Mnetオーディション『プロデュース101』シリーズから誕生したプロジェクトグループWanna One。解散してもなお、ファンの間では彼らへの熱が冷めやらぬ状態が続いている。近日、一部のメンバーが合同ステージを披露することで、さらに熱い関心が寄せられることに。人々がWanna Oneに熱狂し、その熱が冷めない理由とは‥

韓国だけでなく日本や中国など、アジア全域が熱狂したMnetオーディション『プロデュース101 シーズン2』。

練習生1人1人のストーリーを引き出し、1つの感動のドラマを完成させた同番組。視聴者たちは”国民プロデューサー”として、”ワンピック(私のイチ推し)”と共に泣いて笑って、上位圏のメンバーで結成されたプロジェクトグループWanna Oneに心を弾ませた。

Wanna One(ワナワン)

Wanna One(ワナワン)(画像出典:Wanna One Instagram)

Wanna Oneは、2017年8月のデビューと同時に新人賞、大賞を受賞して圧倒的な人気を集め、2019年1月のコンサートを最後にグループを解散。当時のコンサートでは、メンバーが1人ずつステージから去るエンディングをリリースし、メンバーとファンが共に嗚咽するほどコンサート会場は涙の渦となった。

現在、メンバーたちは各所属事務所で歌手・俳優として活躍中だ。グループ解散後もWanna Oneの再結成を願う声が続いていたが、今回『KCON:TACT』のステージで一部実現になる見通しだ。

10月14日、韓国の各種媒体によると「『KCON:TACT season 2』で、Wanna One出身のイ・デフィ、パク・ウジン、パク・ジフン、ハ・ソンウン、キム・ジェファンの合同ステージが予告され、Wanna Oneの楽曲を披露する予定だ」と伝えられた。

『KCON:TACT』は、CJ ENMが2012年から毎年開催している世界最大級のK-カルチャーフェスティバル『KCON』のオンラインバージョンだ。夏に開催した”シーズン1″に続き、”シーズン2″は10月16日~25日に開催され、Wanna Oneのメンバーたちは24日の出演を確定し、ファンの間で期待が寄せられている。

解散後も愛され続けているWanna One

解散後も愛され続けているWanna One(画像出典:Wanna One Instagram)

このように、解散から時が過ぎても、Wanna Oneがファンから愛され、メディアで大きく取り上げられる理由は何なのだろうか。韓国では、ある種の”IKEA効果(IKEA effect)”と似ているとの声もある。

IKEA(イケア)とは? そう、世界最大の家具量販店のIKEAだ。なぜ、IKEAがWanna Oneと関係があるのか――。

Wanna Oneの人気の理由とは‥

Wanna Oneの人気の理由とは‥(画像出典:Wanna One Instagram)

“IKEA効果”とは、自身が作った物や関与したプロジェクトに対して、その価値を過大評価する心理効果のことを指す。直接組み立てるIKEAの家具は不便だが人気が高い。人は手間をかけることで、思いやりや愛着が強まることから命名された経済用語だ。

この現象が、まさに『プロデュース』シリーズといえる。オーディションを通じて視聴者たちは自身の推しに特別な愛着を持つようになる。番組に参加しながら推しを育ててアイドルを作り上げ、彼らに課金し、スターの座を守らせたいという気持ちが芽生える。手間をかけることで推しやチームへの思いが増す。まさにWanna Oneは、この効果を享受していると言われているのだ。

いまだ多くの関心が寄せられるWanna One

いまだ多くの関心が寄せられるWanna One(画像出典:Wanna One Instagram)

かつてベールに包まれ、遠い存在だった芸能人が、メディアの発達により身近な存在となっている。ましてや自身が参加したことで結成されたグループなら、彼らへの熱い気持ちがより一層強化するということだ。

爆発的な人気を呼び、リリースするアルバムごとにメガヒットを記録するなど、強大な影響力を与えたWanna One。そんな彼らの解散は、ファンだけでなく、歌謡界も惜しくならざるを得ない存在だろう。このようなことが、Wanna Oneが継続して愛され、注目を浴び続けている理由と言われている。