• 韓国映画『破墓』が、観客動員数を凄まじい勢いで伸ばして大ヒット中だ
  • 注目を浴びているのは、祈祷師に扮したキム・ゴウンのゾッとする憑かれたような不気味な演技。
  • 共演者が絶賛し、本作のベストシーンとまで言われているキム・ゴウンの熱演に迫る。
映画『破墓』は、韓国で大ヒット中

韓国で大ヒット中の映画『破墓』(画像出典:NAVER movie)

2月22日に韓国で公開された映画『破墓』が大ヒット中だ。

怪しい墓を改葬する風水師と葬儀屋、祈祷師たちに起こる奇妙な出来事を描いたオカルトミステリーで、3月1日の時点で累積観客数が400万人を突破。3月6日には600万人を超えるなど、凄まじい勢いで成績を更新し続けている。

出演者には、世界を震撼させた映画『オールド・ボーイ』(2003)で知られる大物俳優チェ・ミンシクや、演技力に定評のあるユ・へジン、イ・ドヒョンなど錚錚たる役者陣が名を連ねているが、この中で一際注目を浴びているのがキム・ゴウンだ。今、韓国で最もホットな女優といっても過言ではないほど。

彼女といえば、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016/トッケビ)や『ユミの細胞たち』シリーズ(tvN/2021,2022)など、ドラマ界では主にお茶目でキュートな役を演じ活躍してきたが、本作では独特の不気味さが漂う祈祷師役を熱演、本当に憑かれたかのような演技を披露している。

キム・ゴウンは、憑かれたかのような演技を披露する

憑かれたかのような演技を披露するキム・ゴウン(画像出典:NAVER movie)

制作発表会では韓国芸能界のベテラン中のベテランであるチェ・ミンシクに、「キム・ゴウンは、祈祷師と女優を掛け持ちするつもりなんじゃないか」、「キム・ゴウンの破格的な姿がこの映画の最大の見どころの1つになっている」と言わしめたほど。

ユ・へジンも「僕にはできなかっただろう」と舌を巻いた。また、映画の宣伝のため出演したYouTubeチャンネル『チャンネル十五夜』でも彼女の演技をべた褒めし、撮影時の興奮がまだ冷めやらない様子で、隣にいるキム・ゴウンが照れてしまうほど熱く語った。

では一体何がそんなにすごいのか。これほどまでに2人が絶賛した理由はあるシーンにあった。それは、キム・ゴウン扮するファリムが儀式を行う場面だ。

韓国のドラマや映画をよく観る人ならご存じ、韓国語で“무당(ムダン)”と言われる祈祷師が鈴を鳴らし時に刀を振り回すなど、飛び跳ねたりくるくると回ったりしながら念仏を唱え降神する、なんともいえないおどろおどろしい雰囲気を醸し出すあれだ。

儀式のシーンは、キム・ゴウンの演技が話題となっている

キム・ゴウンの演技が話題となっている儀式のシーン(画像出典:YouTube『SHOWBOX』映像キャプチャー)

本作ではダイナミックな儀式の様子が描かれており、本業の祈祷師顔負けの動きで、全身で神を受け入れるキム・ゴウンの姿が。そこにエンターテインメント性まで感じさせる演技を盛り込み、より一層印象的なワンシーンに仕上がっている。観る者をゾッとさせる一幕は、本作のベストシーンと言われているほどだ。

かつて『トッケビ』で、コン・ユ扮するトッケビを「おじさん!」とかわいらしく呼んで注目を浴びた女優とは到底思えないほどの変身ぶりで、彼女の持つ魅力を十二分に活かしながらも、これまでにないキャラクターを作り出している。

これにはどうやら演技力に加え、並々ならない努力も関係しているようで、『シスターズ』(tvN/2022)の撮影で十分な時間がないなか、祈祷師の先生を訪れ共に過ごし、儀式もたくさん見に行ったのだとか。

またその際には、パフォーマンスに入る前の特有の動きや、勝手に身体が震える様、注意深く様子をうかがいながら何かを感じて道具を掴む動作などに注目したそうだ。

そうしていくつもの儀式をみるうちに、同じ動きでも誰がやるかによって雰囲気が異なるという確信を得て、自分だけのスタイルで役に挑むことにしたという。

キム・ゴウンはファリム役を演じた

ファリム役を演じたキム・ゴウン(画像出典:NAVER movie)

祈祷師の真似事ではなくキム・ゴウンだけが描き出すことのできるファリムを完成させたわけだ。役作りに真剣に取り組み、大物俳優までも感嘆させたキム・ゴウン。

日本では現在、『破墓』の公開が議論中のよう。彼女の活躍を劇場で観たいファンは多いだろう。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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