aespa(エスパ)が、『第19回 韓国大衆音楽賞』で3冠王になり、最多受賞の名誉に輝いた。aespaは2021年『Next Level』で、腕でハングルの”ㄷ(ティグッ)”を作るような振り付けがヒットし、人気を博した。

韓国メディアの聯合ニュースによると、ガールズグループaespa(エスパ)が、『第19回韓国大衆音楽賞』で3冠王になり、最多受賞の名誉に輝いたという。

aespa

aespa(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

aespaは3月1日午後、ソウル・ノドゥル島のライブハウスで開かれた授賞式で、ヒット曲『Next Level』で総合分野の”今年の歌”、”今年の新人”に続き、ジャンル分野の”最優秀K-POP(歌)”まで、3つの賞を獲得した。

韓国大衆音楽賞は、人気や販売量よりも音楽的な成果を基準にした授賞式で、評論家やラジオPD(プロデューサー)など、大衆音楽の専門家が選定委員として参加する。

このためこの授賞式で、新人ガールズグループが最多受賞者として選ばれたのは異例のことだ。

2020年11月にデビューしたaespaは、“KWANGYA(クァンヤ:アバターが住む仮想世界)”に代表される独特のメタバース(仮想世界)の世界観を前面に押し出し、『Black Mamba』から『Next Level』や『Savage』に至るまで3連続ヒットを記録し、一気にトップクラスのガールズグループに躍り出た。

『Next Level』は、腕でハングルの”ㄷ(ティグッ)”を作るような振り付けがヒットし、大衆的な人気と音楽性の二兎を得たという評価を得ている。

aespaは「2021年、『Next Level』をたくさんカバーしてくださり、“ㄷダンス”をたくさん真似してくださった方々のおかげで、この賞をもらいました」とし「これからも、もっとすばらしい歌をお届けしたいです。2022年も頑張って、もっと一生懸命活動します」と受賞の感想を伝えた。

シンガーソングライターのイ・ラン、バンドのSoumbalgwang、エレクトロニックデュオのHAEPAARYがそれぞれ2冠に輝いた。

2021年、3枚目のフルアルバム『オオカミが現れた』で、評壇の絶賛を受けたイ・ランは、彼女ならではの独特な音楽世界を構築し、映画監督や作家としても活動してきたマルチアーティストだ。

イ・ランは「今回のアルバムで、本当にたくさんの好評を得たし、自分自身も大好きで誇らしいアルバムを作ったと思います」「今日も生きていられるようにサポートしてくださる多くの方々に、感謝の気持ちを伝えたくてこの場に出席しました」と伝えている。

BTS

BTS(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

2021年、ヒット曲『Butter』で、米国ビルボードのメインシングルチャート“Hot 100”で、10週1位になったBTS(防弾少年団)は、総合分野の中の1つである”今年のミュージシャン”に選ばれた。

BTSは「意味のある賞をくださりありがとうございます。今後も韓国の音楽が世界にもっと知られるように努力します」と受賞の感想を伝えた。

今年新設されたK-POP部門は、aespa(歌)の他、チョンハ(アルバム)が受賞の名誉に輝いている。K-POP部門は、従来のポップ部門からパフォーマンス中心の音楽を分離して作られた。

チョンハは「『Querencia』が、意味のあるアルバムなので多くの勇気が必要でしたし、不安もたくさんあった大切なアルバムですが、特別な賞で思い出に残せるように招待してくださり、感謝しています」「これからも、もっと良い活動で恩返ししたいです」と語った。




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aespa(エスパ)は、SMエンターテインメント所属のガールズグループとして、Red Velvet(レッドベルベット)以来、6年ぶりにデビューした新人ガールズグループだ。韓国人カリナとウインター、日本人ジゼル、中国人ニンニンの4人で構成されている。

aespaとは、“Avatar X Experience”を表現する“ae”と、両面という意味を持つ英単語“aspect”を結合させている。

2020年11月17日にシングル『Black Mamba』でデビュー。楽曲発表からわずか61日という短期間で、韓国地上波の音楽番組で1位を獲得するという快挙を成し遂げた。

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