5urprise(サプライズ)という5人組グループをご存じだろうか。韓国の芸能事務所である、Fantagio(ファンタジオ)がマネジメントしており、俳優のソ・ガンジュン、カン・テオ、コンミョンなどがアイドルさながら歌って踊る活動をしていたグループだ。最近、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』が話題を集め、本作にはカン・テオが出演。5urpriseの近況を改めて追ってみた。
俳優のカン・テオが、現在放送中のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌ENA(Netflix)』に出演し、注目を集めている。

5urpriseとして活動していた(左から)コンミョン、ユイル、カン・テオ、ソ・ガンジュン、イ・テファン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
そんな彼はかつて、5urprise(サプライズ)というボーイズグループに所属していたことをご存じだろうか。
メンバーは、ソ・ガンジュン、カン・テオ、コンミョン、イ・テファン、ユイルの5人。
アイドルではなく、“俳優グループ”という名目で結成されたのだが、歌手デビューを果たしイベントを開催するなど、その活躍ぶりはさながらアイドルと変わらなかった。
韓流ブームに乗り、もちろん来日公演も実施している。

5urprise活動当時は、ソ・ガンジュンの知名度が圧倒的だったが、今は遜色ないほどの活躍しているメンバーも。(画像出典:Fantagio)
しかし活動当時、知名度があったのはソ・ガンジュンが圧倒的で、大衆的には“ソ・ガンジュンのいるグループ”という印象が強く、ドラマ作品でもティーザーでビジュアル公開される番手に付いていたのは、彼ぐらいだった。
それがここ最近、他メンバーの知名度もグッとあがり、中でもENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演しているカン・テオは、俳優としてのキャリアを着実に重ねている。
そこで今回は、5人の近況を簡単に伝えたい。
ユイル
5urpriseで最年長、リーダー的存在だったユイル。

6月、女優のチュ・ミナと結婚したことを発表したユイル。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2013年、メンバーと共にウェブドラマ『放課後のくじ引き』に本人役で俳優デビュー、以降H, TRENDY『You Will Love Me(2015)』、MBC『モンスター ~その愛と復讐~(2016)』、OCN『私が恋した男オ・ス(2018)』などに出演。その後の活動が不明となっていた。
実は彼、すでに芸能界から引退しており、現在は事業家だという。
そんなユイルは去る6月29日に、女優のチュ・ミナと結婚を発表。事業に専念しながら、温かな家庭を築いていくことになったようだ。
ソ・ガンジュン
韓国ドラマファンなら知っているであろう、ソ・ガンジュン。

現在は入隊中のソ・ガンジュン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2012年、SBSドラマ『紳士の品格』でデビュー。翌年には『怪しい家政婦』で、ウン家の長女ハンギョル(キム・ソヒョン扮)のボーイフレンド、スヒョク役に抜擢される。以降出演作のほとんどが、助演または主役級ポジションを不動のものに。
2016年tvN『チーズ・イン・ザ・トラップ』では、キム・ゴウンを巡りパク・ヘジンと恋の火花を散らし、演技面でも対等にやり合った。
さらに、2018年放送のKBSドラマ『キミはロボット』では、人間とロボットという2役を担い、見事に演じ分けたことで高評価を得る。

ソ・ガンジュンが人間とロボットを見事に演じ分けた作品『キミはロボット』。(画像出典:KBS)
また、日本にもファンは多く、ソロでのファンミーティングはいつも満席となった。
そんな人気絶頂の中2021年11月に入隊、2023年5月に除隊(転役)を予定している。
(関連記事)ソ・ガンジュンがワクチンに? 子宮頸がんワクチンの斬新な広告に熱視線
コンミョン
5urpriseのマネジメント会社、Fantagio(ファンタジオ)との契約満了後、唯一別の事務所に移籍したコンミョン。

コンミョンもソ・ガンジュン同様、現在入隊中だ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
デビュー当時から、かわいらしい子犬系なビジュアルでファンを魅了。
2016年に出演したtvNドラマ『おひとりさま ~一人酒男女~』では準主役として登場し、ストレートに感情をぶつける“直進年下男子”、“子犬系男子”として視聴者に愛された。
また、最近NCT(エヌシーティー)メンバーのドヨンと兄弟であることを明かし、リアルバラエティー番組やグラビア誌で共演するなど、仲の良さを知らせている。

実弟NCTドヨンとコンミョン、仲睦まじい2ショット。(画像出典:コンミョン 公式Instagram)
彼もソ・ガンジュン同様2021年12月に入隊、2023年6月に除隊(転役)予定だ。
(関連記事)コンミョン 弟のNCTドヨン&ジョンウとバラエティーに挑戦!
カン・テオ
カン・テオは現在、ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に出演中。

俳優として円熟味を増してきているカン・テオ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
爽やかな訟務チーム職員、イ・ジュノを演じている。
社内にファンが多く、女性スタッフからの差し入れが日々絶えない。そんな彼が新たに入社して来たウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)と出会い、不思議な感情を抱き始めるように‥。
2013年、MBC『特命、彼女を守れ!』『ミス・コリア』に出演。以降、着実にキャリアを重ねるも、知名度までは今一歩というところだった。
しかし、2017年にMBC『あなたはひどいです』で、盲目の青年イ・ギョンスを演じると徐々に注目を集め、2019年に出演したKBS『ノクドゥ伝~花に降る月明り~(邦題)』では、出世のためなら手段を選ばない冷酷な王族、チャ・ユルムに扮し、その悪役演技が称賛を集めた。

ウ・ヨンウの不思議な魅力に惹かれていくイ・ジュノ役を好演中のカン・テオ。(画像出典:ASTORY 公式Twitter)
現在27歳(日本年齢)のカン・テオだが、最近は俳優としての余裕が垣間見え、演技に円熟味を増している。
彼もまた入隊が近い年齢だが、もう少し彼の演技を見ていたいものだ。
イ・テファン
イ・テファンは、6月27日に突然の入隊を発表し、ファンを驚かせた。

突然の入隊発表でファンを驚かせたイ・テファン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
いよいよこれから、本格的に主役級での活躍を見せてくれるかと思われていたからだ。
16歳からモデルとして活動していた彼は、ハンリム(翰林)芸能芸術高等学校に首席で入学。
その完成された容姿から、YGエンターテインメント、JYPエンターテインメント、FNCエンターテインメントの3社よりスカウトされたが、全て断り俳優になるべくFantagioと締結したことで知られる。
2014年、『10月のある素敵な日(Wonderful Day)』で主演のイ・ドクファの青年期を演じ、以降オリジナルの役と並行して子役としても活躍。
2016年にMBCで放送されたドラマ『W-君と僕の世界-(邦題)』では、漫画世界に存在するカン・チョル(イ・ジョンソク扮)の護衛、ソ・ドユンを演じ、日本でもその名が知られるように。

イ・テファンがメインキャストの一人として出演した『39歳』。(画像出典:JTBC)
そして2018年tvN『キム秘書はいったい、なぜ?』でイ・ヨンジュン(パク・ソジュン扮)の兄でベストセラー作家のイ・ソンヨンを演じ、存在感を不動のものにした。
また、2022年2月に放送された『39歳(JTBC)』では、メインキャストのキム・ジヒョン演じるチャン・ジュヒの相手役に抜擢され、息の合った演技を見せた。
(関連記事)『39歳』出演 イ・テファン 6月27日の入隊を発表「場所と時間は非公開」
***
こうして、ユイルを除いてはそれぞれが俳優としての地位を確固たるものにしており、これから年を重ねてさらに深みを増す演技を見せてくれることに、期待するばかりである。
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