し戦う痛快な法廷活劇だ。
*ポプクラジ:韓国語の法律(법률/ポプリュル)と、ドジョウ(미꾸라지/ミクラジ)を合わせた造語。人脈や財力を持ち、法の抜け穴から逃げ出すのがうまい人のこと。
キム・ジウンは劇中、司法研修院生であり、法務法人ペクの代表弁護士 ペク・ヒョンム(イ・ドクファ扮)の孫であるペク・マリ役を演じている。
ITZYのリュジンに似ていると話題のキム・ジウンであるが、実は彼女の方がリュジンより年齢も芸歴も先輩だ。
リュジンは、2001年4月生まれの21歳(日本年齢)で2019年にデビュー。
一方、キム・ジウンは1993年10月生まれの29歳(日本年齢)で、2016年に広告を通じて芸能界デビュー。その後、いくつかのドラマに端役として出演し、2017年にウェブドラマ『会社を辞める最高の瞬間』で本格的な女優デビューを果たしている。
リュジンよりも約8歳ほど年上であるキム・ジウンだが、彼女がドラマ『わずか1000ウォンの弁護士』に出演するやいなや、年齢を感じさせない美貌も手伝ってか、”ITZYのリュジンに酷似”だと話題に。
オンラインコミュニティーでは「本当に似ている」「まるで姉妹のようだ」「似ているどころではなく、同じ人物レベル」という反応に加え、『わずか1000ウォンの弁護士』にショートカット姿で登場したキム・ジウンを見て、「リュジンが演技していると思った」という反応も非常に多く見られている。
また、キム・ジウンはITZYのリュジンだけでなく、女優のハン・ソヒにも似ていることでも有名だという。
しかし、キム・ジウンの名を世間に知らせたのは、抜群の演技力から。
2021年に放送されたMBC『黒い太陽』では、国家情報院の現場支援チーム所属ユ・ジェイ役に扮し、没入感の高い演技を披露。劇中、タバコを吸うシーンが登場するのだが、タバコを噛む前に口に戻したり、ライターをポケットから取り出して回したりと細かな仕草まで分析して演技したとも言われ、話題になった。
本作で視聴者に強いインパクトを与えた彼女は、これ以後に出演した作品もヒットを記録し、成功的なキャリアを積んでいる。
2022年にはSBS『アゲイン・マイ・ライフ』で、チョンハ経済研究所所長キム・ヒア役を演じた。この作品でイ・ジュンギと共演をしたことから、彼女の知名度もさらに上昇。
以後、『わずか1000ウォンの弁護士』で再びナムグン・ミンと共演し、視聴率が第4話で12%を超えるヒットを見せた。
このドラマで、キム・ジウンは多様な姿の演技を見せてくれた。法廷演技、泣いて叫ぶ演技、酒に酔った演技など、特にドラマのコミカルな部分をよく生かして好評を得ている。視聴者からも「キム・ジウンは表情の演技が上手い」という反応が多く聞かれており、本作でも再び、彼女の知名度を上昇させるものと見られる。
実際、『わずか1000ウォンの弁護士』は、日本でもDisney+(ディズニープラス)で配信されており、トレンドに敏感なドラマファンから多くの好評を得ている。
前述した通り、キム・ジウンはナムグン・ミンとの共演が多い女優だ。これ以外にも、KBS『ドクター・プリズナー(2019)』で共演。実は、ナムグン・ミンが主演したSBS『野獣の美女コンシム(2016)』でもキム・ジウンは少しだけ出演している。
ナムグン・ミンと不思議な縁を持ち、法廷ドラマに連続出演するようになったキム・ジウン。話題の韓国女優に浮上した彼女に、早くも次回作への注目が集まっている。
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